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究極の“ロッド”を目指して〜『MZ』始動〜

2020-11-28 16:20:00 | DearMonster開発記

(「あの黒い竿は何?」・・・いよいよ、情報解禁開始!)

今日は『MZ-7』の話。

開発の萌芽は、ごくシンプルに、
「既存のディアモン(仕舞50cm統一)より、
より短く収納できる竿が欲しい!」
だった。

なぜ、より短い仕舞寸のディアモンに必要を感じたか、
それだけで1記事になるので、またいずれまとめるけど、
伝えたい優先順位は、そこじゃない。


(単純に、機内持ち込み可能サイズ、キャスター含め長編55cm、
内寸で50cm以下になるスーツケースに、縦に綺麗に入れたかったのよね)

何より伝えたいのは、
「細かく繋いだ結果・・・
とんでもない竿ができたぞ!」

ってこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(2019年春に上がってきたファーストプロト。
ガイドは、既存の「X」や「V」と比較できるよう、
まずはダブルラッピングで作ってみた。
ティップセクションからだんだん長くなる・・・
“段差レングス”は、「Z」の構想、その最初期からの構造)

ファーストプロトが届いた時、
繋いでみて、魚を釣るまでもなくビビッときた。

よりコンパクトに仕舞える方が、
持ち運びに便利というのは当たり前
として、

語りたいのは“繋いだ後”の話。


(まずは身近なバスで、ひょい! 2019年春、まだ肌寒い時期のこと)


(能登島のベッコウゾイ、ライトテキサスで、ひょい!)

「極端に、操作系の釣りに相性がいい」

具体的に、ワームの操作性、
ロックフィッシュなんかの釣りに相当適性が高い。

「細かく継いで重く、ダルくなるかと思えば・・・逆だ。
既存のディアモンを超える・・・いや、
仕上げ方次第でワンピースロッド超えちゃうぞ!


簡単に言っちゃえば、“ビックテーパー”の最終形態。

この個性を伸ばすためには・・・。

同時並行して『HUNTERS』(税込3万円代シリーズ)を作っていたことも、
決断を後押しした。

「値段には、死んでもらおう!笑」

代わりにこの個性を、限界まで伸ばしてやる!


(そして、2年の歳月をかけ、このように行き着いた。
従来のディアモンは、ティップはガイドを4つ乗せてたけど、
40cm以下で無理なく配置(特に第2セクション)すべく3つにしたため、
ティップ周辺ではブランクは40cmより更に短くなった。
「必ずティップ側端にガイドを配置する」という、
そんな“ディアモンルール”故の必然からスタートした“段差レングス”は、
結果的に、1本のロッドとして想像を超えた高性能を獲得するに至った。
必要のないものがなくなった時が完成……
最終的にバットセクションだけ、“ディアモンルール”限定解除でガイド無し。
12月中旬より受注開始予定。 詳細スペックはコチラで)

『MZ-7』

究極、終着点を意図する「Z」。

ブランクに関して、素材も製法も、
現時点のラインナップで「X」や「V」で最高の素材を最上の技術で仕上げている。

セクションによりカーボンシートの素材やレイヤー数、形状、重ね角度を
狙い所に応じて最適化しているのは、
何も今に始まった事で無く、2012年のディアモンデビュー時から。

「1つの究極は1ピースロッド。
ただ、1ピースロッドとは逆ベクトル、
マルチピースだからこそ作れる
究極のロッドを追求する!」


と言うことは、
やがて10年前から言い続け、世に送り出し続けてきたことだ。


ブランク製法に関しては、
ある意味、最初から終点にきている。
最適化のための「調整」はあっても、「修正」すべき部分は見当たらない。

既に完成の域にある製法で、
その「構成」だけ変えた。
“段差レングス”で作った。


結果、特にティップ付近の繊細さが際立ち、
低負荷時での使用感は先調子、“新しいディアモン”が顔を見せた一方、
魚とのファイトやキャストなど高負荷時は“いつものディアモン”。
ぶっ飛ばし、魚を浮かせ、バラさない……
長年ご愛顧いただく“らしさ”は、そのまま残っている。

いわゆる“パラボリック(可変)アクション”というやつだ。


先調子という“新しいディアモン”の表情、
「Z」個性を、より伸ばすために。

試行錯誤の余地がより多く残っているのは、ガイドセッティングだ。
総合力のステン&SiCガイドの「X」
操作性(感度)重視のチタン&トルザイトガイドの「V」・・・
ガイドの選択肢の追求は、行き着くところまで来ている。

やっていないことは“巻き方”の試行錯誤、
「シングルラッピング」の導入だった。


こだわり続けてきた「ダブルラッピング」(強度重視)の追求を、
一度クールダウンしてみること。


従来のダブルラッピングですらも

「ディアモンは、
“マルチピースロッドとしては”感度がいいね」

と評価いただいたことも多かった。

「ありがとうございます!」と口では言いつつ・・・
「いや、まだ全然“本気”出してないっすから!」と心では思っていた(笑)

一般的なバスロッドのように、シングルラッピング製法にすれば、
“既に持っていた”感度特性
余力を残してなお評価いただいていた部分が、
鮮やかに浮かび上がってくる。

(なんならシングルフットガイドにすれば、もっと際立つが……まだやらない)

「“マルチピースロッドとしては”・・・なんて、ね(笑)
感度の本質は、そこじゃないんだけどな〜。

んなら、そろそろ“本気”(の片鱗)
見せちゃってもいいかな?」


と思った。

こんな長いブログを読んでくれている方だからこそ信頼して話しますが……
アジングロッドくらいにまでになれば別だけど、
1オンス投げるようなバスロッドクラスの肉厚のブランクに関して、
感度特性はブランクよりもガイドセッティングの影響が大きい。
しょーもないブランクでも、ガイドを小さく軽くするだけで、全然違う。
ネット記事なんかでよく見かける、過去の固定観念(マルチだからダルい)なんかは、
実際自分でガイドを交換して比較検討したうえででもない限り、
極論、この「Z」に触れないで物知り顔で話すのは、
事実ではない情報を発信することになるかと(笑)



シングルラッピンングへの検証は、
実は「Z」より前、2018年から色々やってるのだけど、
それもそれで1記事になってしまうので、またいずれ。



(ごく簡単に。数年前からチラ出ししてきた“黒いディアモン”全てが、
シングルラッピングのサンプル。「Z」とはまた別のテストモデルも混じる。
2018年夏のロシアあたりから旅に導入し、検証している)

「シングルラッピング」・・・今のところ3年耐久テストして、
現時点の結論を簡潔に言うと、

ディアモンのブランクなら、
シングルラッピングでも必要十分」
だった。

理論上、もちろんダブルラッピングの方がロッドに優しい。
弱いブランクだと、確かに、ダブルフットの方がもつだろう……が、知らね。
少なくとも、ディアモンなら、
シングルラッピングでも大丈夫。


一方で「ダブル“フット”は、やっぱり旅には重要」とも思った。
もちろん扱い方にもよるけれど、
シングルフットガイドでの破損トラブルは、ダブルフットの倍以上・・・


そんなわけで「Z」の2ndプロトは
「V」と同じチタントルザイトガイド
(全ダブルフット)を、
シングルラッピング
で仕上げた。


“バスロッド”の範疇なら、
シングルフットガイドを使えばより軽く仕上がるのはわかった上で、
僕が思う“トラベルロッド”として、
“怪魚”相手にも一歩も引かない(と思う)最軽量セッティング。
“ダブルフット&ダブルラッピングで、ティップ側端に配置”
と言うディアモンルールは、2ndプロト時点では、
「ダブルラッピング」のみ限定解除。

そんな2ndプロトを手に、2019年夏、学生たちと一緒にモンゴルへ向かった。





至れり尽くせりの“ツアー”じゃ無い。
自分でポイントを探し、釣っていく“ディアモンチャレンジ”。


(ウィードレスチューンのモンキャで探し&カバーから誘い出して、
食わせのルアーで仕留めるといった感じ。海外でもそんな釣り、やるんです)







もちろん、年齢的な経験値もあるけれど、
基本、学生さん2名に先にいいポイントを譲ってなお、
魚を連れてきたのはおっさん(僕&タクト君)の「Z」だった。

そして、旅の最大魚も。




(学生さんたちも惜しいところまで行ったものの、
滞在した数日間ではふたりともボウズという状況)

正直な告白も。
やはり、チタンフットのガイドは、ステンに比べれば弱い。
未舗装の悪路では、タクト君の「Z」は第5セクション端
(一番手前のガイド)が曲がって、潰れた。


(「Z」だから、というわけではなく、「V」でも、
チタンガイドでは同じことが起こる。
やっぱり強度面では、ステンの「X」シリーズが最強だ。
以後、タクト君はこのガイドを取っ払って使っていた)


(自分は、大丈夫だった。この辺は、扱いによるだろう。
ただ、実際の使用感で、一番手前のガイドは要るのかは疑問が。
“ブランク端に配置する”というディアモンルールも、
使用感重視で限定解除して良いんじゃないか・・・そんなことを思いながら、
写真のように180度回し、ラインを通さずにテストした)

帰国後、気になった点を微修正したプロトを発注し、
それが仕上がってくるまでの間、
自分はリール竿を持たずにアフリカに行ったり、
『HUNTERS』や『MX-9S』のテストを兼ねたハネムーンで、アジアを放浪した。


(タクト君は日本で、「Z」をオフショアでも検証したり。
ちなみに「Z」ももちろん“ディアモン”なので、
グリップ互換構造は変わらず。イカパンチがわかる感度です)

年明けて2020年2月、
微修正されてきた3rdプロトを手に、
最終テストにアジアへ飛んだ。

また次回にまとめるけども「アジアの自由旅行」への最適化、
LCC時代の究極のロッドこそ、
『MZ-7』が目指した頂だから・・・。


(狙っていたトーマン・ブンガ)

まずはマレーシア、レア系スネークヘッドを狙う・・・
ブッシュを舐めるように小型スピナベを操作したり、
バックスライドワームをカバーに放り込んでいく釣りは、
まさに日本のバスフィッシング。
「Z」の感度と操作性が存分に発揮される釣りになった。


(一般種のトーマンも釣れる。ルアーはTKツイスター。
外道のため真剣に釣ってないが、この日確か、トーマンだけで4本釣れた)

ディアモンユーザーさんからも近年、
なかなか苦戦が聞かれるトーマンだけど、
ペラルアーの高速巻きや、稚魚ボール狙いだけでなく、
狙い方を進化(深化)させることで、まだまだ先がある・・・

遠征=パワーフィッシング、ショートレングス、
ことアジアに関しては、その時期を過ぎたように感じる。

6フィートアンダーの竿だけ、
ミノー&ペンシルのプラグの釣りだけじゃ厳しい、
そんな時「Z」があれば、釣りの選択肢が広がることは、間違いない。

アジアを代表するゲームフィッシュ、トーマン。
自分もそうだったように“怪魚”の入り口であり、
また世界を広く旅した後の回帰点(これまた「Z」だね)として、
“楽しい未来”を感じた1日だった。

そして、南インドへとハシゴ。


(基本はオカッパリからの開拓に)

観賞魚業界的にはライギョ(の多様性)の聖地にして、
釣り文化はまだまだ黎明期のインド南部。
“ツアー”は存在せず、
宗教上の理由だろうか、淡水域では漁師を見つけることも一苦労・・・
自らの足で開拓する、せざるを得ない、
“古き良きアジア”があった!


さてここまで「1本の竿」として、繋いだ状態での使用感や、
活躍状況だけを語ってきたけど、「分割時」の使用感もちょっとだけ。

「Z」は携行性と言う意味でも“究極”だ。

インドでは特に「Z」の変則7ピース構造の恩恵を感じた。
例えばそれは、以下のような状況。


(2ピースロッド的に分割するとこんな感じ。ちょっと狭い)

オフラインマップ(MAPS.ME)を表示したスマホ片手に、
トゥクトゥクを拾ってラン&ガンを繰り返していたのだが・・・


(3ピース的にはこんな感じ。トゥクトゥクならこっちがオススメ!
“段差レングス”により、一番弱いティップ部が一番短くなるのも、
破損防止の観点で言うと◎)

グリップ分割(“変則”と呼ぶ部分)を除けば、
事実上の6ピースロッドが「Z」。

「6」という数字は、
2でも、3でも割り切れる。


時に2ピースロッド的に、時に3ピースロッド的に、

釣り場に着いてから、
小移動での利便性も非常に高い。


6〜7フィート前後、
ベイトロッドとして最も汎用性が高いこのレングス、
近年のマルチピースロッドは、ウチのディアモン含め、
概ね5ピースが多いけど、5は2や3では割れない

「2+3」と分割して、仕舞長が違う2ピースロッドとして、
多少の不満を感じつつ持ち運ぶのが常だったが、そこも“スッキリ”した。
その“スッキリ”感、美しさは強さでもあって、、
小移動時の破損防止にも繋がるのも間違いない。

最大分割(6分割)時、
大移動での利便性は言わずもがな
だ。


(遂に、船を出してくれるオッさんを発見!
漁師少な過ぎ・・・まさかそこで苦労するとは思わなかった。
やはり、予定調和じゃない“旅”は楽しいね!)


(そして到達、目的の青いトーマン!)


(超大物はこの時代、誰かが先に着目し、確立し、商業化されている。
純度の高い“釣り旅”、自力開拓旅の面白さ、
アジアのバックパッキングには、「Z」は素晴らしく相性が良いぞ!)

チャンスが多くないレアフィッシュを、
確実に手にして帰ってこれたのは、「Z」のモノとしての能力、
「より釣れる竿」と言う部分が少なくない気がする。

・・・こうして、最終テスト旅を大満足で締めくくり、
帰国したのが2020年2月、
以後、コロナ、コロナの世界になってしまった。

「しばらく海外はいけないだろうな〜
まぁ、それならそれで・・・



インドの旅を経て、もうひと磨き。
細かな部分に微修正を加えた最終4thプロト(確認用)を発注し、
「Z」と言う旅は、一息ついたのだった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて。開発という旅は終わったが、
地元での自粛生活の中、
身近なターゲットに癒しを提供してくれたのもまた「Z」だった


(犬の散歩ぐらいしか外出にひと目が気になる緊急事態宣言中。
「ふーっ、息が詰まるゼ」と携行し、近所の川で
BATRA-Xのアクションチェックをしていたら、良型バスが飛び出した)





越県移動が制限されている段階では、
わざわざSNSにアップするほどではない
地元野池のアベレージサイズのバス達、
地元富山で気軽に釣れる30cm以下のキジハタやカサゴに使い、癒された。

使用感が軽快だと、いつもの1匹でも、より満足度も高い
と知った。



越県移動が可能になった後、
『HUNTERS』の取材で辻くんの地元・三重を訪れた際には・・・



ごめん、
辻くんが『HUNTERS』で1匹釣るまでに、
「Z」で4匹アカハタGET(笑)


竿の特性の問題で、感度に振った「Z」は、やっぱり無双した。
ロックフィッシュをやり切れるマルチピースロッドというのは、
過去になかったと思う。
もちろん、レングスやパワー感からMAXサイズの対象魚を狙うには
短くライトだが、漁港や堤防のキジハタやカサゴ、
磯のアカハタくらい、小型ロックフィッシュなら「最適」と言ってもいい。

そして大型狙いでも、ボートからなら・・・

それを裏付けるような報告が、つい1週間ほど前、
「ちょっと貸してよ!」ということで、
最終プロトを送った愛知のイトーさんから届いた。


(まじかー!キジハタ56!!初使用で自己記録タイ!)

すぐ返送してくださるかと思ったが、
「また次の週末も行くからしばらく使ってみたい!」と(笑)

使っちゃえば、手放せなくなる感・・・わかりますよw

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなわけで「Z」が「Z」たる所以、
魅力・特性がいくらかでも伝わったらこれ幸い。

極論、触ってみないと伝わらないとは思いつつ、
ただ「Z」は店頭には並ばない、並べられない原価になってしまったので、
ネット販売限定のロッドになります。

ハイエンドがハイエンドたる理由、思い入れ・・・
書きたいことはまだまだあるけど、
長くなりすぎる(過去最長、その点も「Z」になっちまいますゼ)、
とりあえず今日はこのくらいで。

〜続く〜


(仕舞寸40cmから結果として行き着いたレングスは、6フィート半。
最もバーサタイルな竿に着地したのは、運命的ですらあると思った。
そして変則「7」ピースというのも『MX-7』のネーミングに相応しい。
10kgリフトパワーという“怪魚”を想定しながらも、
135gという重量は、国内の釣りをも鮮やかに磨き上げる。
詳細スペックはコチラで。12月中旬、予約開始)

『MX-9S』進捗状況

2020-11-17 18:07:00 | DearMonster開発記

(この写真は2019年の1stプロトにて。
今年は釣り過ぎて、持ち撮りはしなくなったようでw)

北海道の『Dear Monster』テスターの健ちゃんから、
『MX-9S』のサケ釣りレポートが届きました!



(ちなみに、2018年シーズンは『MX-7S』で111本釣り、
「より長く強い竿を」と翌2019年は7Sで3匹、9Sで119匹だった。
さて今年は・・・)


(送った9Sは、毎年大量のイクラになって富山に還る)


(スズキを追う『HUNTERS』の若者たちにも、最良の栄養補給に)


・・・昨シーズン、2019年度は新モデルをリリースしなかった
『Dear Monster』だけど、
いくつかの開発中のモデルのテストはしっかり進めており、


(昨シーズンの段階で写真は送ってもらってたんだけど・・・)

手に馴染むまで使い込んで、
その上で思うところを修正・反映し……
ようやく、胸を張ってリリースできる新作が仕上がったかと!


(自分もハネムーンにかこつけて、
今一度タイの釣り堀を深く遊んだ)

前振りが長くなったけど、
『MX-9S』(最終プロト)での健ちゃんの2020年鮭シーズンレポートです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『MX-9S、2019&2020の2シーズンの鮭釣りでフル投入しました。
最初に釣果成績から…
2019年が119本、
2020年が224本、
オール9Sでキャッチです!



(2019・1stプロトにて。セパレート部が長い)


(2020・最終プロト(3rdプロト)にて)

★鮭釣りってどんな釣り?

そもそも「鮭釣り」、想像つかない部分が多いと思うので
ザックリ説明させてもらうと、
『総重量50〜60gほどの「浮きルアー仕掛け」を組み、
サーフからのキャスティングで、
スローリトリーブしてくる』
というのが基本となります。

ウキは中通し式で上下をウキゴムで固定(状況に応じて棚を調整)、
スプーンは自分の場合45gオンリー、
タコベイトに長めの自作段差フック、
餌は塩で締めたカツオの切身を使っています。



★タックルデータ

タックルセッティングは、
MX-9Sにシマノの4000番(19ストラディック4000XG &20ストラディックSW同番手)。
メインPEは2.5号。



メインPE2.5号の先端をダブルラインにして、
フロロ10号全長1.5mで組んだ浮きルアー仕掛けにループで通し、
直結して使用しました。
仕掛けの最上部はスイベルで、
それを巻き込まずにキャストしなければなりません
(故に、キャスト時の垂らしは1.5m+となります)。


(浮きルアー仕掛けトップとメインPEの結束部。
キャスト時もランディング時も、これ以上巻き込めない)

★飛距離(MX-9S≧一般的な鮭ロッド)

釣り人が多く、垂らしも常に1.5m程になるため、
安全確認して後ろに構えてから「よいしょー!」と乗せて
振り抜くキャストになります。


(まだ間隔広い方、ですね笑。)

そのようなキャストスタイルで、
総重量約55gの浮きルアー仕掛けの平均飛距離は50〜60m。
一般的な鮭ロッドは10フィート前後ですが、
約8フィート半の9Sでも飛距離は周りの釣り人と変わらない、
場合によっては(比較対象によっては)上回るレベルでした。

2019年1stプロト→2020年最終プロトで、
グリップ長とブランク長のバランスもスマートに変更されて、
より気持ちよく「重みを乗せて、振り抜ける」ようになったと思います。

操作性の良さ、繊細さを求められる状況に対応できる
(MX-9S>一般的な鮭ロッド)


鮭の群れが沖に留まっている場合、
フルキャストしてからハンドル数回転もしないうちにアタリが来たりします。
「コッ、コツ、コツ…」といわゆる"前アタリ''が出る事が多いのですが
(ちょっかいかけながら追ってきている状態)、
波の中、50m以上の遠投先でもしっかりそれを感じる事ができました。

鮭釣りでは、
「''前アタリ''では合わせない、重みが完全に乗るまで待ってから、
思いっきりフッキングを叩き込む」が基本
とされています。
ですが、自分の場合は''前アタリ''を「ビシッ!」と積極的に掛けていきます。
コレによって周りと釣果に差が開く事が多いのですが、
軽快な操作性が大きな強みになりました
(プラス、9Sの「カタさ」も貢献しています。パワー感については、また後ほど)。
ダルんとした鮭ロッドや柔いシーバスロッドではやり辛いでしょう。

遠投している場合、波にPEラインが揉まれてしまいます。
基本的にロッドは上段に構え、スローリトリーブしながら度々小刻みにシェイクし、
ラインを波から(海面から)振り解いて対処していました。
竿全体のバランスが良いので、
「なんちゃってミドスト」みたいな動作も無理なくこなせます。

波&潮流にスプーンが引っ張られる感覚、
スプーンが「フルフルフル…」とお尻を振って泳いでいる感覚を
常に意識することができました。
(「引っ張られすぎてスプーンが浮き上がっているな」と感じたら
一瞬ベールを返しラインスラックを出して、すぐに対応。)

パワー感(MX-9S>一般的な鮭ロッド)

掛けてからは適度にゴリ巻きです。
鮭のアベレージサイズは70cm程(50cmアンダー〜90cmオーバーまで)ですが、
魚が「ゴンゴンゴン」と首を振ってキリモミしつつも、
左右に走らせる事なく真っ直ぐに引っ張ってこれます。
仕掛けトップのスイベルをティップに巻き込まないギリギリまで寄せた後、
人の群れから余裕を持って引き抜いていけました。


(深くて腰ぐらいまで立ち込み。ランディングネットで掬う人もいますが、
僕は人の隙間を抜けて、魚を浜まで引っ張っていきます。)

立ち込んで竿を振っている状況だと、人と人の隙間から魚を引き抜いていく際、
周りに迷惑をかけないように制御しなくてはなりません。
この時にロッドが無理な角度にならざるを得ない事も多く、
毎年竿を折っている光景をよく見かけます。
ですが、9Sはパワー面だけで見ると鮭相手にはオーバースペック。
魚を水面まで持ち上げてしまえば、
多少強引にコントロールしたところで不安はありませんでした。

MX-9Sの良いトコをフル活用、圧倒的な竿頭を取れた状況

魚が浜の足元ギリギリに溜まる事もあります。
そんな時は人の隙間を縫って手前にピッチング
→m周りよりショートレングス、取り回しの良さ)
潮流に対して魚が同じ向きに整列しているため、
それを読んで浮きルアーをコントロールして流れの中でステイ
→小技を効かせられる操作性)。
手前で掛けて、すぐにずり上げランディングして次のキャストへ
→鮭にはオーバー気味のパワー感)…。
この状況になると、無双モード。9Sの良いトコ全てが、
バチッとハマってくれました。


(仕事前の2時間で25本キャッチの日。
昼までやれたら40本超え狙えた感じ!)

今シーズンは「朝の2時間で25本」「昼過ぎまでで30本」等、
周りに大きく差をつけて竿頭を取れる機会がありました。
上記した『ショートレングス』『操作性』『オーバーパワー』
の3点で(それらが周りより優って、良いほうに作用しているので)、
9Sから受けた恩恵は大きかったと思います。







以上、まとめると、
操作性良く小技を効かせられ、
バランス良く(周りより)ショートレングス故に取り回しが非常に良い。
それでいて、
欲しいところではオーバー気味のパワー感を思いっきり活かしていける。


身体に馴染ませたら、
強〜弱、欲しいところで欲しい部分、
各性質を引き出してこれる。

海のオフショアキャスティングは
やらない僕でもしっくりくる、
バーサタイルパワースピン。


といった感じですかね。
もう僕の鮭釣りは、9Sがないと成り立ちません。笑



3000番リールに、敢えてメインPEを2号に下げて、
より操作感を軽くしてのロックフィッシュ狙いもアリかなあと思っています。
足場の高い堤防や、磯からの大型狙い。
「繊細さと強引さ」どちらも必要になるという点では鮭と共通していて、
こちらも楽しみです。



ガチ磯ロック(巨大なソイ狙い)にも投入予定で、
そちらはとりあえず鮭と同セッティングでやってみて、
タックルバランスを調整していこうと思います。
根魚レポートは、またデータが溜まり次第報告します!』

これで、レポート完、です。笑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

健ちゃんの鮭釣りの異常性は、周囲にいる人も脅威に映るようで

「その竿、どこで売っとるんや?」

とおじいちゃんに言われたこともしばしばだそう
(すいません、北海道は取扱店募集中ですw)

面白いのは、勝手にYouTuberさんにUPされているところw


(最後、にツッコミどころがw)


「レポート以後、新たに3本釣れまして、その際撮った写真2枚、追送しておきます。
怪力スナップ、ロクな写真でなくて申し訳ないです(汗)」





これにて、
2020年は227本!


釣れたサケは、自分で食べる以外に職場や近所の方々に配ったり、
周囲の釣れてないおじいちゃんにプレゼントしたり、
それでも釣れすぎる際には、リリースしたりしてるそう。
1mに迫る巨魚を、
それこそアジング並みに数釣って深めていける環境、羨ましい!

北海道の(アキ)アジング、あえて人混みの中で釣る愉しみ・・・
来年は僕も行こうと思ってます!



(サケのシーズンが終わって、テストはロックフィッシュにシフト)



(海外に行けない今年は、後回しにしてきた国内を楽しみ尽くす…
本業が寒さと雪によって休みになるこれからが
健ちゃんにとって本格釣りシーズン。「今年はロックに捧げる」期待大!)

『MX-9S』納期が見えたらまた告知します☆




『HUNTERS』の秘蔵っ子〜川合正悟という男〜

2020-11-13 10:13:00 | DearMonster開発記

(川合正悟という男。1996年生まれ、富山県在住。
24歳(2020年11月現在)写真のパカーホは今年1月撮影@タイ)

今日は『HUNTRES』のテストをお願いしてる、
川合くんのお話。


前回ブログでは3日連続
ランカーシーバスの話を書いたけど、


前回ブログに詳細)

「上手いヤツより、熱いヤツに使って欲しい!」(by菅ちゃん)

そんな『HUNTERS』において、
熱さに、プラス引き運の強さも持っているのが川合くんだ。
“運”ってのは、偶然でなく、自ら引き寄せるもの。
総合判断能力の結果だと個人的には思っている。
その総合判断能力を、“とある事件”をキッカケに
一気に爆発させたのが川合くんだ。


(ランカー3連発後も、落ち鮎パターンにシフトしメーターを追う。
なんというブリブリのシーバス!)

出会ったのは、2015年冬、
地元・富山での僕の講演だった。


「僕も、タイ行ってきたんですよ〜(ドヤドヤ)」

「小塚さんみたいに、世界中で釣りしたいです(ギラギラ)」



川合くん、当時19歳。
正直、あまり良い印象はなかった(笑)

僕「タイでどんな釣りしたの?」

川合くん「釣り堀でバラとメコンオオナマズのメーター釣りました!(ドヤっ!)」

僕「・・・へー。すごいねー(棒読み) で、どれぐらい行ってたの?」

川合くん「5日間です!」

僕「釣り旅の、本当の面白さは、その先に広がってるよ!
タイでの経験を生かして、1ヶ月ぐらいの長期で、
できればひとり旅で行ってごらん!」


そんな彼を、悲劇が襲った。
2016年5月、職場の50tプレス機が、
利き腕の右手を押しつぶした。


一時、五指全損&切断の可能性もあったそうだ。。
しかし、手術を繰り返しながら、
できる限りの復活・指の再建を模索していくことになった。

色々思うところがあったろう。
彼の心中は、現状まだ五体満足な自分は推し量ることしかできないけど、
彼はそこで塞ぎ込まなかった!

利き腕と逆、右投げから左投げに(強制的に)変更し、
右手がハンドルを回せるまでに復活したあとは、
手術の合間を縫って、狂ったように海外を目指した!

(生活は労災で保障されているので)


(旅② 2016.9月ボルネオ 三週間 ※単独行)


(旅③ 2017.5月6月パプアニューギニア 一ヶ月 ※単独行
ボルネオでの旅からマルチピースロッドの重要性を認識し、
労災で(笑?)、『MX-7』を購入してくれた。
しかも向かったのは、北部・セピック水系のガチ開拓)


(旅④ 2017.8月9月イリアンジャヤ 三週間 ※単独行
セピックでの敗北から、ニューギニア島内でもインドネシア領へ)


(旅⑤ 2018.2月3月ベネズエラ 三週間
当時のベネズエラの情勢を考えれば、無謀とも言える釣行)


(旅⑥ 2019.4月5月ケニア 一ヶ月 ※単独行
この辺りから、覚醒した感あり。目の離せない存在に)


(旅⑦ 2019.8月マレーシア 一週間。
淡水はイマイチなもの、釣り堀や海での釣果は後ほど)


(旅⑧ 2019.10月パプアニューギニア 三週間 ※単独行
また、ニューギニア島の別エリアへ)


(旅⑨ 2019.12月〜2020.1月タイ 一週間。
ゆるり旅ながら、釣り堀でTOP画のパーカーホを手にする強運)


(旅⑩ 2020.2月3月タンザニア、ザンビア 一ヶ月 ※単独行
珍しい、タンガニーカパーチの黒化個体・・・すごい引き運だ)

誰が呼んだか(僕か古田かだったような)
労災怪魚ハンター

逆境をバネに、それすらもポジティブに、
海外に挑戦し続ける彼の姿には、結構感動した(笑)


(旅⑦2019.8月マレーシア 一週間 
釣り堀のグルーパーと、共通友人手配のセイル釣行)


(この頃から『MX-9S』のテストをお願いするようにも)

そして、傷の回復と、コロナの流行で海外へはひと休み、
この春再就職し“労災怪魚ハンター”は卒業した…。


改めて、彼の旅路を振り返る。

旅①2015.2月タイ 五日間
(2016年5月 大怪我)
旅②2016.9月ボルネオ 三週間
旅③2017.5月6月パプアニューギニア 一ヶ月
旅④2017.8月9月イリアンジャヤ 三週間 
旅⑤2018.2月3月ベネズエラ 三週間
旅⑥2019.4月5月ケニア 一ヶ月
旅⑦2019.8月マレーシア 一週間
旅⑧2019.10月パプアニューギニア 三週間
旅⑨2019.12月〜2020.1月タイ 一週間
旅⑩2020.2月3月タンザニア、ザンビア 一ヶ月

事故後、4年弱で9回の海外釣行というペースは、
多感な20代前半、同年代期の自分を上回る。

「“時間”は買えるが“時代”は買えない…」
初めて出会った時の講演でも話したこと。
35歳になった今、20代前半での約10回の海外経験というのは、
今後、何十回自分が行こうと得られない価値があると思う!

その上で、長期遠征のほとんどが単独行だ。

自ら足で釣果を伸ばしていく、
そのスタイルは、国内もしかり。
海外の高ポテンシャルフィールドでしか釣りしない、
国内での釣りは案内人がいないと成り立たない…
そんな“自称・怪魚ハンター”も増えてきた昨今にあって、
元・労災怪魚ハンターは、毎日仕事前後に釣りに行く系
いわゆる“ローカル”としての、
地元の釣りへの情熱も持ち合わせている。

富山という土地柄、地元ではソルトがメイン。
新潟〜能登半島まで、旬の釣りを、
キトキト(北陸の方言で「新鮮な」の意味)の海の幸を追っている。

最近のあだ名は誰が呼んだか(笑)
キトキト・ハンター!



(春は富山のホタルイカパターン)


(『HUNTERS』のプロトを託した今年の夏からはキジハタを煮詰め)



(秋のシーバスが一息つけば、メバルの季節。
これだけ釣ってれば、ローカルとしての“しがらみ”もありそうだが、
直感的に回避してるんだろう、チームなどは無所属で、どこまでも自由)

「再就職して、これからガンガン海外行こうって時に、
コロナ、本当にウザいっす!」


国内でも人並み以上に釣りつつ、海外への情熱は全く衰えていない。
コロナで富山に軟禁された2020年の春、
結果的に富山在住の川合くんとの釣行が増えたことは、
僕にとってもプラスだった。


(時々船に乗れば、“引き運”で、富山湾でこのサイズのアラを出す)


(もちろん、国内遠征も。『MX-7』とジョイクロだっけ?)


労災怪魚ハンター、改め、キトキトハンター(仮)

誰も真似できない(したくない)、オンリーワンの“生き様”(ストーリー)・・・

僕「ぶっちゃけ、手潰れてよかったでしょ?(冗談)」

川合くん「いやいやいや、もう絶対嫌ですよ!(笑)」


出会って5年、
我武者羅な旅の果て、変な気負いが抜けた。
スポンジ並み(?)の吸収率100%、
(敬意を込めて)バカ素直さが、川合くんの魅力。
ちょっと抜けたところもあるけど、付き合いやすい、
とっても魅力的な若者に進化した!


僕「ちなみに、利き腕潰れたら◯◯◯ー困らなかった?笑」

川合くん「左手だと全然気持ちよくないっす!笑」



(国内外、ディアモン&ハンターズ以外の釣果(の一部)
ウチの竿についても、客観的な視野でみれる釣り人かと)


……モンキスのディアモンも購入し、主に遠征で使ってくれていた川合くん。
一方、他ブランドの竿も、適材適所で購入・使用する真性の釣りキチ。
まだ24歳、キラキラ輝く原石に“色”をつけるのはどうなのか、
流石に労災を受け取っているうちはなぁ・・・なんて迷ったが、
こんな24歳は他にいない。しかも、地元・富山に育った。

僕「『HUNTERS』、よかったらプロト使ってみる?」

川合くん「是非!!」


菅ちゃん&辻くんに続く、3人目の『HUNTERS』。
今後、モンキス製のロッドの空白領域、
ライトなスピニング等で、彼の意見を反映させていけたらと思ってます☆


(船長オレ、“怪賊船・地球丸”でHT-6×4“Backpacker”のテスト行。
ちなみに『HUNTERS』のテスターは、基本R25までで考えてます)

『HUNTERS』発送開始&富山近況

2020-11-10 10:36:00 | DearMonster開発記

(いよいよ出荷開始!&愛車とのお別れを、この日まで待った)

モンキス・新シリーズ『HUNTERS』、
いよいよ出荷開始です!!


一足早くプロトを握ってもらっていた地元・富山の川合くんは


(プロトの『HT-67“Bushman”』にて)


(上顎計測で92! フツーに測れば94とかのサイズw)


(拡大。諸般の事情で、製品版のサブネームに関して、
“Explorer”からプロトの“Bushman”に戻りました)

ここから、3朝連続!


(「前日より小さいから測らんでいいやろ」とリリース)


(一方僕は、試供品のトレブルフックのテスト。このサイズなら
“フックポイント2個まで”の自分ルールの例外でイイかなと。
釣れるまで釣り続ければ必ず釣れる…ワン&オンリーの1本を求めて)

その翌朝も・・・


「「一昨日よりは短いから、弱る前に・・・」とすぐリリース。
“誤爆”も多い釣りだが、グラスの恩恵もあるんだろう、
川合くんは出れば高確率で掛ける&獲る)

以上、自分より飛ばす&先に掛けるもんだから、
いいタイミングのいい時合が、
3朝連続で川合くんの撮影係で終了(笑)



(太っとい。80以下は釣れない、3本連続90クラス、
これが富山の秋シーバス!ヒットルアーは3匹ともスーパーマグザラ)

「…オレにも釣りさせろ!笑」


(「そのうち釣れるでしょ」と、すっかり日課になったゴミ拾い。
釣りのついでに拾うのか、拾うついでに竿出してるのかわからんw)


(川合くんから試しにマグザラ借りたらすぐ出た。ダツだけど。
BKKの『スピアー21』刺さるなぁ…しかしシケ後の河口は汚い!)

とまぁ、そんな感じで、
東京湾の様には連発はしないけど、出ればデカい・・・
訳あって10&11月は県外に出ないと決めた分、
地元・富山の秋を深めてます。
今時期だと、ビックベイトでシーバスに使うのが旬かなと!


(シーバスもMAXクラスになると、別の魚の風格だなぁ)

皆さんも『HUNTERS』で、
秋を楽しんでみてください‼︎




(誰が呼んだか“労災怪魚ハンター”、
改め“キトキト・ハンター”川合くん。
『HUNTERS』の秘蔵っ子、次回更新は彼について紹介します☆)


<<追伸>>

愛車・ハスラーの最期。


(7月玉突き事故で挟まれ、廃車が決まったオレンジのハスラー。
この車に似合う様にと、『HUNTERS』をデザインした)


(新しい相棒もスズキの軽。ナビ&ETCは継承。
ハスラーでは出来なかったことを…汚くも美しい車に育てていく!)


(6年で17万キロ走った相棒の魂は『HUNTRES』として受け継ぐ…)


(レッカーへ。最終走行距離、17万2559km。
お疲れ様。ありがとう!)


(いつかまた、オレンジの車に乗りたいなぁ)