快気分析

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仕組みとアプローチ -  テレビ局は新型コロナウィルス感染リスクの状況でどうすべきか 優れた才能の個人やその予備軍を生き残らせるべき

2020-05-20 08:10:25 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 個人で優れた能力が有るはずの演奏家、芸人、その他の分野で有名な人達は元より、今は無名でもこれから才能を開花させられる素養が有る若い人達なども含めて、新型コロナウィルス感染拡大の影響による外出禁止や3密回避などにより収録、公演が激減し、もはや仕事と言えるものが殆ど無くなっているケースが多いようです。
 最近は「エ? あれだけ有名で並外れた才能の人でもそんな状況のケースも有るの?」と言うのも結構耳にします。
 並外れた優れた能力の有る個人だからこそ「人を集められる」わけで、そうした文化産業の担い手達がこのパンデミックで転業したりすると今後の日本の「文化水準」が大きく低下する懸念が有るので心配です。
 それは演奏家や歌手、ダンサーなどだけでなく、お笑い芸人などだって、「人を笑わせる事」と言うのはかなり難しい事なのですからやはり有る程度は支援しなければいけないと思えます。
 ではこうした状況でテレビでは何の放送が多いのか?と言うと、過去のものの再放送が多いようです。
 確かに感染リスク軽減にはなるのかも知れませんが、平常に戻った時に才能有る人達がその業界から既に去っていて復帰不可能と言う事態になると日本にとっては大きなダメージとなるはずです。
 ではどうすれば良いか?と考えたのですが、演奏家や芸人などが個人で制作した演奏などの映像をテレビ局に送り、テレビ局は一定以上の品質のものならそうをそのまま、或いは編集したり多少加工したりして放送してはどうでしょうか。
 この方式については「そんな事をしなくても動画で配信すれば良いだけではないか?」と言う疑問も有るも知れませんが、動画、特に画質や音質の高いものをネットで視聴すると通信データが多くなります。
 最近ではモバイルルータ、スマホなどでネットを使う人が多く、格安SIMならデータ量が少ない契約だと速度制限になってしまう事が多いし、仮にデータ無制限の契約であってもある期間内に一定以上のデータ量になるとやはり速度制限がかかります。
 テレビならデータ通信料に制限は有りません。
 なので光回線ではなく、モバイルルータ、スマホ、アイフォンなどを使っている利用者はできればテレビで動画かそれより高品質な映像と音質が楽しめれば、と言う需要は少なくない、と思えます。
 では「そうした放送が仮に出来ても現状の厳しい経済状況ではスポンサーがいないのでは?」となるのかも知れませんが、視聴者の方も「アーティストや芸人などを支援する企業の姿勢を社会貢献度が高い」と高評価するので、いくらかでも余裕の有る企業はテレビ放送のスポンサーになってもそれなりの評価に結びつくケースが少なくない、と思えます。
 「外出自粛で自宅に籠っている人が激増しているからこそ、テレビをより多く視聴するはず」なのに「そのチャンスを経済活動や個人で才能有る人、或いはこれから才能を開花させられる素養が有る人達の温存、育成に結びつける事ができない」と言うのはロスの大きい事だと思えます。
 世界で十分に通用するレベルと思う分野は、歌、作曲、お笑い芸、演奏、演出、演技など多岐にわたると思えるので人材の温存と育成をこの時期にでも敢えて行って欲しいものです。


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