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情熱大陸、オレ論

2013-06-23 23:40:00 | メディア告知

(燃え尽き大陸、“自分超え”ヒライーバ)

『情熱大陸』、放送終了しました。

番組では、オファーの段階で「それだけは違う!やめてくれ」と断っていたつもりでいた、
『研究』という切り口に結びついて、ピライーバが紹介されちゃいました。
編集サイドの意図は別のところにあったそうですが、
結果として、僕がナマズを研究目的で釣っていると誤解された方もいるでしょう。
食糧危機など、社会問題に対して何らかの目的意識を持って旅に出ていると誤解された方も、
いるかもしれません。ちがいますので。
僕は、ナマズの研究(学術的価値)なんて、全然興味ない。
カッコイイから、会いにいくだけ。
むしろ、食料資源になんてして欲しくない。カワイイから。
ごく近い仲間(男共)たちからは「養殖とか、食糧問題とか、不要」
「期待はずれだった」「小塚さんの魅力が全然出てない」という意見ばかりでした。

・・・そんなわけで、僕個人は編集を気に入っていない
&怒りブログで激昂&その後ひとり落ち込んだのですが、
制作会社のスタッフさんが、今朝、社長さんも含めて富山に説明に来て下さり、
真摯な説明をしていただきました。
昨日も実は、ディレクターさん&プロデューサーさんが関東で事情を説明してくださり、
「研究と結びつけるな、ってはじめっから言ってたじゃないですか! 
食糧問題だとか、養殖の映像とか、僕が一言も触れてない視点を入れて、
その時点で、ドキュメンタリーでもなんでもない!」、と憤る僕に、
泣きながら「すみません」と謝ってくださったのですが
今日こられた社長さんは、断じて、
「小塚さんは気に入ってくれないかもしれないが、いい番組だったと今も思っている!」と・・・。
たしかに、知らない人からの反響は凄まじく、それらが(自分の意に反して)なぜか良好なのです。
「テレビを通して初めてしりました」「これからも、頑張ってください!!」
という声がムチャクチャ届いてます。しかもなぜか女子多し。
「怒る理由が、ないかも・・・(汗)」

でもね、「断じて、頑張りません!」
だって、釣りって、自然破壊だから。
人間の欲望に終わりはなく、だからこそ、たとえばトマトのような“遊び心”が必要と・・・。
「釣りは、頑張っちゃダメ」
そんな視点は、釣り業界でも明らかに異端で、釣り人すら理解してくれないコト。
そんな、チョーめんどくさい、矛盾の塊のような僕を編集して、
一般向け(フツー)にまとめてくださった。
(繰り返すけど)僕の周囲には不評だが、
“フツー”の人がギリギリ僕を理解できる番組だったのかもしれないと思えてきました。

「じゃぁなんで小塚さんは、そんなに魚が好きなのに、魚を傷つける(釣る)んですか?」

例えば、ディレクターさんから、アマゾンでもさんざん聞かれたが、
上手く答えられなかった質問。
それまでは、「好きな子をオカズにオナニーするか否かのような、非常に難しい問題」
と、いう答え(絶対放送できない)しかできなかったのですが、
放送直前、20日の最後の最後の撮影になって、
ようやくこんな風に(自分的にはウマく)答えたと思う。

「恋愛といっしょじゃないですか。
傷つくとわかっていても、求めずにはいられない、みたいな。
お互いに痛みを伴い、能動的にかかわりあってこそ……怪魚の場合は、特にそう。
安定した生活を差し出し、苦労してたどり着くからこそ得られる、キケンな恋(笑)」

僕としては最高にカッコヨクく答えたつもりだったんですが、でも番組では使われませんでした。
『研究』なんていう、いかにもオトナが考えそうな切り口じゃなくて、
こういう、キモイ&しょーもない切り口にして欲しかったんですが……
そして、そういう発言が放送前までのボクの周囲の期待だったと思うのですが……
ちなみに、実際、ピライーバは2匹釣れました。
水色Tシャツのディレクターさんと映っているのが176cm、
上半身裸のカメラマンさんと写っているのが、185cm。

「・・・小塚さん、放送後しばらくは、マリオで言うところの『スター』とった状態ですので、
イロイロ、気をつけて&楽しんでくださいね(byディレクターさん)」

世間一般の感覚というのは、僕にはわかりませんが、
ああいうフツーの編集(認めたくない)の方が、いいんでしょうかね?
昨晩も美容室で、働いてる若いオネーちゃんたちから「みました」「みました」って話かけられたけど、
すんません、こんな一生に一度あるかないかのモテ期に、
日曜日(放送当日朝)、釣り場でマナーの悪いチンピラに注意して、
現在左目青タンです(写真。一応、クライアントフォローなアサヒ&マツダ。放送中の飲み会でのひとコマ)
そして、そんな自分が、大好きです(笑)

・・・総じて。支離滅裂、こんな感じの、カオス脳なわけです。実際。
何を書いてるかわからなくなってきたが、最後に。
ディレクターさんは頑張って僕を、フツーのかっこいい人にしてくださったんだと今思います。
でも、“フツー”だと思われると、今後、生きていきづらいのです。
「つまらなかった」「小塚さんらしくなかった!」と感想をくれた愛すべき周囲に向けて、
番組のラストシーン(おしっこのシーン)の裏話を。
まさかあのシーンが使われると思わなかったが、あの後、こんなふうに言ったと思います。

「いやー、大自然の水中でするオシッコって、僕は好きなんですよ。
なんか、下腹の周りがあったかーくなって、例えるなら、中出し。
受け入れてもらえた、っていう安心感というか。アマゾンと受精したい!」

当然、カットでした。イェイ(笑)


(ディレクターさん、写真見てたら泣けてきた。
ひどいこと言っちゃって、すみません)


(カメラマンさんと)


(日曜日のオレ。青魚ねらって青タンになること。
アサヒさん、マツダさん、ありがとうございました)


■6月25日 修正・追記(お騒がせしての体裁的口調Ver)

昨日24日は制作会社のディレクターさん&プロデューサーさんと東京で、
事務所に戻った本日25日は社長さんも加え3名で富山に来ていただき、
双方の言い分を調整しました。

僕個人は、オファーを受ける段階で「研究、をからめた切り口にだけはしないこと」
をお願いした(条件にした)つもりでしたが、
プロデューサーさんの認識では、「研究者、とは呼ばないこと」
だったという、誤解があったようです。
そのうえで、(制作サイドとしてその意図はないが)小塚さん自身がナマズ研究を
しているという誤解を生みかねない編集であったことは謝っていただき、
僕も、過剰反応した点を詫びました。
そして、食料問題の解決にナマズうんぬん~、という編集は、
僕は気に入っていないけれど、
制作サイドのプロフェッショナルな領域を尊重し、納得しました。
「自称、怪魚ハンター~」というナレーションに関しては、
単純にケアレスミスであり、「ひと呼んで~」にすべきで、
注意が行き届かず申し訳なかった、とのことでした。

■26日追記

ネガティブコメントにのみ簡潔にレス!

by 狩人
獲った獲物を自ら喰わずしてなにがハンターぞ!反吐が出る!
獲物の味を知って本当の狩人となる!>

食いたくなくなるほどスゲーやつに、キミも早く会えるといいね。


by 高岡市民
あなたの肩書なんてどーでもいい
高岡にもスゲー奴がいると思ったけどただのいたい奴やった
お疲れ
もうメディアでんなよ。>

死ね(笑)




怪魚七大陸制覇

2013-06-17 12:48:00 | メディア告知
ヨーロッパ、アジア、北米、南米、アフリカ、オーストラリア、
そして南極に淡水魚はいないので……

『情熱大陸』
“怪魚ハンター” 小塚拓矢 編


『怪魚七大陸制覇』、勝手に定義&無意味に達成!
TBS系列で、6/23(日)23時10分から(普段より10分遅いので録画の際は注意)
女性はゼヒみてね。嫉妬深い男は、みないでね(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■というわけで、あえてのっかってみるプレイ①


(超タイムリーに26日ナマズMOOK本(コスミック出版)が発売。
写真は去年3月パプアで“発見”したリアル怪魚「イートングーシーダダ」)

原稿依頼を頂いた僕のページの、悪ノリ的トビラ頁(案)。
「鯰大陸」⇒「NMA!」(ナーマ。未確認生物UMAと名作OPA!にもかけて)に
修正依頼を出したが、果たして反映してもらえるか……。
※このMookの記事内容は、番組のアマゾン釣行と関係ありません。



■というわけで、あえてのっかってみるプレイ②

お台場のイベントカフェ「東京カルチャーカルチャー」さんから、
春頃に依頼を頂いていた……のだけれど、
人が集まらなかったらカッコ悪いので、のらりくらりしていました(すみません)。
が、やっぱり不安なのでジム(村田基さん)のミラクル・パワーにあやかることに。
8月3日(土曜)、楽しい夜にしましょう。詳しくはコチラ↓
いろいろ煮詰まってきたら、また書きますね。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130617204282_1.htm



<<19日朝、追記更新>>

16日の地元・博労小学校での授業後、京都へ移動。
翌17日の釣りアイドル・りんかチャンの取材(ディレクション&ライター業)のために前ノリ。
16日の放送はホテルで見たが、最後に次週予告が入り、直後から着信、メール多数。
さすがに寝付けず(どこでも寝れる自分にはカナリ異常事態)、そのまま朝4時取材出発。
日が長い夏の釣り取材は、完全に労働基準法を無視した17時間半のロケに!笑
……焼肉打ち上げ後、さらに飲みに行き、日付をまたいで18日深夜1時、遂にダウン。
ホテルで仮眠後、朝イチの特急で富山帰着。
「あえてのっかってみるプレイ③、とりあえず作ったものの時間がなくて整備できず、
月々の利用料だけを取られているネットショップを、今日こそちゃんと作ろう!」

と社長(一応)兼雑用として、儲けることに情熱を傾けかけたのに、
午後から急遽、情熱大陸スタッフが東京から富山に再来。
「カッコよくなりすぎたので、小塚さんのカッコ悪いところを撮りに来た」と……。
さすが、ドキュメンタリー番組最高峰、日曜の放送なのにまだ追加撮影です。


(フォト by 帰宅した弟)

「その情熱こそ情熱大陸!」と感動しつつ、「正直、しつこいッス!笑」。
抜き打ち冷蔵庫チェック他、23時までかかりました(汗)
おかげで、ネットショップの整備とかどうでも良くなってきた……汗。

<さらに追記19日14時>
浮かない気分(機械音痴)で、ネットショップ運営ソフトのトリセツを開くも、
何がわからないかがさっぱりわからず、気分転換にメガバスHPへ。
伊東シャチョーもブログで応援してくださっていることに今気づいた。
起業、というキッカケ&発想を授けてくださった伊東シャチョー。
ますます、
「(放送前だからって)マトモにネットショップなんて整備している場合じゃないんじゃないか」
と、思ってきた……ソワソワする。


日帰り東北、夜には京都

2013-06-16 08:18:00 | 近況報告@富山

(ロッドスタンドの左端、1本だけ空いていたスペースに、
“MX-71 No-Limit”を入れてくる。宿便が降りた気がした)

15日土曜早朝、結婚式に呼ばれ、富山から直通の夜行バスで仙台到着。
式は午後からなので、2011年に亡くなった盟友に、
半年ぶりの墓&仏壇参り。


(“バスロッド・イズ・ノーリミット”、デポルティーポ超えを最低目標に、
構想開始から3年・・・いま、主人を失ったデポルは、手垢がカビだらけ)

『MX-71 No-Limit』は、商標の関係から、
2本だけの幻のプロトモデルとなったが、結果的に、それでいいかと思っている。
オレが1本、奴が1本持っていればいい。
サブネームは、それぞれ主人が、自分なりにつけてくれれば。


(「うわ、『MX-8』めちゃくちゃ飛びますね!」 ノーマルサイズのデントスにて。
僕も沖縄GTなんかで、なんとなく「この竿、やたら飛ぶなぁ」と思っていたが、
第三者的な感覚も、同じであった)

その後、式までの時間、30分だけ釣友と雷魚へ。
この時期、僕の釣友の8割方は雷魚に傾注する。
『MX-71』は柔らかすぎるという異常な友人たちであり、
そんな彼らにも『MX-8』は「みせて、触らせて!」と連絡が入っていた。
シーラカンス用のロッド(自分的サブネーム“Coelacanth-Dream”)ではあるが・・・


(80アップ、盛り上がり過ぎの首筋の筋肉がステキ)

僕が結婚式場(駅前)に戻ると、メールが入っていた……。


(太っ!!)

「なぜこんな(釣りにイイ)時期の週末にっ!! 笑」

と冗談を言いつつ、ジューンブライドを祝う。


(スピーチは、万世(ばんせい)の亡くなった万三郎爺さんの盟友。いきなり泣いている。
「震災があり遅くなったが、万三郎にも……」。薄情なオレも、さすがにジーンとくる)

2005年に僕がパプアに連れて行った友人(万世)の、
入籍後2年半遅れの結婚式。
パプアから帰国後、英語の必要性を感じ、柄にもなく英会話教室に通いだした万世。
やはり、英語は上達しなかったようだけれど、
もっと大事な、生涯のパートナーをその教室で発見したわけで、
結果もっとオーライというか、人生めぐり合わせだな~と、思った。
思い出のスライドも、パプア写真多数でありました(笑)


(お幸せに!)

震災直前に生まれた万太郎(万世の子)もう2歳。
ちなみに俺は「万光」(まんこうorばんこう)を強く押したが、
「イジメに遭う」と却下。
イジメにぐらいあわんと(あうぐらいの個性とそれをひっくり返す根性がないと)、
ろくな人間にならんと思うんだが・・・・。
まぁ、「万太郎も、同レベルじゃないか?笑」と思いつつ、
万三郎爺さんの盟友ではないが、いろんなことを思った。
学生時代の7年間を過ごした仙台、半分ぐらいは、俺は東北民なのだなーと。
こういう言い方もおかしいかもしれないが、震災、俺の人生にリンクできてよかった。
・・・二次会後、まだ数人だけ仙台に残っている学友(最近結婚した)を祝いに、
1時間だけ宅飲みに伺い、そのまま夜行バスに飛び乗り、日帰り仙台w

今朝、父の日の朝7時、富山到着。
これから父の日参観で、
地元小学校にて“ゲストティーチャー”として特別授業を行ってきます。
4月から撮影しているドキュメンタリー番組の、最後のロケでもあります。
カメラを向けられ続ける中で、様々なことを考えたが、
最後に、そして子供たちに、何を語るべきか。
1日だけだったが仙台への“帰省”は、頭を整理できた。では、行ってきます!


(バイクで上越開拓&『MX-8」のテストに向かった弟からも、
タイミングよく雷魚の写真が届いた)

そして、今夜には京都に移動です~。



オールドルーキー

2013-06-11 12:48:00 | 近況報告@富山
浜松を経由し、予定を早めて今朝富山に戻りました。
今週~来週末にかけて、いつにも増してバタバタです。

・・・NHKさんが素敵なインタビュー記事をまとめてくださったので、
自ら更新する代わりに?、リンクさせていただきます。
さすがNHKというか、
個人的にも講演を聴きに来てくださったりするアナさんだからでしょう、
過去のインタビュー系取材で、
僕の本意・伝えたい部分を最も汲んでくださった記事だなと思う。
興味のある方は、下記リンクよりドウゾ。

■NHK:富山人に聞く 夢の怪魚を追え ~小塚拓矢さん~
http://www.nhk.or.jp/toyama-blog/200/158422.html


(読売新聞6月9日朝刊。こちらは多少、事実と解釈にズレがあるが、
文字数が限られているし、ご愛嬌ということで)