現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

子どもをゆさぶるモノ

2009-04-24 | 教材・授業の研究
社会科の教材研究は、モノを用意すること。
とは、けだし名言。
私は、「アミラーリビール」を用意したことから社会科のおもしろさに目覚めた。

次のようなサイトがある。
東郷ビールという伝説

「東郷ビール」と呼ばれるビールは、諸説あって教材として使うには、二の足を踏む存在だった。
そもそも「東郷ビール」というビールはない。
東郷平八郎をラベルにしたビールをそう呼んでいるだけだ。
「アミラーリビール」(提督ビール)というフィンランドで作られたビールの一つである。
24人の提督をラベルにして売られていた。
そこには、「東郷平八郎」の他にも「山本五十六」もある。

現在でも復刻版が買える。
アミラーリビール(販売)

私は、このビールを教材として使いたいために
「東郷ビール」なんてありません
の作成者の方とメールにてやりとりをした。

そこで分かった事実は、

フィンランドで「東郷平八郎」をラベルにしたビールが売られたこと

だった。

フィンランドの英雄、マンネンヘルムの話や
ビールの販売会社のピューニッキ社の社長が東郷神社にお参りに来たこと
も調べるにつれて分かってきた。

そこで子ども達に間違った情報(過度な演出)を伝えないことで
教材として使用することは有効だと判断した。


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