道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

12/21暴風雪で休足日(気にかかって…)

2023-12-21 16:37:00 | 日記

いよいよ本格的な冬将軍の到来?

朝はミゾレ模様で前庭が白くなって
今日から明日にかけて
大雪になる可能性もあるとか…

それにしても寒い…



現役時代と違って出勤する必要もないから
気楽といえば気楽なのだが…

初孫くんの送り迎えだけが
ちょっとしたメンドウゴト?

まぁ今のポンコツジジイの大事な役目だから
大雪でも暴風雪でもそれを果たさないと…

だけど大雪になっちゃうと
愛車のオープンカーはさすがに…

もちろんオープンにするわけじゃないけど
車高が低いから雪道には全く向かなくて…

まぁ走れない状況になれば
カミさんの車で送迎するしかないな

幸いにも今日はまだ積もってないから
初孫くんを乗せて無事登園


というか
そんなことよりもいま世間を賑わしてる
某自動車メーカーの不正検査問題!

我が愛車も当然その対象車種に上がってて…
大丈夫なのか?

ディーラーからはまだ何の連絡もないけど…
この先どんなことになっていくのか?

まぁもう買っちまって1年半乗ってるから
いまさらどうしようもないんだろうけど…

でも
何にも知らないで不良品を買わされたような
そんな感じは否めず…

ディーラーに文句を言っても始まらないけど
不安といえば不安?

気にかかって…








家に戻ってきてから
洗濯やら何やらいつものルーティン家事を…

この子を聴きながら…




洗濯物を室内で干しながら
窓の外に目をやると…

強い風に揺れる前庭の木々
時折空の隙間から青空も覗くけれど…

前庭の隅に溜まった白いモノが目に入り
凍える思いでとても走る気にはなれず
やむなく今日は休足日…


昨日まで
寒い中を汗だくで走ってたせいか
鼻風邪がなかなかスッキリしない

もちろんヒドかったときよりは良くなり
風邪声も普通に戻ったのだが…

それに不調で気持ち悪かった
便秘気味の症状もすっかり治ったのに
まだ鼻だけがグズグズと…

そんな体調で最近気になるのは
いつから始まったのか右の下瞼が
ピクピクと頻繁に痙攣するようになって…

ずっと長く続くわけじゃなくて
しばらくすると治るのだが…

それでもまた何度も同じような症状が
繰り返される状況…



不安になってネットで調べてみると
どうやらストレスが原因らしく…

ストレス?

今年最後の大きなスケジュールだった
バアさんの三回忌も終えたし
もう年内は大した予定もないから
ストレスを感じる事もないはずなのに…

まぁたしかにこの間までは
行きたくもなかったやんごとなき飲み会や
バツイチ女史のことで
かなりイライラしていたけど…

それももうLINEや電話をブロックするなど
強制終了のカタチを取って
ラクになったつもりでいるんだけどなぁ

ひょっとすると
そんな自分の行為にストレスを感じてる?
良心の呵責というものに苛まれてる?

かもしれないなぁ

長い間
善人ぶって生きてきたからなぁ
もともと善人でもないのに…

だけど
もう善人ぶるというか
善い人ヅラの仮面を被って生きるのは
ゴメン被りたくて…

付き合いたくもない人たちに
愛想笑いを振り撒きながら生きるなんて
もうマッピラだし…

そんな生き方
自分でも限界に来てると感じてる

誰かから多少悪く思われても
大した迷惑さえかけなければ
出来るだけ正直に生きていきたいと…

そう思うこと自体がストレスなのかも?

もしそうだとしても
どっちにしろストレスを感じるのなら
やっぱり思うように生きた方がマシだと…

もちろん
メンバーたちや付き合いたい人たち
生きていく上で必要な人たちとは
これまでどおり仲良くやっていきたいと…

カミさんとも
今更離婚するなんてことはないだろうし
そこはガマンするしかないと…

カミさんの方から
離婚したいと言うんなら別だけど…

とにかく
この右の下瞼のピクピク痙攣
治ってさえくれれば…

結構
気にかかって…


12/20小雨の中のスロージョグ10㎞(少しでも早く…)

2023-12-20 17:49:00 | 日記

朝方からすでに冷たい雨模様

今日こそ走れそうにないなぁと思いつつ
朝所在なげに初孫くんの登場を待つのは
老いぼれジジイのツネ

やがて元気な足音を鳴らして
裏口から入ってきた初孫くん

開口一番
今日はオベントウの日だよ〜と
大きめの黒いリュックを持参…

もちろんリュックの中は
お弁当やらいろいろと…



そんなリュックで雨降る中の登園

傘もささず
ちょっとだけ雨に濡れて
園の玄関まで小走り

手を洗ったあと
iPadみたいな登園パネルをタッチしてると
おはようございま〜すと背後からの声に
振り向いて僕も挨拶を返したのだが…

挨拶をしてきたのは
ロングヘアーのグラデーション茶髪で
化粧が濃いめというかおそらくツケマ?の
ギャルママまでは行かないけど
いつもツンとすましてる感じのお母さん

秋頃からよく見かけるようになったけど
いつすれ違っても
私は誰とも挨拶しないからと言わんばかりの
とりつくしまもないような仕草で
視線も合わしたことなんかなかったのに…

どうして
今日は向こうから挨拶してきたんだろう?

痛々しい勘違いのイデタチの白髭ジジイが
害のない人種だと判明したのか?

それとも
僕のような勘違いジジイがタイプなのか?
かもしれないなぁ
年甲斐もなくオープンカーに乗ってるし…

いずれにしても
そんなギャルママから挨拶されたことは
嬉しいに違いなく…



そうこうしてると
いつも挨拶をする背の高いお母さんも
姿を見せておはようございますと…

どデカいランクルに乗ってきて
いつもはどこかの制服のような
紺のスカート姿なのに今日はスラックス!

その脚の細さ長さというかスタイルの良さが
まさにジジイのどストライクタイプ
しかも知的な美人顔だし…

ただ
背が高すぎて僕とかわらないのが
唯一の難点?

というより
そこが一番の魅力なんだけど…

そんな彼女と
一度でいいから…

いや
そんな彼女の旦那さんがどんな人なのか
一度見てみたいもんだと…

コッチも新しい発見で
嬉しい限り…









そんな感じで雨降る今日は
その鬱陶しさを晴らすような
嬉しい一日の始まり?だったかも…

そして
初孫くんを送り届けると雨も小降りになり
なんとなく西の空も明るく見え…

スマホの雨雲レーダーを確認してみると
9時過ぎには雨も上がる見込みで…

いかにも
ポンコツジジイに今日も走れと…

最近
こんな調子の空模様ばかりなのは
もしかしたら
神様が僕を走らせようとしてるのか?

そんな気がして…

ひょっとして
走れなくなる日が段々と近づいてるのかも?

だからなのか?

それは単なる思いすぎだと
気にしないことにして
とりあえずは今日も走ろうか…

この子をお供にして…



今日も小雨模様だから
10キロにとどめることにして…

走り出しはいつもどおり不安定で
自分の体幹の弱さを強く感じる始末
もちろん坐骨神経痛も…

特に雨降りだと水溜りを避けるため
右や左へと寄らなきゃならないので
体幹の大切さが如実に…

もともと
片足で立ったりするのが大の苦手
体幹を鍛えればもっと速くもっと長く
走れるとは思うのだが…

でも
体幹を鍛えるためのストレッチとかは
坐骨神経痛に響いてとてもできそうになく…

逆に言えば
体幹を鍛えれば坐骨神経痛の方も
治っていくのかも?

でもなぁ
いまはこの状態じゃなぁ
とてもじゃないけど無理だよなぁ

そんなことを思いながらも
坐骨神経痛が重めでも
痛みを堪えつつ
ストライドの幅を広げるよう意識して…



途中の上り坂で脚が攣るというか
カックン病が出そうになったので
少しスピードを緩めたが…

後半そこそこマジになって走ってみると
キロ6分半を切ることができ…

坐骨神経痛が重かった割には
そこまで重症ということでもなさそうだと…

というより
よく考えると快調なのかも…

これまでは坐骨神経痛がヒドいときは
キロ7分を切ることすら困難だったからなぁ

行ったり来たりしながら
坐骨神経痛が軽くなっていくという感じか?

三寒四温の繰り返しで
冬から春に変わってくみたいに…

てもジジイには時間が少ないんだよなぁ
そんなにノンビリと待ってるわけには…

できるだけ早く復活したいよなぁ

少しでも早く…


12/19連チャンの酷寒スロージョグ10㎞(そんな気がして…)

2023-12-19 17:25:00 | 日記

昨日は小雪がチラついてたが
今日は朝方まで冷たそうな雨

ちょうど初孫くんがやってくる頃に上がって
空も幾分明るくなった

初孫くんは我が家へ入って来るなり
僕のところへ白い紙切れを持ってきて
コレ出しに行こう!と…

何かと思って手に取ると
ポケモンのクイズハガキみたいなもので
解答欄に初孫くんの拙い文字
差出人欄はチャラ息子かお嫁さんの筆跡

じゃあ後でジイちゃんが
郵便局まで行ってきて出してきてあげるよ
そう言うと…

あそこのコンビニで出せるよ!
切手も売ってるよ!と…

そうなのか?
そうだよ!と…
6歳の孫に68歳のジジイが教えられる始末

そろそろ
お互いの立場が逆転し始めるのか?
段々と…

初孫くんは老いぼれジジイの知らないことを
よく知ってて…

パパとママに連れてってもらって
いろんなところへ出かけてるから…

そんな初孫くんを園に送る途中
コンビニに寄って切手を貼ってもらって
レジ前の小さな赤いポストボックスに
初孫くんが自分の手で投函した

コンビニには何度も通ってるけど
こんなレジの目の前に
ポストボックスがあったなんて
初めて気がついた

若いお姉ちゃんならすぐ目に入ってくるのに
関心のないことは
目に入ってこないというのは
まさにこのことかと思って苦笑い



初孫くんを送り届けたあと
時折小さい霧雨状の雨が舞ってたけど
明日以降は☂️や⛄️マークが続く予報なので
ジョグをどうしようかと…

路面が濡れてるから
シューズも濡れるだろうなぁと思いながらも
もう穴も空いちまってるし…
濡れるくらいは気にすることないか?

走れるときに走っとかないと
冬季の12〜2月は悪天候で
月間150キロにさえ届かない場合もあるし…

そう思ってジョグを断行

この子をお供にして…



昨日と同じような寒さだけど
坐骨神経痛くんの具合が今日は重くて…

やっぱり5℃を下回る寒さの中だと
坐骨神経痛も誤魔化せなくなるのか
痛み止めを飲んでもそれなりに…

痛みをこらえながら
昨日よりは本腰を入れてステップを踏む

じゃないと
思うように前へ進めない感じがして…

そこそこマジに走るので
昨日と全く同じウェアスタイルだけど
すぐに汗が滲み始める

手足の指先や顔は冷たいのに
いつもと同じように汗が流れ…

こんなに寒いのに
汗だくになって走ってるのは
ポンコツジジイくらいだろうなぁと…

というより
この寒さの中でも走ってるのは
よっぽどの物好きかアスリートくらいだと…


そんな物好きのポンコツジジイ
走ってると大声で名前を呼ぶ声が…

オツカレ〜

運転席の窓を開けて手を振ってたのは
いつも陽気な年上の知人

結構マジに走ってたので
交差点で信号待ちの彼の車に全く気づかず…

ハイ〜
と手を振り返したけど…

彼の目にも
おそらく物好きだと映ってるに違いない

というより
昔っからの付き合いも長いから
ポンコツジジイの変態ぶりなど
先刻ご承知済みか?



昨日と同じ10キロジョグ
連チャンで…

結構頑張ったつもりなのに
タイム・ペースは全く同じ

ただ疲れ具合というか
シンドさは格段に今日の方がヒドくて…

坐骨神経痛の威力?恐るべし!
あらためて知らされることに…







日曜日のバアさんの三回忌を終えてから
昨日今日となんとなく力が抜けたというか…

それほど大きなイベントだと
僕自身は思ってなかったのだが…

予想以上に
肩の荷が降りたのだろうか?

かもしれない

断捨離みたいなことも
いくつかあったし…

年の瀬が段々と迫ってるというのに
なぜか落ち着いた心地がして…

まぁ年の瀬だからといって
さして済まさなきゃならないこともなく
年賀状を何通か出すくらいで…

なんだか一区切りついたような…

大袈裟にいえば
人生の一区切りになるのかも…

そんな気がして…

たしかにこれまでの人生で
いろいろあったのは事実で…

これからどうなっていくのかは
まだ全然わからないけど…

振り返るのはまだ早いのだろうけど…

亡くなったオヤジの歳に
追いついたからだろうか?

なんとなく
そんな気がして…


12/18酷寒の中のスロージョグ10㎞(まさか…)

2023-12-18 17:24:00 | 日記

朝起きると
カミさんがリビングの電気カーペットの上で
布団を被って寝ていた

それを尻目にすぐに
エアコンとガスストーブのスイッチを入れ
部屋が暖かくなる間にトイレへ…

カミさんはまだ電気毛布を出していなくて
あまりにも寒かったための苦肉の策?
らしいけど…

寒くなかった?

全然…

そう答えたけれど
実際はそこそこ寒かったのだろうと記憶

でも
コンパネベッドの副産物というか
ただ硬いだけじゃなく
下からの冷気も遮断するみたいで…

普通に毛布一枚と掛け布団一枚でも
自分の体温だけで充分な温かさが
確保できてるって感じか?たぶん…

なので
今冬はおそらく電気毛布の出番は無しに…

というか
よく考えると毎年してないんだっけ?
どんなに寒くっても…

根っからの暑がり?

寝室のエアコンを
1時間ほどタイマーセットして寝れば
それでこと足りると…

もちろん朝起きたときは寒いけど…









そんな酷寒の今日
小雪がチラついていたけど
3日間も休足日だったので
意を決してウェアに着替えることに…

さすがに3日も走らないでブラブラしてると
身体がナマるだけじゃなく
おそらく体重もかなり増えてると…

昨日のバアさんの三回忌でも
お昼のレストランでワインボトル1本空けて
飲み食い三昧だったし…

気持ちお腹が出てきたというより
実際に少しで出てるのがわかるほど…

身体を動かしてない割には
走ってるいつもと変わらぬ食事量だから
体重が増えないのが不思議なくらいで…

なので
今日はどんなに酷寒でも
走れる天気なら走っとかないと…

ダイエットのためもあるけど
やっぱり走らないと気分がすぐれなくて…

そう思って
おそらく今冬一番の寒さの中を
この子をお供にして…



4日ぶりだから
13キロは走りたいところだったけど
迷いながら10キロにとどめておくことに…

あまりの寒さ
万が一のアクシデントに備えて
すぐに帰宅できるよう家を中心にして回る
10キロコースをチョイスして…

2キロ付近のちっちゃな美容室まで来たとき
不意にキュートな美容師さんが
お店から出てきて…

お店の前に停めた
可愛いクルマに乗ろうとしたとき
走ってる僕に気づいて軽く会釈を…

僕も会釈を返して
本当は話しかけたかったけど…

急いでたのか
彼女はすぐにクルマに乗り込んでしまった

チャンスがあれば
もう一度彼女の写真を撮りたかったのに…

そう思いながら
彼女に出会えた嬉しさと
声をかけられなかった悔しさとが
入り混じって複雑な気持ち…

運転席に乗り込んだ
彼女の横顔をチラ見しつつ
お店の前を通り過ぎたけど…

彼女にしてみれば
この間写真を撮られた変なジイさん
こんなに寒い今日も元気に走ってるわね…
くらいに思う
それだけでしかないんだろうなぁ

もう一度話しかけてみたいなぁ
チャンスはまだ残ってるだろうか?

って…
話しかけることができたとして
その後はどうするんだ?
何が目的なんだよ?エロジジイ…

まぁそれでも僕にしてみれば
彼女の顔を見れただけでも
10キロコースにして正解だったか…



手袋をしてても指先が痛くなるほどの寒さ
そんな中での4日ぶりの10キロは
思いのほかペースも良くて…

凍てつくような寒さの中でも
鼻風邪は治りつつあるようだし
坐骨神経痛くんも思うほど暴れなかった

ひょっとして
ジジイの復活の兆しはホンモノなのかも…

もちろん
そんなに簡単に復活できるとは思わないが
復活できる余地があるということだけでも…

まぁアラ古希になって
復活もクソもないか?








今日
気にかかることがひとつ

走り終えてシャワーを浴びたあと
洗面所で洗濯機を回していたとき
カミさんが顔を出したのだが…

パンツとシャツ姿の僕に
シャワーを浴びたのかと訊いてきて…

一瞬
カミさんが何を言いたいのか分からず…

え?シャワーだけだよ
お風呂は沸かしてないよと答えると…

そうじゃなくて
なんでシャワーを浴びてるのかと
トンチンカンな問いかけが返ってきて…

なんでっていつものように
走り終わったからシャワー浴びて
洗濯機を回してるだけだよと言うと…

カミさんは首を傾げるようにして
リビングへ戻って行ったが…

なんだか
理解に苦しむカミさんの言動…

まず第一に
僕がシャワーを浴びてるとき
カミさんが洗面所へ顔を出すことは
滅多になくて…

それはおそらく
僕の裸姿や裸に近い姿を見たくないから…

なのに
特に用事もないのに顔を出してまで
問いかけるなんて…

そしてもっと肝心なことは
初孫くんを送ったあと着替えて
ジョギングに出かけたことも
1時間以上もかかって帰ってきたことも
知ってるはずなのに…

もちろんジョギングから帰ってくると
必ずシャワーを浴びることも承知のはず…

どうして
カミさんがそんなことを訊いてきたのか
僕にはサッパリ分からず…

頭に浮かんだのは…

ひょっとして
カミさんがボケてきたのかもと…

若年性認知症にでもなったのかもと…

たしかに
朝から体調は良くないみたいだったけど…

まさかそんなことはあるまい

まさか…

そういえば
思い当たるフシが全くないわけでもない

料理を作ってるときに
味オンチだといつも見下してる僕に
味見をしてくれとか…

寒い日に暑がったり
暖かい日に寒がったりと…

いくつか…

それにしても…

本当に?

まさか…


12/17三回忌は休足日(死んじまうんだから…)

2023-12-17 17:34:00 | 日記

昨夕から強風が凄くて
まるで台風並みの嵐

今朝も同じように吹き荒れてて
前庭は大変な状況に…

今日は
バアさんの三回忌のお参りだというのに…

ひょっとして
バアさんが怒ってるのだろうか?

バカ息子であるこの老いぼれジジイの
目に余るほどの悪行三昧を…

かもしれないなぁ
否定はできないなぁ

懲りないアラ古希同士の
許されない老いらくデートをはじめ…

そんなことはさておき
とりあえずは
朝早くに玄関周りだけでも掃き掃除を…

バァさんに叱られる前に…

この子を聴きながら…




そう思いつつ箒を手にしたものの
吹き荒れる強風の中で
落ち葉たちは暴れ放題の舞い放題

掃いても掃いても…

途中で諦めざるを得ず…

ある程度はキレイにしてみたものの
数分後には元の木阿弥…

この風じゃ仕方ないとは思うものの
うなだれながら家の中に戻った

そんなブルーなジジイの思いとは関係なく
バアさんの三回忌は予定どおり始まった



少し早めに来られた菩提寺のご住職
チャラ息子たちよりも早くて…

慌てて隣家のチャラ息子に電話
もう御坊さんが来られたよ〜と…

T大卒のご住職とマラソン談義などしつつ
チャラ息子たちがやってくるのを待って…



三回忌のお参りは
11時頃から30分余りで終わった

初孫くんもそろそろ我慢できずに
お数珠とかを投げて遊び始めて…

おそらく初孫くんはまだ6歳だから
バアさんのこと殆ど忘れちまうんだろうなぁ
きっと…

オヤジが亡くなったとき
当時まだ5歳だったチャラ息子が
殆ど覚えてないのと同じように…

そんなことを思うと
やたら寂しくなってしまって…

バアさんのことは忘れても
パパと変わらないほどチャラかった
オープンカーのこの老いぼれジジイのこと
覚えていてくれるだろうか?
幾つになっても…

まぁ
忘れても構わないさ
みんな覚えてても歳を取れば
そのうち死んじまうんだから…

そう…

みんな死んじまうんだ
親孝行な出来た息子であろうと
親不孝なバカジジイであろうと…

みんな
誰もかもみんな

死んじまうんだから…