快気分析

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仕組みとアプローチ -  ロシアでの新型コロナウィルス感染とPCR検査大規模実施の謎

2020-05-20 01:24:01 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 以前の記事でも書いた通り、ロシアでは新型コロナウィルス感染が確認された数が多いのですが、やはり死亡者が激増しているわけではないようです。
 ではロシアで感染が激増した新型コロナウィルスですが、果たしてどのタイプなのでしょうか?
 もしかして欧州型のような悪性のタイプではないのでしょうか?
 そのあたりを把握したい所です。
 ところで仮に致死率が低いタイプだったのならばの話ですが、寧ろ感染を敢えて抑えずに集団免疫方式を採用して免疫力が有る人数割合を早めに増やし、悪性の新型コロナウィルスが感染拡大した時に備えてこの免疫が(あわ良くばですが)効果を発揮する事を期待できるわけです。
 しかし一方でロシアはPCR検査をかなり大規模に実施もしています。
 本来、危険性の小さい新型コロナウィルスを使って集団免疫を早めに構築しようとするならば、別にPCR検査をあれだけ大規模に行う事は無いはずなのに、何故? と思えてしまいました。
 ですがこれも少し考えるとわかるような気がします。
 それは「PCR検査法で陽性と確認された人達がその後、数カ月とか経ってから仮に発症、重症化、致死となった場合に、それまでの危険性の小さい新型コロナウィルスでは無く、それまでに出来た免疫が通用しない別の危険性の大きい悪性の新型コロナウィルスが感染し始めた、と言う判断の目安になる」からではないでしょうか。
 新たに出て来る危険性の大きい悪性の新型コロナウィルスがもし有るとすると、それが果たして従来型から国内で変異したものなのか、或いは外国から入って来たのか、或いは外国から入って来たものが国内で変異したのか、など様々考えられるのでしょうが、少なくともPCR検査法を大規模に実施していれば追跡調査が出来るのケースが多いと思われます。
 PCR検査法については新型コロナウィルス以外のウィルスや細菌などでも陽性になってしまったり、逆に新型コロナウィルスに感染していても陰性に出てしまったり、と十分なものではないのですが、それでもPCR検査を大規模に実施していないよりは、実施している方が集団免疫方式が最低限の犠牲で進んでいるのかどうか、と言うのはおおよそわかるのかも知れません。
 


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