一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

最近、驚いたこと⑳ ……河合優実を知らなすぎるにもほどがある!……

2024年02月06日 | 最近、驚いたこと

1月下旬頃より、
我がブログ「一日の王」の中の、
映画『愛なのに』(2022年)
映画『PLAN 75』(2022年)
映画『女子高生に殺されたい』(2022年)
映画『少女は卒業しない』(2023年)
TVドラマ「17才の帝国」(2022年5月~6月)
などのレビューへのアクセス数が、
異常に多くなっているのに気付いた。
これらに共通しているのは、河合優実の出演作であること。
調べてみると、
阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の第1話が1月26日に放送されて以降、


小川市郎(阿部サダヲ)の一人娘、純子を演じている女優について、
SNSで話題になっているようで、


「スケバンの子、めっちゃ可愛い」
「純子役の女優さん誰?」
「放送始まってすぐに名前調べた」
「一瞬で惚れました」
「完全にハマリ役」
「こんな可愛い子がいるなら昭和に戻りたい」

などの声が寄せられているとか。
純子を演じているのが河合優実と判り、
「河合優実」で検索して、
ブログ「一日の王」の記事へ辿り着いているらしいのだ。
当ブログへのアクセスが増えているのにも驚いたが、
「河合優実」を知らない人が多いのにも驚かされた。
数年前ならまだしも、
現在は、映画でもTVドラマでも主演作があるし、
第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞、
第64回ブルーリボン賞 新人賞、
第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 新人賞
など、
多くの賞を受賞しているからだ。
「河合優実を知らなすぎるにもほどがある!」……と。(コラコラ)


私の場合、
『サマーフィルムにのって』(2021年8月6日公開)
で、河合優実に出逢い、


『由宇子の天秤』(2021年9月17日公開)
で、河合優実の演技に驚嘆し、


『ちょっと思い出しただけ』(2022年2月11日公開)
で、河合優実の美しさに痺れ、


『愛なのに』(2022年2月25日公開)
で、河合優実の魅力に完全に取り憑かれてしまった。


上記4作で完全に河合優実の虜(とりこ)になってしまった私は、
以降、河合優実が出演する映画やTVドラマは欠かさず見るようになった。

※河合優実関連・ブログ「一日の王」掲載記事
映画『サマーフィルムにのって』……本作の欠点を葬り去るほどの伊藤万理華の魅力……
映画『由宇子の天秤』 ……代表作を次々と更新していく瀧内公美の新たな代表作……
第8回「一日の王」映画賞・日本映画(2021年公開作品)ベストテン(新人賞選出)
映画『ちょっと思い出しただけ』 ……路地裏に咲く名も知らぬ花のような恋……
映画『愛なのに』 ……河合優実、さとうほなみ、向里祐香が魅力的な傑作ラブコメ……
映画『女子高生に殺されたい』 ……河合優実の凄みを感じた城定秀夫監督の傑作……
映画『PLAN 75』 ……河合優実を見に行ったら、とんでもない傑作に出逢った……
NHK土曜ドラマ「17才の帝国」 ……河合優実、山田杏奈と、ロケ地の佐世保……
最近、驚いたこと⑭ ……山下達郎「LOVE'S ON FIRE」のMVに河合優実が……
映画『冬薔薇』 ……河合優実、和田光沙、余貴美子に逢いたくて……
最近、驚いたこと⑮ ……私の好きな女優・河合優実の映画初主演作が公開決定……
映画『百花』……菅田将暉と原田美枝子の演技が素晴らしい川村元気監督の秀作……
映画『線は、僕を描く』 ……清原果耶、河合優実、富田靖子に逢いたくて……
映画『ある男』……脚本(向井康介)と映像(近藤龍人)が秀逸な石川慶監督の傑作……
人生の一日(2023年1月13日)「批判する頭のよさより……」
第9回「一日の王」映画賞・日本映画(2022年公開作品)ベストテン(最優秀助演女優賞)
映画『少女は卒業しない』 ……河合優実の初主演作にして青春恋愛映画の傑作……
映画『ひとりぼっちじゃない』 ……河合優実の出演作だから見たのであるが……
(タイトルをクリックするとレビューが読めます)

映画やTVドラマのレビューだけにとどまらず、
カテゴリーの「最近、驚いたこと」で過去2回も(⑭と⑮)河合優実を採り上げ、
今回で3回目というのにも(個人的に)驚いている。(笑)
現在放送中のTVドラマ「不適切にもほどがある!」も当然観ていて、
個人的に評価が定まったらレビューを書こうと思っていたのだが、
「最近、驚いたこと」がレビューより先になってしまったことにも驚いている。(笑)
現在、第2話まで放送されているので、「あらすじ」だけ紹介しておこう。



【第1話】
1986年。
小川市郎(阿部サダヲ)は、
“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師。
野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。


その一方、家では男手一つで17歳の一人娘・純子(河合優実)を育て、
娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。
最近は市郎の帰宅時間をやけに気にする純子が男を家に連れ込み“ニャンニャン”するのではないかと心配していた。


ある日、市郎は、
いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトしてしまう。


目を覚ました市郎の目に飛び込んできたのは、
パンツが見えそうなスカートを穿き、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。
その姿に違和感を覚え指摘する市郎だが、
乗客たちは車内でタバコを吸う市郎こそおかしいと口論になってしまう。
逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、
見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。
なんとか見つけた馴染みの喫茶店に飛び込み、
事態が飲み込めないまま市郎は動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗)のビールを勝手に飲み干し、口論になってしまうのだった。


一方、1986年の同日、
純子は向坂キヨシ(坂元愛登)から突然告白されていた。
キヨシは、社会学者である母・サカエ(吉田羊)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。


街中で偶然出会った純子に一目ぼれしてしまったのだ。


純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗)に密かに思いを寄せているにもかかわらず、


キヨシを家に連れ込もうとするが……




【第2話】
再び令和にやってきた市郎(阿部サダヲ)が持っていたスマホに、
昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が。
市郎のタイムスリップ話を信じていなかった渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、
ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいるとわかり、驚きを隠せない。


そんなことはさておき、
市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、
サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願するのだった。
改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明すると共に、
初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける市郎。
そこで、渚はこれまでに起こった出来事を語り始めるのだが、
それは現代の働き方の難しさを象徴するかのような内容だった。


鬱屈とした毎日を過ごしている渚の前に更なる問題が……
その時市郎は……




第1話を観て「面白い」と思ったが、
第2話はさらに面白くなっていて、


第3話以降も見逃せない展開になっている。
それにしても、河合優実の可愛さは尋常ではない。(コラコラ)


もともと“昭和顔”だとは思っていたが、
これほど昭和が似合うとは……
TVドラマ「今日から俺は!!」の清野菜名や橋本環奈に勝るとも劣らない可愛さと言っていいだろう。




河合優実を目的に見ているTVドラマ「不適切にもほどがある!」であるが、
河合優実の他にも、私の好きな仲里依紗や、吉田羊なども出演しているし、


意外な登場人物が次々に現れるので、そういう意味でも目が離せない。




宮藤官九郎脚本のドラマは当たり外れがあるのだが、(個人的感想です)
今回の「不適切にもほどがある!」は完全に「当たり」だ。
第3回以降が本当に楽しみでならない。

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