快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 屋根やベランダ等の積雪 AND 地震 に注意 その3

2016-01-23 09:40:24 | 地震 津波
 屋根やベランダ等への積雪を除雪しようとしてケガ、死亡に至る事故は毎年多いそうなので、特に積雪に慣れていない地域では注意かも知れません。
 除雪時の事故以外にも、落雪、氷柱の落下、庭や道路での転倒、除雪車等の除雪関係機械による、巻き込まれ事故、他、普通とは違う作業になるので慣れていないために事故は起きやすいのかも知れません。


http://www.news-postseven.com/archives/20150813_341566.html

大雪による死者数 半数以上が屋根の除雪作業中などに死亡

2015.08.13 07:00
 一方の雪だが、雪がそれほど降らない地域に住む人は軽く見ているが、内閣府の「今冬期の大雪等による被害状況等について」によると、大雪の被害で死ぬ人は例年、100人前後で推移している。

 2013年11月~2014年3月までの期間で全国の死者数は95人だった。そのうち、半数以上の66人が屋根の雪下ろしなど除雪3 件作業中に亡くなっている。

 雪下ろしをしなければいいのかというと、雪で倒壊した家屋の下敷きになって死亡3 件した人が7人、落雪による死者が10人いるので、しないわけにもいかない。

 雷よりも雪のほうが死ぬ確率が高いが、実際は北海道や東北に被害が集中しているので、豪雪地帯の人々にとっては、この数字よりは大きなリスクといえる。

※週刊ポスト2015年8月21・28日号

 建物の倒壊による死亡者数は、屋根等への積雪があって地震が無い時でもこの数なのでしょうから、地震が同時にあれば当然増える事になります。
 震度がどの程度の時で、屋根やベランダ等の積雪がどれだけあった時に、建物が倒壊する可能性があるのかは、常日頃から意識して対策が必要です。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - イルカやクジラは地震を予知するのか

2016-01-21 08:32:35 | 地震 津波
 当ブログでは以前の記事「巨大地震や大津波 その13」などの記事タイトルの所、でカズハゴンドウが海岸に打ちあがられるメカニズムについて考察しました。
 「快気分析 カズハゴンドウ」とかで検索すれば出てきます。
 ただ大手検索サイトでもヒットする場合と、しない場合があるので3~4社以上で検索した方が良いかも知れません。
 最近、イルカも潜水病にかかる可能性についてのニュースを目にしましたのでご紹介します。

引用開始(一部抜粋)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082400231/
イルカ・クジラの「潜水病」、集団座礁の一因か
ハクジラ亜目の減圧症のリスクを解明した最新の研究より
2015.08.25

大量座礁との関係も?

 ハクジラ亜目のアカボウクジラは、クジラの中でも特に深く潜水し、その生態はよく知られていない。かつて科学者たちは、こうしたクジラは減圧症にならないと考えてきたが、データが集まるにつれて、そうとも言えない可能性が高まっている。(参考記事:「哺乳類最強の潜水能力?アカボウクジラ」)

 2002年、カナリア諸島で14頭のアカボウクジラが集団座礁した。その死体を解剖したところ、減圧症の兆候である気泡が組織中に確認され、直前に周辺で行われていた海軍の国際軍事演習で使われたソナーとの関連が指摘されている。

引用終了

 仮に潜水病であれば、脳にも気泡が発生して、判断能力に影響する「錯乱状態」或いは「幻覚状態」になった可能性は、あるのかも知れません。
 脳にダメージが生ずるメカニズムは以下の事が考えられます。
1.直接、脳細胞内で気泡が発生する。潜水病にかかりやすいイルカ、クジラは脳内に気泡が発生しやすくなった。
2.「急激な減圧で血液に気泡が発生し、それが脳内に届いてしまった。
3.血液が酸欠状態になった。
4.脳に血液が行きにくくなった。
5.上記1~4のいずれか複数の組合せ。

 いつになるかは別として、いずれは次第にわかって来ると思われます。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 道路等への積雪 AND 津波 に注意

2016-01-19 18:40:28 | 地震 津波
 積雪地域が多くなっているようです。

引用開始(一部抜粋)

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0224288.html
東京都心で積雪6センチ 転倒や事故 関東、東北で120人けが

01/18 07:56、01/18 14:01 更新

引用終了

 この記事の時刻での人数ですから、おそらく今はもっとではないでしょうか。

 津波と積雪が重なる確率がどの位なのか?は分かりませんが、想定しておかなければいけません。
 また積雪まで行かなくても、低温の場合は道路などの凍結がある場合が多い状況になりやすいものです。
 避難でない、通常の場合でもこれだけのケガ人が出るのですから、津波等の避難ではもっと余裕がないわけで、それなりに各自の対策が必要となります。


自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 雲仙岳 地震計の振幅計測値と動向 その5

2016-01-18 12:19:48 | 地震 津波
 先週は地震の発生が北海道、東北に偏在していた傾向がありましたが、この方面の発震は現在は減少傾向になって来ています。
 有感地震は1/17以降、茨城県以南、以西に移って来た感じがあるのですが、この傾向がこのまま継続するかどうかはわかりません。
 ただ、「地震が限られたエリアに長期間偏在する事はない」事は、当ブログで以前にも記事にした通りですので、いずれは移るものと思われます。
 雲仙岳における地震計振幅の計測グラフは次の状況です。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html

引用終了

 1/16夜から上昇がきつくなり、比較的ハイレベルになったあたりで、

震源地 九州地方南西沖
震源時 2016/01/17 18:40:48.89
震央緯度 31.337N
震央経度 128.773E
震源深さ 5.0km
マグニチュード 3.0

の地震が発生し、小さめの地震だったのですが本来ならその後にゆるやかでも下降する傾向になるはずが、ハイレベルのまま維持されてます。
 更に
2016年1月17日 22時27分ごろ 福岡県北西沖 M2.8 最大震度1
があった後も雲仙岳における地震計振幅の計測値はハイレベルなままです。

 霧島山の地震計振幅計測値は細かい波は雲仙岳とは連動性が殆ど見られませんが、6~8日を一つの大きな波と見ると、これについては連動している傾向が見受けられます。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html

引用終了
 総合して考察すると、「霧島山と雲仙岳を含む広域」で「横ずれ歪みが上昇するような地殻かプレートの動きの活発化(特別活発と言う程かどうかはわからないですが、平均よりは活発と言う事)の傾向がある」 と考えられます。
 それは霧島山の地震計振幅の計測値がグラフで見られるだけでも今年1/4以来、最もハイレベルなままなのでもわかります。


自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 屋根やベランダ等の積雪 AND 地震 に注意 その2

2016-01-17 10:58:44 | 地震 津波
 積雪や強風が場所により予想されているようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160117/k10010374801000.html

引用終了

 屋根やベランダに積雪があると縦揺れ時は負荷荷重の更なる増大、横揺れの場合はモーメントの増大がありる事が多いです。
 更に強風が吹いていると横揺れ地震に近い作用に結びつく事も場合によってはあるので注意です。
 阪神淡路大震災から21年が経ちますが、あの時は雪は降っていませんでした。
 大地震がそうそう頻繁に発生するわけはないのですが、いつ発生するかはわかりません。 
 「自宅がどの程度の耐震性か、それは屋根やベランダがどの程度の積雪までを想定しているものなのか」、は確認して、しっかり対策すると良いでしょう。
 夜中に降雪が急に増えた場合、夜間の除雪は日中より危険度が高いです。
 対策は多々あると思いますので準備を怠らない事が大切です。