熊本阿蘇の旅、「界 阿蘇」からやまなみハイウェイからミルクロードを通り、熊本市内を目指します。
典型的な二重式火山である阿蘇山は、火口原とその中央にある高岳、根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の阿蘇五岳、それに周囲128㎞におよぶ外輪山を含めた総称です。この世界でも最大級のカルデラである阿蘇の雄大な風景をひとり占めできる道のひとつがミルクロードです。
周辺に牧場が多く点在していることからその名が付けられたのだが、文字どおり草原地帯のまっただ中を貫いて走る気分は爽快そのもの。沿道には絶景ポイントとして知られる大観峰があり、阿蘇五岳や火口原を一望することができます。
「界 阿蘇」からミルクロードを通り約44km走ると、ミルクロードの入口のあるJR九州豊肥本線「赤水駅」に到着です。「赤水駅」はとても小さな無人駅です。
小さな駅ですが、JR九州の観光列車特急「あそぼーい!」が停車します。JR九州の観光列車特急「あそぼーい!」は、豊富なフリースペース、遊び場、各所にいる犬のキャラクター「くろちゃん」など、子どもが乗って喜ぶ列車、空間になっています。
他に停車する列車は1時間に1本あるかないかです。
「赤水駅」から国道57号線を通り熊本市内を目指して下って行くと険しい渓谷の中に巨大な建築物の「新阿蘇大橋」が見えてきます。
「黒川」の峡谷にかかる国道325線の橋梁で、熊本の都市部と南阿蘇村を結ぶ主要なアクセスルートになっています。 2016年の熊本地震で崩落した旧阿蘇大橋の代替として2021年3月7日に開通しました。全長525m、最大橋脚高97m、「新阿蘇大橋」には歩道があり、歩いて渡ることができます。
又、橋のたもとには「新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュール」と言う展望所があります。「ヨ・ミュール」は、熊本弁で“良く見える”の意味。その名の通り、眼下には「新阿蘇大橋」や「長陽大橋」、「白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)」を望むことができます。また、南阿蘇村にあった仮設住宅の集会場を移設した休憩所も併設。ご当地ジェラートが楽しめる売店や休憩スペース、トイレがあり、ドライブの合間の立ち寄りスポットにもおすすめです。
こちらは「ヨ・ミュール」から見た「黒川」に架かる「新阿蘇大橋」、上流からは勢いよく「黒川」が流れてきます。
そして眼下に見える「阿蘇長陽大橋」と「黒川」と「白川」の合流点。「阿蘇長陽大橋」は、「白川」による洪水被害を防ぐ治水目的の立野ダムの建設が計画され、必要な資材や本体基礎掘削で発生した土砂を運ぶ道路として架設されました。
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「黒川」と合流した「白川」が熊本市内へ流れて行きます。遠くには赤い「白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)」の鉄橋が見えます。
熊本市内まではまだ約60kmあります。
続く、、、
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