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2020年総集編~今年もお世話になりました!~

2020-12-30 15:13:00 | 近況報告@富山

(ビワコオオナマズも今年2020年に自己記録更新。120オーバー)

さぁいよいよ年の瀬!
定番の『2020年振り返り』を、僕も。
リアルタイムでは伝えそびれた話や、
先取り情報も交え、写真多め、文字少なめで綴り
ますので、
どうか数分(10数分?汗)、お付き合い!

■コロナ前(~3月)

「誰かも見てる夢じゃない、自分だけの夢!」
ターゲットを自分で見出すこと、
目標設定こそ、“怪魚”という釣りの最大の楽しみだと思う!
当然ツアーはなく、必然的なバックパッキング旅へ。


(Channa marulioides@マレーシア、現地名トーマンブンガ。
この旅は『MZ-7』の最終テスト旅でもあった)


宿便だった東南アジアのレア雷魚と、
未知なるインドの大型ライギョを追って、
LCC時代の恩恵を甘受するハシゴ旅マレーシア~インド)。



(サブターゲットに考えていた観賞魚名イザベラ・トーマン。
近年、コブラSHも4種に分けられ、Channa pseudomarulius
として新種記載されたらしい。嬉しい自身初雷魚に)


(ついに手にしたChanna diplogramma
カムルチー、トーマン、コブラSHと合わせ、
“世界四大雷魚”制覇とでも喜びたい)

インド滞在中から新型コロナの影が忍び寄り、
「これを最後に、しばらく海外に出られなくなるかもなぁ」
なんて予感しながらの道中だったので、
最終日に目標のチャンナ・ディプログラマを手にした時は
心の底から絶叫した!

「やっぱ釣り旅は最高だ!」

帰国後、まだ出歩けた日本では・・・


(メガバス&バリバスブースで今年の旅の予定を公表。
大型フィッシングショーがまた開催できるのは、いつになることやら)

フィッシングショーでは“怪魚”という遊びの1番楽しい部分、
「目標設定すること&優先順位のつけ方」について、
自身の2020年の釣行計画を例にトーク。
結果的に、全く違う1年になったけども・・・(笑)


(おかげさまで『VAMOS』も増ラインナップ。各号130m巻きに、6号も追加。
この記事の魚も、小物釣りを除いて9割がたバモス2~6号での釣果です)


(夜には『魚民フィッシングショー』。よりディープに。
コロナが収束したら、また飲みましょー!)

だんだん越県移動が制限されて・・・


(『MX-7S』で、沼ニシン。沼(汽水)に入る貴重な個体群の
存在を知り、居ても立ってもいられず東北へ)


(NUDE:ND-53/510でアジング修行@石川。
来年2021年、再生産予定!)


(バリバスのワカサギタックル一式を揃え、北陸の釣り場を“開拓”。
他ジャンルの釣りにハマることで、知識や経験の幅が広がると思う)


(『MX-0』でタイリクバラタナゴのサイズ狙い。
去年国産タナゴ全種釣覇を達成し、種を釣り歩く旅はひと段落。
タナゴはタナゴでも、新しい楽しみ方を模索)

“怪魚ハンター”と呼ばれ、
遠征&巨大魚しか興味ないイメージ
が強いらしい僕ですが、
地元&小物釣り「も」大好きです。

なんなら、その土地に足を運ばねば出会えない珍魚、
「旅」がある魚には、サイズは関係ない。
会いたい魚がいれば、どこにでも行く。


(小魚の大型個体を狙うという“粋”な遊び。
“ミクロマックス”とでも呼ぼうか? タイバラ80mm)


(『MX-1』with『MX-Slide Grrip』で、
ペラブナの自己記録更新47cm)


(11月~2月は猟期。頭の中は年中釣りでいっぱいですが、
時には釣りからちょっと離れてみるのも大事かな?と)

執筆活動としては3月、こんな児童書(編著)を上梓。


(なかなか出歩けない子供達に、一抹の清涼剤になればと)

数年がかりで形にした『バンニェイロ』も、
この春、満を辞してリリースの予定だったのだけれど・・・


(『banheiro』はポルトガル語で「便所」の意。
旅でおっボエておくべき言葉。名前にも、意味と遊び心を)


(すでにパッケージも出来ていたのだが・・・)

コロナの時勢を鑑みて、リリースは一旦先送り・・・
そんな不遇の旅的ルアー・バンニェイロだけど、
ツララの前野くんから「使ってみたい!」と。


(動画でもUPしてくれた。サムネにまで・・・感謝!
その後、コロナで帰国できるか否か大変な困難に・・・
無事帰ってこれて良かったね!笑)

真の“旅的”ルアーとして・・・
バンニェイロは特定地域(アマゾン)以外でも使えるよう、
あらかじめ内部構造に工夫してある。
順番が逆になってしまうけども、
来年“日本仕様”は限定リリースできるかもしれない。


(おかげさまでモンキスオリジナルの『バトラクス』も
2020年新色追加&パッケージも新たに。即売り切れゴメン)

■自粛期間(~6月)


(事務所の庭に、青オフィスが)

暖かくなるも超県移動ができなかったこの期間は、
開発中のルアー&ロッドを煮詰め、地元を再発見する良い機会に。


(犬の散歩くらいしか出歩けない時期に、
『MZ-7』と『BATRA-X』でビックバス。
メガバスさんとコラボの『BATRA-X』は来春決定!)


(小学校校区内のドブ川で、まさかのライギョ。
近所でも「バフッ」が聞けるとは感動w)


(これまた近所で、ナマズの自己記録更新。『BATRA-X』にて)


(メダにも口を使わせることができた。
『BATRA-X』のアシストフックの効果を実感)


(富山県内でも、こんなストロングゲームが
HUNTERS『HT-67』モノで、連発)


(HUNTERSの、とあるプロト(緑に注目)と、
『BATRA-X』でコイも狙って釣れるターゲットに。


(『MX-1』でフライフィッシング。
身近な巨大魚コイに熱くなってたこの時期)


(コイ等に加え、ニジマスも。
テンカラ含め、毛針釣りを勉強した時期でもあった)


(日本海側ではなかなか情報のないテナガエビ釣り。
富山で確立できて嬉しかった!『MX-0』にて)

以上、富山県内で。

3ヶ月以上、県外に出なかったのは、高校時代ぶり?

「しばらく海外に行けないだろ」というわけで、
私生活でも、人生のコマを進めることに。

嫁さん妊娠&つわりの影響か、味覚障害が発生
→PCR検査&念の為2週間自宅引きこもりなど、
バタバタしつつも富山で非日常(新しい日々)を楽しんだ。


(ドライブスルー方式でPCR検査。鼻の粘膜を採取中。
塩を舐めて「砂みたいに味がしない」と言った時にはビビった)


(春、釣ったタイリクバラタナゴは、
外来種でもあり再リリースは考えてしまうので、
持ち帰って“釣り堀”に。おウチでフィッシュ!)


(「大変な世の中、自分達にも何かできることないかな?」ってなわけで、
週末のインスタライブや、こんな参加型企画も。過去写真限定勝負!)


(準グランプリは武村さんの「自作ルアーでピーコックバス」
by 『MX-6』『MV-65』による通称“V6”セッティング)


(グランプリは谷岡さんの「ツバクロエイ」 by 『MX-∞』


(みなさん、ノッてきてくれてありがとうございました!
来年も時勢を考慮しながら、また新しい参加型企画できればと思ってます!)


■自粛解禁~私的自粛まで(6月19日~9月末)


(過去番組の再編集ラッシュ、アナザースカイ秘境SPのスタジオ収録へ
コロナのおかげで広瀬アリスさんに会えた・・・?)

気温上昇による感染の沈静化に伴い、
夏期は比較的動き回れた。
6月19日の、超県移動自粛要請解除後は、
たくさんの試作品を旅のお供に、久しぶりの国内行脚!


(コロナを機に、“日本三大怪魚”も10年ぶりに自粛解禁。
ビワコオオナマズ自己記録更新。『MV-55』スピニングカスタムで)


(ライヒー自己記録更新 by『MX-6』
ショートのスピニンググリップも、販売検討中)


(四万十川でテンカラ遊び。21年発売予定『HT-27』にて)


(琵琶湖でハス遊び。『MV-45』プロトにて。
こいつは21年もテスト&テスト、発売は22年以降かな・・・)


(愛知の伊藤さんの案内でごっつぁんライギョ。
おそらく、自己記録更新の80クラス。『BATRA-X』にて)


(HUNTERS取材で三重へ。取材の合間に『MZ-7』で)


(取材後、HUNTERSの若者たちとタウナギ延長戦。
特注のマイクロ中空フロッグで釣ったのが、嬉しかった!)


(バリバスさん繋がりで、こんな僥倖も@玄界灘。
初めてのヒラマサは『MX-8+』にて。


(タクト君も『MX-9S』で。
『MX-8+』と『MX-9S』は来春4月発売で決定!
竿の曲がりは下の動画でも!)

<前編>


<後編>



(玄界灘釣行後、さぁやちゃん繋がりで輪島でジギング。
富山湾では長年の宿便だった自身初アラを、とりあえず。『MV-45』で)


(琵琶湖の身内トーナメントに参戦。
『MX-1』&『MX-Slide Grrip』にて)


(浜名湖では黒田プロからクロダイTOPを指南を受ける。
『HT-6×4』のテストも本格化)

そして、コイツに出会う。


(イトウ、全長122cm、同行者現認120cm(口閉じ尾開き)

まさか、10年ぶりの“解禁”で、
こんな魚と出会えるとは!!


(ロッドはプロトの『MX-6卍』。『MX-6+』をさらに強く。
表記に困って「マジ卍(まんじ)」・・・ナンツッテ)

ハンターズの開発はスピード感を、
ディアモンの開発は錬成を重視。

“卍”(仮称)は、少なくとも1回は
自分たちで長期海外テストをしたいので、発売時期は未定。


(開発中だったためモザイクをかけていたが、
“出来過ぎ”な釣果をもたらしたイトウ色のジョイクロマグナム。
新年1月1日0時から発売しますので、興味がある方はドウゾ)

そして、高知へ。
懐かしい浦戸湾ではなく、
自分にとって初めての水域、四万十へ。


(水が濁っている間はヒラスズキだけだったが・・・『MX-8+』にて)

「これが釣れる、ではなく、これで釣りたい!」
結婚祝いにメガバスさんからいただいたワンオフルアー、
社長のサイン入りメガドッグ・ピラルクカラーを投げ続けた。


(濁りが収まり、水面爆発。シングルフックバーブレス2本、
“フックポイント2個まで自主ルール”の中で、やり遂げた)

納得の釣り方でストーリー性の高いアカメを釣獲。
これにて、1年間で“日本大怪魚”再会を達成。
ビワナマ、イトウと120オーバーだったこともあり、
アカメもそれを目指したが、タイムアップ(後述)

9月末、“自粛”前に宮城にヒロトの墓参りに行く予定が
急遽、取材依頼。


(チヌ50cm。こいつも自己記録更新。
動画はメガバスチャンネルでも!)



月をまたいで10月頭、
無事親友・ヒロトの墓に手を合わせてきて・・・


(大水がついた阿武隈川、青春の舞台“ちんこのカリ裏”、
いつも車を止めていた場所がまさに陥没&爆笑)

再度、富山県内での“自粛”が始まった。


(遠征の合間を塗って富山の釣りも。
開発中の『HT-27』でアユのルアー友釣り等・・・)

■私的自粛~(10月~)

冬に向け気温低下に伴い感染が再拡大、
それを見越して・・・というものではなく。

私的自粛の理由は明確
嫁さんの出産予定日(11月26日)を前に、病院から
「立ち会いたいなら、2ヶ月前から越県移動は控え、
緊急事態宣言中のような生活をしてください」

と言われたからだ。

医師の指示を無視する、または出産に立ち会わない、
という選択肢もあったけれど、
自分は、立ち現われる事態を全部引き受け、
その上で、その中で、何ができるかを楽しもう、

基本的にはそういうスタンス。

未来の不確定性を排除していくより、
行き当たりばったり、流されつつ、巻き込まれつつ、
それをキッカケに新しく自分を更新していきたい・・・

いわば、人生も“旅的”でありたいと思っている。

妻子を殺された→必ず自分自身の手で報復するとか、
法律や社会モラルに任せておけない場合に、潔く無視するために、
それとバランスを取る意味で(?)
自分の裁量を超えている事に関しては、積極的に思考停止。
10月以降は再度、秋の富山を楽しむことにしたのだった。


(まずは、先のロックフィッシュ取材リベンジ。
そこそこ納得サイズのキジハタを『HT-6×4』で)

「クリエイティブは極致(極地)にあり!」

ワカサギやタナゴなど、“怪魚”とは逆側の極地から着想を得た事、
追い元×2=モンキス的4段階変長。21年発売に間に合うかな?


(『BATRA-X』最終プロトをテスト&生産にGO)


(メガバさんとコラボリリースの『BATRA-X』は、
モンキスオリジナルの『バトラクス』とは内部構造も違う。
詳細はまたおいおい・・・)

・・・ある程度仕事が片付いて。
楽しみにしていた秋のシーバス通いを開始!


(菅ちゃんの90オーバーby『HT-7/8』を皮切りに、
友人たちが続々来県)


(自身が“ローカル”になる日。毎日朝夕1袋ずつゴミ拾い。
毎週、地域のゴミ処理場が事務所に回収に来てくれた)


「11月末、産後に嫁さんが実家に帰省したら、
年内にもう1回、アカメに挑もう。
“120オーバー・コンプリート”を成し遂げる!」


そのヒントを見つけるために、
毎日朝晩必ず、日によっては昼にも、釣り場に立った。


(そして見つけた、“自分オリジナル”への糸口)


(HUNTERSの“秘蔵っ子”、川合くんもランカー3連発)

秋のシーバス通いはHUNTERSの発売開始時期とリンクした。
ちなみに、HUNTERSのテスターの任期は25歳まで。
26歳になったら卒業だ。

ディアモンユーザーさんの中には、
もっと釣る人、もっと上手い人、もっと発信力がある人がいっぱいる。
その中でなぜ、
菅野くん(21歳)、辻くん(22歳)、川合くん(24歳)の3人、
世間的には無名の若い旅人たちに声をかけ、『HUNTRES』を作ったか・・・。

若者がヤフオクやメルカリなどで、
中古のディアモンを探してくれているのは以前から知っていた。
ただ、特に生産停止モデル(『MX-71』や『MX-8』)には、
アフターサービスに限界がある。

実際、技術もまだ未熟(破損も多い)若者たちが、
青春時代を酷使しきるには、スペアパーツに余裕ない。
実際、中古でリーズナブルにディアモンを手に入れても、
修理でコスト高になってしまう事もあった(ゴメン)。

「時間は買える。でも“時代”は買えない」

マルチピース専門を標榜するブランドが増え、
選択肢が増えた現在、
「青春“時代”を思いっきりぶつけられる、
最もコストパフォーマンスの高い竿を提案したい」


だから、ハンターズを作った。
ディアモン以上に耐久性を考慮し、
修理費まで含めてのコストパフォーマンスを追求した。

既に影響力のある“プロ”を引っ張り、
そこにコストをかけるのでは無く、
割けるコストはあくまでも製品に還元し、
現在進行形で青春を釣りに賭けている、周囲の若者を応援(※)したいと。

(※ディアモンを買うお金を旅代に回せるよう、
ハンターズのプロトを渡すとかでね。少なくとも菅ちゃん達には)



(中古で『MX-8』を手に入れても、修理でコスト高に……
会社としてでなく個人的な範囲で対応(私物を貸すなど)した池田くん。
発売後『HT-7/8』を購入&オオニベ釣獲の報告をくれて、
「作ってよかった」としみじみ)


(菅ちゃん、3度目の富山来県で90オーバー連発。
季節の進行に伴い、河口のトップから、中流の落ち鮎へシフト。
すぐ弱るランカーシーバスだが、超元気にリリース※後述)

「正解がある、ならば間違ってみたい!」
後輩・友人たちが釣ってくれるなら、
自分は「何をしたら釣れないのか」その境界線を模索した。


(自分考案、ソリ&ブクブク&酸素スプレーのトリプルコンボ。
だんだん、積み上がってきた“アカメ120オーバー”までの物語)

「最小限の環境プレッシャーで、
最大限の感動を得たい」

希少な大魚の扱いに関してのトライ&エラーにも、
このシーバス修行の日々は有益だった。

ぶっちゃけ、釣りたきゃ釣れるが、
あえて釣らないことで、モチベーションを維持した。
メガドッグ2連とは別に、1インチ刻みで非売サイズを自作したり・・・・。
地元釣具店に聞けば、
「25cmまでのペンシルなら反応があったと聞いている」
ならば、それを超えたい!


(真ん中、参考までに作った25cmはすぐヒット&バレたので、
以後より大きな27.5cmしか投げなかったが、バイトは無かった)

11月中旬(15日)、県外からの友人をガイド中
アクションチェックにトレブルフックを装着し、
投げたProQ145に「バコッ!」

「・・・終に釣れてしまった。残念!笑」


(子供の出産予定日まであと10日。これが頃合いだろう、
この1匹を持って、シーバスの秋2020を納竿した)


TOPで出したアカメを上回る感動を・・・
自分なりの、ストーリー性のある1匹を・・・
コロナを1年に意味を持たせる、
有終の
「“日本三大怪魚”120コンプリート(単年)」を!


全ての準備は整った!


(予定日から1日遅れの1月27日、元気まれた)

そして僕は父親になった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
この記事を書いている12月29日現在、
今年の日記帳を数えてみれば、
2020年の釣行「日数」は197日だった。

朝夕必ず、日によっては昼も3回行ってた期間や、
自粛期間の“おウチでフィッシング”を含めれば、
釣行「回数」は250回を超え、
学生時代含めて直近20年間で最も多く釣りをした1年だったと思う。


(試作してもらうも使い切れなかったルアーや竿も多数。
武村くん作『COVID-19』もその1つ。来年以降、お楽しみに!)


(北陸の伝統工芸『加賀竿』とコラボ。
ディアモンでできないこと、竹だからできるギミックを搭載)

子供が生まれて以後、
中学時代の同級生と以前から約束していた船釣りに出た1日以外、
フィールドに立ってはいない。

地方への必要最低限の仕事
はタクト君に行ってもらったし、
産後の嫁の帰省(バンク圏外)に同行し、
僕もマオさん&テレワ?笑
結果的に、社会の潮流に極めて従順な会社になってるのかな?と思う。

12月後半に再訪を考えていた高知(アカメ)は、
今回は見送る判断をした。

昨今の感染状況を総合判断し、
また義祖母が危篤&入院されたこともあり、
「妻のそばにいてあげたい」と。
(追記:3日、大往生された。曽孫に会わせた翌日に倒れた……
心配していた最後の内孫(嫁)に、無事曽孫が生まれ安心したのかなと)



(遠征を中止し時間ができた分、PCにかじりつき宿便を下ろす。
このブログも、右列を精錬。2014年以降の釣果を並べたり)

海外に行けないからこそ、
その分の時間とエネルギーを国内にぶつけた1年。
釣りバカなのは認めざるを得ないけど、
バカ釣り師にはならない。

優先順位のつけ方を誤らないように、気をつけて過ごした。

コロナに限らず、
これからもいろんなことが起こると思うけれど

「行ける時に、行こう!」

いのち短し、恋せよ少年。
怪魚との恋(=モンスターキス)に、
今この瞬間に、全力でぶつかり続けるだけだ。



(改めて、“日本三大怪魚”2020)

「“日本三大怪魚”年間120コンプリート(単年)」
は、またいつか・・・キリ良く10年後に? 
何らかの理由で海外が行けなくなった年に?

とりあえず言えることは、
来年2021年も海外に行き辛い状況は続きそうだ
ということと、そして、
2021年は、モンキス“副社長”の10周忌だということ!


(2010年。ヒロト曰く「2人で釣った1匹」アカメ118cm。
シマイサキを泳がせて。翌2011年9月16日、ヒロト永眠。
以後10年、思い出の浦戸湾での物語は、そこで止まっている)

「アカメ120オーバー・・・否、150を目指して。
浦戸湾での物語を進めるのは、来年しかない!」


そんなふうに、これまたポジティブに考え直して、
めちゃくちゃワクワクしています!!

旅のスタイルはもちろん、釣り方そのものも、
“10年たった今だからこそ出来る旅(=新しい旅)”
ってのを表現できるかなと。



(思いついたら即行動!資料請求)

「よっしゃ“子連れ怪魚ハンター”として、
家族で数ヶ月、高知に移住すっか!笑」


釣り方に関しては、まだ秘密。“自作ルアーで”とだけ。


(2012年末、怪魚マガジン2に入れた広告。懐かしいね。
「世界を変えるより、自分を変える方がラクだ」
どんな逆境も、相対的なもの。すべては、自分次第!)


・・・というわけで、
おかげさまで、2020年も、
全力で駆け抜けることができた1年でした!


皆様も、素敵な新年をお迎えください。
(※31日現在、お葬式でバタバタしており、年明け以降アドレスリンク等調整します~)


(国内外、庭の釣り堀から大海原まで、
小物から大物まで、とっても充実した2020年でした☆)


日本三大怪魚譚-イトウ編-

2020-12-24 19:00:00 | 近況報告@富山

(イトウ@北海道2020
全長122cm、同行者現認・口閉じ尾開き120cm)

Fielder vol.55 発売中!
連載『怪魚料理』に、今年のイトウ釣行を寄稿しました。
“料理”には養殖イトウを使いましたので、ご心配なく(笑)


(前回のビワコオオナマズ編に続く“日本三大怪魚譚2020”
コロナを機に10年ぶりに自粛解禁、思い出の地を歴訪)

初めて北海道に向かったのは2007年12月。
以後4回目の訪問で、ようやく手にした初イトウ。
仙台在住(当時)の学生には、地理的にも経済的にも遠かったなぁ。
その後、大学院を修了し、
釣りが仕事になって以降(2011年〜)は思うところがあり、
“日本三大怪魚”の釣りは、自粛した・・・。


(2009年、4度目の訪問で自然分解性ワームのテキサスリグにて初イトウ。
色々言う人もいたが、それを含めて、思い出深い1匹になっている)

・・・時流れ10年。コロナの2020年。

「ヤツらに再会するのは、今だ!」


(全長23cmのルアーと比較して欲しい。頭だけで30cm以上あった。
越県移動の自粛要請が解除された6月19日以降の釣果)


ロッド:モンスターキス/ディアモンスターMX-6卍(プロト)
リール:シマノ/カルカッタコンクエスト201
ライン:バリバス/怪魚PE Si-X VAMOS 6号(リーダー無し直結)
ルアー:ガンクラフト/ジョインテッドクローマグナム230F(MKイトウ)
スナップ:日本の部品屋×モンスターキス/怪力スナップ
リング:バリバス/アバニオーシャンワークス パワーリング100LB
フック:BKK/ディアブロ♯4/0(バーブレス化して使用)

ロッドはもちろん、ラインにスナップ、ルアーまで……
2020年時点での自分度を最大限に高めた1匹。


「だから10年我慢した。
もう、誰にも文句は言わせない。」


……詳細は雑誌でドウゾ。



続『MZ-7』〜ディアモン最高峰〜

2020-12-19 18:51:00 | DearMonster開発記

(物語の始まりは、いつだって“7”から。
12月19日現在、直販(振込)でのみ受注中

続『MZ-7』の話。

妥協なく、できること全てやり尽くそうとした結果、
過去最高の価格になってしまい、
このコロナ禍もあって心配しましたが……。
現状、いつもの新作並みの受注をいただけており、ホッとしています。
ひとつ開発担当の僕からハッキリ言えるのは
「販売担当(タクトくん)が増産をしたがらない竿だ」ということ(汗)

限定販売にするつもりはないですが、
「X」シリーズや「V」シリーズ以上に再生産ペースはスローになると思いますので、
悩まれている方は……悩んでください(笑)


(わかりやすい差別化は40cm仕舞寸法。
ノートPCの対角長くらいだけど、仕舞寸はこの竿を語る上で出発点でしかない)

ディアモンの最高峰、現時点での到達点を意味する“Z”。
それすなわち世界イチのトラベル(マルチピース)ロッドで
なければならない
と思ってるし、
それが確信できたから、リリースに至った訳で・・・。

その辺りは先のブログでも書きましたが、
仕様を確定し、生産にGOを出した後の今秋、
シマノさんからポイズンアルティマの5ピースがリリースされました。

“アルティマ”と“Z”、
“ステップレングス”と“段差レングス”等々・・・

「やはり竿屋として行き着くところは同じだ」

と、むしろ、嬉しく、誇らしくなりました。
価格が、税込で10万を超えていることもw


(軽く、ディアモンの歴史を振り返ろう。
上、2012年発売の“始祖のディアモン”『MX-71』、
下、翌2013年発売の限定“シーラカンスロッド”『MX-8』。
黎明期のこの2本のおかげ、いわば社会実験の成功によって、
以後50cm以下仕舞寸へ繋がっていく足がかりを得た)


(2014年、先行して発売された50cm仕舞寸法の『MX-6』に揃える形で、
『MX-71』では90cmあったブランクを見た目的には更に半分の50cmにして、
変則6ピース、事実上の5ピースの後継機『MX-7』が完成。
ただ、既にあるブランク切って、印籠で繋いだだけじゃない、
再度マンドレルの設計から4セクションやり直した。
なお、『MX-6』の開発に際し互換レングス構造が実用化に至り、
『MX-71』を始祖として、2020年の『MZ-7』まで繋がる)

初代『MX-71』(仕舞寸90cm/変則4ピース)の設計時、
工場の担当者から

「50cm仕舞の変則6ピースだと、
釣り業界の流通システム的には9万円代、
税込みで10万円超える竿になるけど、大丈夫?」


と心配された。
3万円代のマルチピースロッドすらない時代、流石にビビった自分は、
仕舞寸90cm・変則4ピースに、構造をシンプル化した。

当時はそれですら画期的で、実際それで必要十分だったし、
複雑にしすぎて壊れては元も子もない。
数年使って耐久性を確かめないと“その先”には進めないと思った。

「それ(仕舞90cm、変則4ピース)でも、
既存の流通システムだと7万円台になるよ?」


と助言され、頭を抱え・・・流通システムから考えた。
竿だけ作ればよかったわけじゃない。
それを世に出すシステム含めて作る、
それ含めて“ディアモンスター”という冒険だった。

「“株式会社ひとり”で、
WEB直販限定なら、5万くらいで出せるのでは?」


無いものを作る、その1歩を踏み出すということは、
きっとこういうことなんだろう。
ものすごーく怖かったけど、めっちゃ楽しかった!


(自身も結婚した今だから堂々と書けるが、『MX-71』の7フィート1インチは、
旅に出たキッカケの初恋の子の誕生日、7月1日に由来する。
……数年前、久しぶりに2人でご飯を食べに行った際、公開の許可をもらった)


マルチピースロッド
=弱い、重い、廉価品


そんな固定観念からだろう、
3万円以上の価格帯で見当たらなかった2010年代前半。

「でも、俺は欲しい!」

と一念発起した初期衝動。

・・・正直なところ、

「工場に騙されてる、値段盛られてるんじゃ?」
と思うことも無いではなかったけど、
「オレ自身、不当に盛って売ってると思われるんじゃ?」
と心配にもなったこともあったけども、

10万円代のポイズンアルティマ(5ピース)の
登場によって、気が楽になった(笑)


ディアモン発売からやがて10年経って、
「間違いじゃなかった」とお墨付きをもらった気分だ。


“ディアモン以後”の潮流、
“怪魚”というカウンターカルチャーが、
王道“バスロッド”の最高峰にも影響を与えた(であろう)今を、
とっても、面白く思っています。



(もう一度改めて全景を確認。グリップを繋げば事実上の6ピース竿。
「BASE」(クレジット)でも25日から発売開始

その上で、ウチは“怪魚ロッド”(≒トラベルロッド)として、
移動時の壊れにくさで、オールダブルフットは譲れない部分(後述)。

仕舞寸は更に短い40cm、
結果6ピース(グリップ分割まで含めれば変則7ピース)。

7フィート前後のマルチピースロッドは仕舞50cm前後で
5ピースの製品が多く見られる(ウチにもある。MX7やMV-75など)中、
大移動時の携行性、フィールドでの使用感はもちろん、

フィールド間の小移動時の利便性、

2ピース的にも3ピース的にもなる「6」ピースは、
その一歩先を行く視点かなーと思ってます。



(現地でのと後での移動時は、2ピースに@インド。
背景がうるさくて申し訳ないが、
乗り物では行けないつり橋を歩いて移動時の写真)


(トゥクトゥクなど、自転車やバイクと言った小型の移動手段では、
3ピース化できるとものすごいラクになる)

どうだい、シマノさん!
「Divisor 6 Consept 」(6の約数、の意)とでも、
ギミックには名前付けようかな? 今度から(笑)
「ハイパワーX」とか、まぁウチもほぼ同じようなことやってるけども、
ひと言で言い切れるのは羨ましい&見習わせてもらおう!」


・・・な〜んて軽口が叩けるのも、
シマノさんには平素から良くして頂いているからだ。

先日も、繁忙期前にまとめてオーバーホールに出した私物が返ってきた。


(僕の1軍たち。最近、遂にアンタレスを購入。メルカリでw
この写真で気づきますかね、僕がEVAグリップで竿を作ったワケ)

内部構造にまで話を持っていくと膨大なことになるので、
写真に映る部分(外見でわかる部分)に絞って詳細&コダワリを綴っていけば、


(一番手前がセンスなさすぎの初期プロト。コルクでも一応試作してみた)

まず、デザイン。
“Z”を冠して、新しいシリーズを作る以上、
「X」や「V」とは違う竿にしたかった。

デザインを、どこを参考にするか・・・
スポーツやら車やら・・・釣り以外のバックグランド、
文化的背景がほぼ無い自分は、
あろうことか釣り具の中からソレを探してしまった(汗)

シマノ以外のリールで、自分的なセンスのど真ん中に来るのが、
古アブの、通称“赤ベロ”と呼ばれるモデル。
それをロッド化したが・・・ダサい。
悲しいぐらいダサい(笑)

ダサ男の生きる道、それはやはり断捨離思考。
余計なことしないのが1番だと悟った(笑)

『MX-71』の開発に立ち返り、
「要らないものが無くなった時が完成」、

デザインは極力シンプルに。
また、「釣り具のiPhoneを作る!」と工場でプレゼンした際からの構想、
当時約10年前はコスト的な部分で諦めたこと、
iPhoneのように色を選べる(EVAかコルクかグリップを選べる)ようには試みた、

が・・・


(“必要最低限”の部分、セパレート部に、平織りカーボンを。
EVAをデザインの軸、印刷デカールやスレッドをシルバーにし、
そのままコルクに換えたサンプルも作ったが・・・)

個人的な感覚、あくまで主観だけど、
「Z」のブランクデザインには、
コルクグリップはベストでははない。



(グリップエンドを、ゴールド印刷デカールの「X」につなぎ変えてみた。
コルクにはゴールドが似合っている。そして“カルコン”が似合っている←重要)

そう、「Z」(EVA系デザイン、『HUNTERS』含む)を作ったワケ、
それは、最近のシマノのリールの色が、
カルコンを除いて大人しい。


“旅的”個人釣行なら耐久性で“カルコン”一択の個人的選択肢に、
メンテのしやすさ、最新ブレーキシステムなどを提げ、
一軍に割って入ってきた「バンタム」という存在。


「バンタム(ロープロリール)にマッチする」
デザインも、使用感も、
「リール」という相方の潮流を踏まえ、
より現代的にまとめたのが、「Z」とも言える



タクトくんが書いた販売サイトBlogより。
詳細画像も、随時アップデートされてます)


継ぎ部は、より使用感重視で、こうなった。




販売サイトBlogより。上が比較用の『MV-65』)

ブランクの研磨・塗装法や、ガイドセッティングにこだわっていくと、
こんなエポキシ樹脂の部分すらも、無視できなくなる。
「わかりやすさ」よりも「使用感の精錬」を「Z」では選択した。


(一応、各セクションの最もバット側のガイドスレッドには小さく印字)

ガイドセッティングは、初代『MV-55』と同じ、
トップガイドから5mm通し&バットだけRV6mmのセッティング。
(※現行『MV55』は腰低LRVガイドにマイナーチェンジ)
試作段階から含め5年以上の耐久テストを経て、
「これなら大丈夫」と言い切れるもの。
ブランクパワーと装着リールを想定してバットガイドだけ腰高に戻し
トップガイドのリングだけ、SiCに変更した(耐久性重視)。

“怪魚”や“釣り旅”が謳い文句ではなく、
実際ガチの旅人に選んでもらっているウチでは、ダブルフットガイドが必須.
選択肢にある最小ダブルフットガイドは5mmだから、このセッティング以外無い。

もちろん、シングルフットガイド(結果より小径の選択肢)にすれば
より軽快さが増すのはわかりきってるし、
スパイラルセッティング他、尖ったセッティングもできなくはないけど、
ブランクに自信がある、
その良さを存分に味わって欲しいから、
セッティングはオーソドックスにまとめた。


開高健が生前行きつけにしていた蕎麦屋に行ったことがあるけど、
氏は、盛り蕎麦に海苔をのせさせなかったという。まぁ、そういうこと。


そして、性能的にはあんまり関係ないかもだけど、
思い入れの部分。
ロープロファイルリールと相性の良いPTSリールシートでは、
「X」シリーズではアルミプレートで、「V」シリーズでは印字で、
ともにゴシック体で入っている「Good Luck!」の文字。

「Z」では、30代半ばを迎え、
多少柔らかくなった僕(とタクト君)らの感性で、
プロトの修正を重ねる中で、筆記体で入れてみたり・・・。


(とりあえず、既存の書体で。しかしまぁ何本、
EVAがテカテカに黒光りするまで使い込んだものか!笑
販売サイトBlogより。)

竿はあくまで“道具”。
書籍のような“作品”ではなく、使ってなんぼのモノに、
自分の名前や、サインを印字したりする趣味は無い。

僕自身の名前にそんな価値があるとは思っていないけど、
「Z」だからこその“思い入れ”、
2020年の僕の手書き文字くらいは、いいんじゃないか?

喜んでくれる人もいるんじゃないかな?と、
仕様確定直前、最後の最後に思えるようになった。


(職人さんがウッカリしなければ、コレで入ってくるかなと。
最終プロトに反映してないので、チと不安。
まぁ性能は変わらないので。“道具”ですから)

Good Luck! (幸運を祈る!)

2020年、色々あった今年の最後に。
来たる2021年の世界に、希望を込めて。
手にしてくれた方々にとって、
“楽しい未来”になりますように・・・

もう1箇所だけ、小さな部分だけど、
性能とは関係のない“思い”を、
これまた最後の最後に込めた部分があるので、
それは年をまたいで来月、発送開始のタイミングで、
恒例の“私的サブネーム”の公開と合わせて、
紹介したいと思います(続く)



(この記事を書くに際して記事カテゴリ『ディアモンスター開発記』
の初期の方を今一度見てみた……小っ恥ずかしくてとても読みきれないが、
『MX-71』時代のプロトからあった“黒いディアモン”。
こうして形を結んで、感無量ですな)


『MZ-7』&『MX-1』(再販&リールモード)受注開始

2020-12-11 17:34:00 | DearMonster開発記

(2020年8月、琵琶湖の草トーナメントにて“幻のロクマル”
『MX-1(リールモード)』サプネームは“Upsetter”とでも呼ぼうか?)

先日紹介した新作『MZ-7』と
『MX-1』(再生産)受注開始です!


価格・時期など詳細は直営販売サイトで。


(2020年春、初回生産時には記録的なスピードで完売した『MX-1』)


(“ガイド付き延べ竿”というか“リールレスのガイド竿”というか、
とりあえず、新しい価値観、“楽しい未来”を創造した、
ディアモンのコンセプトを象徴する一本かなと!←自画自賛w)


(チヌの落とし込みに……可能性は、無限大。
『HUNTERS』の菅ちゃん他、感度の高い若者達からもレポート多数。
https://turitabi.blogspot.com/2020/07/mx-1.html

「こんなクリエイティブな竿は、今後創れないかも?」
と過去最大熱量の紹介ブログはあまりにも長すぎ、4分割。

その1 https://blog.ap.teacup.com/bouken/762.html
その2 https://blog.ap.teacup.com/bouken/763.html
その3 https://blog.ap.teacup.com/bouken/764.html
その4 https://blog.ap.teacup.com/bouken/765.html
※トップガイドが廃盤&在庫切れのため、以後後継のガイドを装着しています。

そんな紹介ブログ中で先走ってチラ見せし、
問い合わせを多数いただいていた「リールモード」のグリップも、
今回併せてオプション販売します!



(感度重視の硬質コルク使用。端の形状と中央部の太さにこだわり、
リングが“抜けないように入り”つつ、“スライドしすぎない”こと、
1年以上かけ経年収縮まで考慮して、絶妙なクリアランスで仕上げました)

徹底的なテストに傾注し、新作がゼロだった2019年のモンキス。
結果2020年は『HUNTERS』他、新作が多く(と言ってもX1、V75、HT67、HT78の4本)、
『MX-1』を使う時間は相対的に減ったけど、思い出深い活躍の場面が。


(釣った直後は60あったが、ウェイインして計測したら57cmにw
とはいえ、初日ビッグフィッシュ賞を獲得。
3段変長の最長120cmモードにて)

共通知人の縁で、一般人に混じり国内外の第一線で活躍する
バスプロ諸氏が参加する2DAYトーナメントに参戦。
ブラックバスも「数ある魅力的なターゲットの1種」という位置付けの
“怪魚ハンター”的には、アウェイ……
とはいえ、参戦する以上勝ちに行く!

ほぼ9割がた、握っていたのは『MX-1』。


(別の機会だけど、バスプロ黒田健史とプライベート釣行&彼撮影。
最初は訝しげだったが、流石にすぐその可能性に気が付いたようで、
以後、興味深そうに4フィートアンダーの“極短”ロッドを眺めていた。
いずれシマノからそんな竿が出たら、原点はココです。笑)

そのトーナメントのルールは変則的(5本リミットではない)で、
ちょっと説明が必要なのだけど、
同船者とそれぞれ最大魚1本ずつをウェイインするルール。
そんな、全員サイズ狙いの釣りを展開する中で、
初日ビッグフィッシュショーを獲得!



(アメリカで活躍し、過去琵琶湖ガイドも営んでいたイヨケンさんも参戦)


(ヒットルアーはマイラーミノー。0.9gのジグヘッドでミドスト。
ワカサギパターンの船団の中で釣り勝つために・・・
具体的には極端に短く、ガイドが小さく少ないことによる風の影響の低下、。
0.4号極細PEと組み合わせで、
専用バスロッドを捲る感度で経験値を補うという奇策)

掛けないことには始まらない。


“怪魚”ではラインブレイクの可能性があるセッティングはしないが、
“ゲームフィッシュ”なら、ある程度ケースバイケースでいいだろう。

掛けるまでは『MX-1』の仕事、掛かってからはウデ(自分)の問題・・・。
2日目(最終日)もロクマルを掛けたが、
痛恨のラインブレイク!



(2日目のウェイイン魚……なんとか40cmクラスを絞り出したが、無念。
ラインセッティングは前日と同じ、『MX-1』は悪くない。
僕の腕が足らなかった)

初日以上に風が強くなった2日目は、
3段変長の最短90cmモードで釣っていた&掛けた&切られたのだけど、
もちろん飛距離は出ないが、戦う土俵には立てた。
一般的な6フィート台のバスロッドでは、
自分のウデでは、そもそも釣りにならなかったろう。
小径ガイドが3つだけ、飛距離を犠牲にしても、
専用品ですらもたぶん未踏の感度・操作性領域を垣間見ることができた。
実際、同船者(ペア)のタクトくんは、
専用バスロッドでも小バスだけに終わった・・・。


(大会は2日目にパンチングでロクマルを持ち込んだウッチーさんが優勝。
主催者氏から聞く限り「ウッチーが1番警戒していたのは小塚くん」とか)

ガチのプロに「あわや!?」と思わせ、
本気にさせた(させててしまった)のは、間違いなく『MX-1』の力。

その釣行で浮かんだ『MX-1』(リールモード)のサブネームが
“Upsetter”
(アップセッター:番狂わせ屋)

4フィートアンダー・・・5フィート以下すら市販品に無い現状、
“バスロッド”の常識の外側のセッティングだけど、
いずれ自分が本気でバスロッドを突き詰めるなら、ここかもしれない。

少なくともその可能性の萌芽は、
『MX-1』と『MX-Slide Grip』との組み合わせで
来月には体験してもらえると思う!



(逆にまた“怪魚”でもこんなメリットがハネムーンの道中、
PE1号を巻いた小物狙いのヨメの『MX-1』に、ヤバい大物がヒット!
僕が替わってドラグファイトした、無事フックを外してリリースできた。
保護種がいる水系などでも万が一を考えると◎)

・・・というわけで、
『MX-1』だけでも長くなってしまったので、今回はこの辺で。

恒例となった(!?)
新作リリース前の“サブネーム”発表に際して、
『MZ-7』についてはもう1記事、長文書きます。


次回更新もお楽しみに☆


https://monsternet.base.ec/items/32548836


https://monsternet.base.ec/items/27677536


https://monsternet.base.ec/items/36742335


(ちなみに『MX-Slide Grip』は、『MX-1』だけでなく
2月に再販予定の『MX-0』(ガイド無しの方)にも対応します。
リングを外し、気分や好みで、ちょっと太いグリップで使いたい時などに)

受注方法の時期など詳細は直営販売サイトで。