一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ハンカイソウ、カワラナデシコ、マイサギソウ、カキラン、ノギラン……

2024年07月10日 | 天山・彦岳


7月9日(火)

梅雨の晴れ間に、天山へ。
もうそろそろハンカイソウが咲く頃だと思い、
“ハンカイソウの小径”のある上宮ルートで登ることにした。

出発。


上宮の池の前を通過。


鯉が寄ってきたが、


エサになるものを持っていなかった。
「ゴメン!」


ゆっくり登って行く。


アキノタムラソウが咲いている。


ここを登った先に、


ハンカイソウが咲いていた。


“ハンカイソウの小径”はまだ先なのだが、
もう逢うことができた。


嬉しい。


もうすぐ樹林帯を抜ける。


左手にオオバギボウシが咲いていた。


この先から、


“ハンカイソウの小径”が始まる。






ちょうど見頃を迎えていた。


この花を見ると、南アルプスで見た“マルバダケブキ”を思い出す。




あめ山分岐から右折。
天山にとりつく。


しばらく登って、


振り返る。
あめ山が美しい。


天山山頂に到着。


展望はイマイチ。


稜線散歩へ。


まず、今の天山の主役、マイサギソウを探す。


花が草の色と同じなので、なかなか見つからない。


だが、ひとつ見つかると、


次々に見つかる。




今日は、数十株のマイサギソウを見つけることができた。








〈これが今日一番のマイサギソウかな?〉
と思い、パチリ。


縦でもパチリ。


ツインのマイサギソウ。


花の部分をズーム。
面白い形をしている。


正真正銘、今日一番の株を発見。


縦でもパチリ。


見事に舞っている。


キュウシュウコゴメグサも咲いているが、


前回来たときよりも、あまり増えてはいない。


それにひきかえ、
オオバギボウシ、


オトギリソウ、


ホソバシュロソウ、


テリハアカショウマ、


ノイバラなどは、花の数を増やしていた。


ノギランや、




キガンピも開花していた。




天山の稜線歩きは本当に気持ちが好い。


モウセンゴケも、


花を咲かせていた。


サイヨウシャジンも開花していた。




カキランはピークを迎えていた。


たくさん咲いている。


いいね~


そして、ハンカイソウ。


稜線でもたくさん咲いていた。


ハンカイソウの花の上では、キアゲハが舞っていた。




ついでに、アザミの蜜を吸っていたツマグロヒョウモンもパチリ。


カワラナデシコも、もう咲いていた。


嬉しい。




オミナエシや、


ヒヨドリバナや、


イタドリの花も咲き始めていた。


不思議なことに、ミヤマキリシマがまだ咲いていた。(笑)


最後は、「肥前槍ヶ岳」で、(笑)


こんな風景を見ながらのランチ。


最高!


上宮登山口に戻ってくると、柵にパンフレットのようなものが貼られていた。


この上宮登山口駐車場で、7月下旬に3日間、コンサートがあるようだ。




ボーカリストは、地元(佐賀県多久市)出身のHAKU(ハク)さん。




HAKU(ハク)さんのX(旧Twitter)を見ると、次のように記されていた。

🌟開催決定!!!
〈佐賀・天山星空コンサート2024 〉

満天の星空を見ながら、
寝転んで聴く音楽コンサート♪

"1日限定30名様"ですので、
チケットはお早めにご予約をお願いします♪
日常から離れ、天山から見る星の美しさ、
森や虫の声、そして音楽を、
是非体感して頂きたいです^ ^

きっと素敵なコンサートになることだろう。

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