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『Banheiro』バンニェイロ。ネーミングに洒落を効かせすぎ!?
ブラジル・ポルトガル語で「便所」を意味する言葉です笑)
2020年段階でパッケージまで仕上がってたけど、
「アマゾンに行けるタイミングで!」
と発売を1年遅らせたバンニェイロ。
想像以上に長引きそうなコロナ禍を前に、
「心を旅に置き続ける。こんな時勢だからこそ、あえて出す!」
マインドチェンジして、今年2021年に発売することに決めました。
ナマズチューンとか、和風カラー(アユ等)とか……
そういう“小細工”無しに、直球ド真ん中で。

(2020年春、海外に行けたラストライミングで、
友人のツララ・前野くんが「ベネズエラで使ってみたい!」と
最終1つ前カラーサンプルを連れて行ってくれた!感謝)
……おかげさまで想像以上に、購入いただいてます。
正直、全然売れないと思ってたよ(笑)
だって、日本に「最適!」と言い切れるターゲットがいないから……。
こんなにも世界を夢見る旅人がいてくれたんだと、
僕の方が勇気もらいました!
6色中、「アモーレ」(ピンク)と
「ネグロ」(オレンジ骨)を除く4色が欠品。
「よりクリアなカラーが欲しい!」というユーザーさんの声だったり、
「アユとか塗ってみ。売れるよ!笑」というお店からの声だったり、
日本のブランドが、日本市場に(ほぼ※)忖度することなく作った
おそらくは初のインジェクションルアーとして、
まずは海外で使うことだけに振り切った6色・・・ですが、
以後は柔軟に、冬の増産時には色を増やしていけたらなと思ってます。

(ペイントby武村くん。フィトコン景品にクリアボディーを送ったら、
すごくカッコ良く塗って使ってくれているみたい!ありがとう!)
全行程メイド・イン・ジャパンなので、小回りが利く。
エラもウロコもないシンプルなボディ形状ゆえ、
キャンバスとして、いろんな人・ブランドに塗ってもらえたらな!
とはコロナ以前から構想にあったので、野望を形にしていきたいです。
(お仕事としても「塗りたい!」って方おられたら、連絡ください)
アクションはカタチから想像して欲しいんだけど、
刺さり、切れて、跳ね上がる……
いわゆるパニックアクション。
リールを巻きながらの連続トゥイッチが、基本的な使い方。
バス釣りでは少し前、「野良ネズミ」に代表される、
高浮力系ボリュームワームの連続トウィッチ(パニックアクション)
が流行したけど、
イメージとしてはそのプラグバージョンって感じ。
野良ネズミといえば・・・サイズ感もシルエットも、
また後述するけど、
ネズミが餌の場所・魚で滅法強い。
ファット&ショート形状なのでスローに動かしても首も降らせやすく、
エラや鱗がない(&標準装備はシングルフックである)分、
水を引っ張らないので、形状の割にはスライド幅も大きく操作可能。
更に詳しく、って方は、
今一度、発案者・健ちゃんのまとめ記事や、
http://worldmonsterfish.blogspot.com/2021/04/angling-monster.html
タクトくんが書いた熱量ある投稿
https://monsternet.base.ec/blog/2021/06/12/102052
をご覧あれ。
国内ではナマズの落ちパク、(いい意味で)なんでも食うバスなど、
まぁ用途は色々考えられるけど、
「このルアーらからこそ!」が生きるのは、
やっぱり肉厚(1.7mm)ボディや、9cmにして22gあるカッ飛び性能を生かす釣り。
磯ヒラ&マルとか、人が届かない遠投チヌとか……
ハマる釣りがあったら、教えてください(笑)
・・・開発ストーリは冬の再生産の際にでも熱く語るとして、
今日は
まだ残ってる2色に絡め、
その部分にフォーカスして、“怪魚”のディープな話を。
(実際、ハイシーズンで忙しかったのもあるけど、
商品力で(自分が書かないで)どれだけ売れるか実験したかったのだけど、
全く書かないのも変な勘ぐりされるらしく……難しい時代だなぁ)
残り少ない方から行こう!(ノンラトルが残1個)
まずは「アモーレ」。
「アモーレ」ってのは、「Amor」。
アマゾン(ポルトガル語)だと「アモー“ル”」と「アモー“レ”」の
中間的発音に聞こえるんだけど、
イタリア語(Amore)の「アモーレ」がサッカーの長友選手により「恋人」って意味で
日本に浸透したかと思うので、
耳馴染み&覚えやすいかとカタカナでは「レ」でカラー名としました。
まぁ、
愛とか、恋とか……そういう甘ったるい系。
南米(ラテン圏)を旅する際に覚えていれば旅が楽しくなるコトバです(笑)
ちなみに「バンニェイロ」ってネーミング自体が「便所」って意味で、
南米旅の緊急事態(笑)ですぐ出てこなきゃマズい、
ぜひ覚えて行くことを勧める旅の言葉ってことで名付けた。
(もちろんギャグセンス込みでね笑)。
ある意味、名前すらも断捨離した。
ディアモンと同じ、バンニェイロはより一層
“必要のないものがなくなった時が完成”ってモンキスのコンセプトを
具現化したようなルアー。
「ナンチャラ・カンチャラー○○」みたいな、
ルアー名としか意味がないものでなく、
意味のある(必要性のある)コトバにしたかった。
そんなわけで、バンニェイロはカラー名も
ブランコ(白)、アマレロ(黄)、バンディラ(国旗)など、
などポルトガル語が少しでも覚えられるものにしている・・・
既にここまでで話が長くなってる(汗)
サクサク行こう。
2019年のブラジル旅には色んなサンプル色を塗って持って行ったんだけど、
まぁ、プラスチック(ABS)で作るなら、
これまでウッドじゃ作れない、クリア系カラーの反応を見たかった。
クリアができるのが、プラでやる“ならでは”になるしね。
そんな中で反応が良かったのが、ピンクバック。
食い渋った日中なんかに、ポン、とでる印象。
それなりに見やすいから投げた時間が長い事も理由にもあるのかも?
まぁ、それもまた重要な重要な要素として、採用。
一捻りとして、「バンディラ」(国旗、ピーコックバスイメージ)の
治具(吹き付け金型)を流用し、黒斑を乗せる事で、
日本のソルト系定番色にあえて寄らないようにした!笑
と言いつつ・・・どこか潮の香りがする水質、
グリーン系の水に、ピンクは目に馴染む(主観かもしれないが)。
これは明確にパプア。
2015年末、バンニェイロのプラ化を決めた以下の釣行の影響だ。
パプアニューギニアのイメージが「ピンク」に息づく。

(ウッド・ノーマルモード。
滝クリさんの「アースウォーカー」撮影の前日プラにて。
こいつを最大に何匹か釣った)

(ウッド・カップモード。“おもてなしモード”その①。
プラを受け、本番前夜にペットボトルの湾曲部をカップに装着し、
滝クリさんもただ巻きで使えるようチューン
撮影本番では、彼女が投げ込めないオーバーハング下に自分が投入
&フックアップし、ファイトを交代した魚。
その後、ご自身でキャスト&キャッチされたので編集ではカット)

(“おもてなし”に成功した、ウッド・ペラモード。
“おもてなしモード”その②。こちらもただ巻き用。
撮影本番、滝クリさん自身がキャスト&フックアップ&ファイト)

(滝クリさんが釣った個体。ネズミを吐き出した。
ルアーと並べてあるが、サイズ感がドンピシャでしょ?
以後、健ちゃんも上流域のイトウなどネズミ食い魚に多用し、
実績を重ねている)

(撮影プラでの一コマ。
バンニェイロじゃないけど、ピンクのスーパースプークで。
この水の色・・・ピンクのルアー投げたくない?)

(前後するけど、別番組の撮影で。ルアーとの写真が写ってないけど、
自身2番目に大きいパプアン89cmも上写真のピンクのSスプークだった)
そんなわけで、
バンニェイロ=アマゾン、ブラックウォーターってイメージかもしれないが、
自分の中ではパプアも相当強く意識してる。
その上で、パプア=ピンクなんだな、自分は。

(2005年、初めてのパプアでの初めてのパプアンバスを釣ったのが・・・)

(写真中央、ピンクバックのハルコだったのも大きいかも?)
「バンニェイロ、絶対タマンに効くと思うんす!」
そう言って購入して行ってくれた方がいるみたいだけど、
自分も、パプアンバス(ノーマル)にしろ、スポッツにしろ、
フエダイ系とは相性いいと思ってる。
ボディも1.7mm厚で丈夫だし、奴らの強靭な顎を考慮しても◎
その意味では、国内でのベストマッチは、南海のリーフかもね(飛ぶし)。
4月の西表の海カヤックで投げたけど、1発ド派手に出た直後、
爆風になり退散した・・・(GT系だったかも?)
僕もまだ実績を上げてない釣り、
朗報を期待してます!
まぁ、そういう感じの「アモーレ」(ピンクバック)でした。

(色の話ではないが、そんな2015年のパプア“おもてなし”旅から、
バンニェイロの顎下にはビス打ちホールがある。
ペットボトルの湾曲部同様、ラクなソフト素材はバトラXや飛豚ノイジーのを。
まだ柔らかく加工可能なアルミ素材のカップを、適宜調整・移植してもいい。
とはいえ、長い&後方重心では、ナマズ用には動きがかったるい。
丸いか、ジョイントで逃がしたジタバグはマジ考えられてると思う……が!
ジタバグの、アルミ素材の強度を信頼したアイは、
“怪魚”狙いなら、僕には強度的にあり得ない。金属疲労が怖すぎる。
それが、僕が海外でジタバグを多用しない理由。せいぜい、ナマズまで。
プップもナマズだけ狙うならこれで終点来てると思うけど、
“怪魚”に発展させるなら、プラ素材にヒートンアイは不安……
いずれノーウェイトなり、水平〜前傾浮きにウェイトからいじって
“ナマズチューン”みたいなのも遊びでなら作っていいけど……
そのうち僕が思う“怪魚対応”な強度で、本気のナマズルアー作るよ)
次っ!
「ネグロ」……ラテン語の「Negro」(黒い色)
ブラジル(ポルトガル語)では黒は正確には「プレート」だけども、
アフリカ人への蔑称も理由か、
ブラジルに限らず南米アマゾン系(ラテン圏)では、
「黒=ネグロ」で通じる印象。
何より、ピーコックバス釣りの“聖地”
「ネグロ川」が怪魚的には有名。
説明するまでもなく、1番の由来はそこだね。

(この写真がわかりやすい&印象的かも? こう言う水の色なんだ)
個人的には、
ペンシルでは不動の実績色・白(ブランコ)と並び、
アマゾンで使うルアーを象徴する色。
でも、バンニェイロでは圧倒的に売れてない色が「ネグロ」。
ラトルイン&ノンラトル、2タイプとも選べるのは現状このカラーだけ。
とある理由(後述)で、ある程度予想はしてたが・・・ここまでとはw
アメリカ系ブラジル意識ルアーの中で、
ペンシルよりスイッシャーに多い色。
すなわ地、ネグロ川(テメンシス種)を意識した色だね。
ネグロ川といえば、その名の通り「黒い川」、
タンニン質の赤黒いブラックウィーター、
紅茶とかコーラのような水が流れているのだが・・・
「水の色に合わせたカラー」をナチュラルカラーの基準とするなら、
まさにこの「ネグロ」こそ、その色。1色持っておいて損ないかなと。
どちらかと言うと、
ややダークトーンのオレンジに、この色をラインナップした意味がある
実際、ネグロ川で出会った
ピーコックバス・ジャンキーのアメリカ人のBOXを見てみよう。

(2008年、初めてのアマゾン旅。右も左もわからずネグロ川に到着した僕、
なんと安宿にアメリカ人が!
グループで、マザーボートで……ではなく、単独で毎年3ヶ月ほど滞在し、
2週間ごとに増減する水位を読みながら(軽く触れるにとどめるがキモ)、
ここぞと言うタイミングで漁師と個人交渉して釣りをしているらしい・・・
ツアーの大名行列のワンオブゼムじゃない、ガチの“釣り旅人”だった)

(10年経ち、結婚などで迷走してなければ、
彼もそれなりに有名になっているのでは?
もう名前も忘れたが「まぁ、またいつかどこかで会えるだろ!」と思っている。
彼から聞いた話や、そこから発展するネグロ川の話は
書き切れないので、またインスタライブなんかで。
今日は、彼のBOXに注目。ことビッグスイッシャーのカラーに。
すべて、オレンジが入ったカラーだ)

(ペラ音こそ命、と何十本も持ち込んでいた。
アメリカ人のクレイジーにはこういう釣り人が多い。
で、そんな彼にカラーについて聞いたら「とにかくオレンジベリー」と。
禿げたら塗り足してまでこだわってた)
話は変わるようで変わらないけど、
皆さん、ネグロ川(テメンシス種)のマッチ・ザ・ベイトって
意識したことある?
個人的には、リップローラーを投げる時、意識するのはこの魚。

(クチボソを円断面にしたような魚。シルエットがリップローラーに激似
生物学的に言うと横縞、ルアーカラー的に言うと縦ストライプのカラシン)
現地名は忘れたけど、25cmぐらいにまでなって、
小さな群れで浅場の水底をつついている。
もう少し大きくなると、よりオレンジ色味が増してくる魚。
リップローラーの釣りはネスト絡みの個体を
怒らせている場合が多い(と思ってる)が、
それとは別に、ベイトを追ってる時も、もちろんある。
追ってる魚種がわかる距離でボイルを見たことがあるけど、
その時、水面を跳ね逃げてたのが、この魚だった。
もしかすると、ネストの卵をつっつきにきて、追い返されたのかもしれない・・・
アマゾンのストライプパターンのルアーは、
僕個人は、ほぼこの魚からきていると思ってる。
話は飛ぶ(ようで飛ばない)が、リップローラーを始め、
アメリカ製のアマゾン(=ネグロ川)意識の細身ルアーには、
この
「背黒×オレンジ腹」カラーがラインナップされている。
代表的なのは、マグザラ。

(「Blazin’ Shore Minnow / XOBS」って色。
ブラジリン・ショアミノー・・・名前からしてアマゾン意識)
最近は日本のシーバスで人気&価格高騰のルアーだが、
1番不人気色がこの「ブラジリン・ショアミノー」だと思う。
実際
「この色なら、買えました〜」と
川合くんがメルカリで購入してきた。
で、日本&ショアで90アップ3日連続GET。
「メガドックが高切れしたので……」と言う大して期待してない系の
購入理由だったと記憶するが、まぁ、周囲の釣り人にも1人勝ちした。
(詳しくは
この投稿で)
合理主義者のアメリカ人は(ことプラドコ系は)
釣れない色をラインナップしない印象。
むしろ不人気なのにラインナップされている色は、
「何かある」と見るべきだ。
アマゾンにインスパイアされて塗ってみて、
「あら、他地域でもよく釣れるわ」となったんだと思ってる。

(と言うわけでメガドッグ、今年のウチのオリカラ(のうち1色)も、
「ハンターズ・オレンジ」と言う配色でお願いしました。
9月発売予定・・・情報量多くてすいません笑
※写真はプロト。メガドッグはもう少しオレンジを明るくします。
所有する正規品のリップローラーと色味比較)
大きな声では言えないが……富山の玄人たちは言う。
「人気のスパークルドチャートも、キモは腹のオレンジだ」と。それを強化した。
・・・と言うわけで話は飛んだけども、
バンニェイロのカラーラインナップをキリよく5色決めて、
すでに人気色(売れそうな色)、目に馴染む色ばっかりでもなぁ?と、
(川合くんの異常釣果も目の当たりにして)もう1色最後に追加した。
ちゃんと背景・ストーリーがある中で
冒険した、していくのが「ネグロ」です。
新しい価値観を提案する……
ウチの目指すところ、バンニェイロに乗せた思いを、
塗ったカラーかなと。
大して売れないことは、想定の範囲内で(笑)

(「ネグロ」こそナチュラルカラーという例。
ブラジルの釣具屋で一般的な生き餌「トゥビーラ」もこの色だ。
ウナギとドジョウの中間みたいな魚)

(赤みが違うが、2008年のブラジルでも、
白系との気分転換的に使ってたが、黒×赤のXPODが、
投げた時間の割にはよく釣れた印象……)
もっと踏み込んで、実戦的に言えば、
ホロ無しの剥がれにくいベタ塗りカラーで、
収縮色(黒系)を、やっぱり入れたかった。
「日本市場に(ほぼ)忖度することなく作った」と上記したけど、
その「ほぼ」とは何かというと、クリア系カラーのホロ地のこと。
これがあることで、塗装が剥がれやすいんだな・・・汗
ことウロコ切ってないこのルアーでは顕著だが、
それでも見積もりとってみたら同じ値段……なら、ユーザーさん視点で貼った。
その意味で、鉄板・膨張色の「ブランコ(白)」と、
収縮系ダークカラー・オレンジ腹の「ネグロ(黒)」、
この白黒2色が、性格としては対極にある、個人的実戦色。
真っ黒だと、一層手に取りづらいかな〜?と思い、
オレンジが入ると視認性が上がるので良い、と……。
「オレンジ」ってカラーは、色味により膨張系にも収縮系(赤)にも、
差し色にもなるので、近年意識的に使ってみてます。
・・・やめよう!
色のだけでも、深く&長くなりすぎる!笑
釣り行きたいので、わかりやすい写真で、
まとめに入りますw

(まさにマッチザベイト。オカズのピラニヤ釣りすると、
アマゾン全域にいる、この銀色の扁平カラシンの猛攻にあうのは、
旅した人ならわかるよね? マッチ・ザ・ベイトなのだ)
色の話だけでもこんなに長くなっちゃうくらい、
アマゾンの釣りは、楽しい。
腕がおかしくなっても(行く前からおかしくても)投げ続けたい。

(アクションのキレと、ラインの広いにくさで
パニックアクションを助けるシングルフック。
ブラックウォーター域以外にもアマゾンは広い。流れ川も、激流も……。
たぶん世界で唯一全15種(当時)釣った、様々なフィールドで投げた僕が、
経験則としてキクラ属が「よく釣れた!」と言い切れるルアー。
……最近新種記載されたみたいから、コロナ明けたら行かなきゃね!)
直近最後のアマゾン旅、2019年春も、
骨折(※)し、固定具をつけた利き腕の右手、
普段とは違う左でロッド操作&右でハンドルを回すだけのただ巻きでも、
水中に刺さり、跳ね上がり……でかいピーコックを連れてきてくれた。
(直前のアフリカ旅、バイク事故で手首と肘が折れた)

(2008年の旅以来、
世話になったおっさんと10年ぶりに再会したのも嬉しかった!)
回収中のバイトも多い。
それすなわち、疲れ切ってて手首が動かなくなった時、
なんなら高速ただ引きでいい。

(拡大。ただ巻きで80アップ引っ張ってきてくれましたw)

(オレひとりじゃ持ち上がんねぇ・・・Kくん&Mくんありがとう。
右巻きスピニングタックル&右手首の固定具も、今となっては思い出。
「彼らのアマゾンは、二度と無い!」と、
ディアモンチャレンジ企画で学生たちの卒業旅行のため、骨折でも強行!)
「不要不急の“旅行”は控えてください」
とかなんとか、オトナたちは言ってるけれど……
人生を変える(かもしれない)“旅”を、
オレは不要不急だとは思わない。
「時間は買える、でも“時代”は買えない」
そう若者たちを焚きつけてきたけど、
図らずもこのコロナ禍、間違いじゃなかったと思う(でしょ?)
「行ける時に行け。後回しにすんな!」
後悔して欲しくないから、強く言う。
再び行けるようになった時、
スタートダッシュを決めるため。
心を、旅に置き続けよう。
「バンニェイロ」の2021年リリースは、
僕なりのメッセージです。

(インサイドに刻む「Banheiro」(便所)。
ド定番ジョーぺピーノを投げるブラジル人と同船した友人Aくんが釣り勝ち、
「なんてルアーだ?」と聞かれて「バンニェイロ(便所)だ!」と答えたら、
「なんでわざわざそんな名前つけるんだ!」と大爆笑されたと言う。
そう言う遊び心、洒落っ気が、土地の人と仲良くなり、旅は深まっていく)