快気分析

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仕組みとアプローチ -  再々考 羽田空港の滑走路衝突事故と「on the taxiway」

2024-01-07 08:25:59 | 道路と交通
 今月4日に書いた記事、サブタイトル「羽田空港滑走路での衝突事故を考える」の中で、「因みに「 runway」は「滑走路」の意味となるのが普通なのでC滑走路なのかC滑走路に出入りするただの進入路なのかの区別がつかないケースが仮に有るとすれば、 」と表現した部分なのですが、「進入路」とは言わず、「誘導路」と言うようです。
 それで思ったのですが、管制側が海保の固定翼機へ「C5誘導路上の停止位置で停止してください」と言うように「誘導路上で」の一言さえ有れば、今回の衝突事後は防げたか、或いはこれで事故が発生したにしても過失がどちら側に有るかが断定できたはずです。
 因みに「誘導路」は英語への自動翻訳では「taxiway」。「誘導路上の」は「on the taxiway」。
 なので「C5誘導路上の停止位置で停止してください」は自動翻訳で「 Please stop at the stop position on the C5 taxiway. 」となります。
 今回の管制と事故機の交信で「on the taxiway」と言うコトバが入っていたでしょうか?
 ネットで調べた範囲では確認されていません。
 「・・・たら」「・・・れば」なんて後から言うのは後の祭りで意味がない、などとよく言われますが、「・・・たら」「・・・れば」と言う反省こそがフィードバックと直結する制御的思考の基本なのですから、今後の管制表現の用語として取り入れるべきではないかと思えます。
 「on the taxiway」の表現さえ使っていれば今回の事故は無かったのかも知れないと思うのですが今後、管制用語などのカイゼンが行われるのか注目しています。


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