快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  北極圏の温暖化とメタンや一酸化二窒素の発生リスク

2018-03-03 18:49:55 | 地震 津波
 今年は北米や欧州が厳冬だったのと対称的に北極圏は暖かかったようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%8c%97%e6%a5%b5%e3%81%ae%e5%86%ac%e3%80%8c%e8%a8%98%e9%8c%b2%e7%9a%84%e3%81%aa%e6%9a%91%e3%81%95%e3%80%8d-%e6%b8%a9%e6%9a%96%e5%8c%96%e3%81%8c%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%80%810%e5%ba%a6%e8%b6%85%e3%81%88%e3%82%82/ar-BBJGjz5?ocid=UP97DHP#page=2

北極の冬「記録的な暑さ」 温暖化が影響、0度超えも
共同通信
2018/02/28 10:19
 【ワシントン共同】太陽が全く昇らない冬の北極で、異常気象により平均気温が例年より20度以上高くなり、2月としては観測史上最も「暑く」なったとの分析を米カリフォルニア大の研究者がまとめた。地球温暖化で海氷が十分に大きくならず、海面から熱が放出されたことが影響したとみている。米紙ワシントン・ポストが27日までに報じた。

引用終了

 全体で温暖化しているのか、寒冷化しているのかと言う事はまだ議論の余地があるようです。
 ただ北極圏の温暖化で泥炭層が融けて来ると次の様な問題が有るようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.afpbb.com/articles/-/2957873

北極圏の永久凍土からのメタンガス漏出は「経済時限爆弾」 、研究
2013年7月25日 8:23 発信地:パリ/フランス

【7月25日 AFP】北極圏の永久凍土の海岸線の融解によるメタンガスの大量放出は、世界の気候と経済に壊滅的な打撃を与えるかもしれないとの論文が24日、英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。

 この強力な数百億トンもの温室効果ガスは、北極海(Arctic Ocean)の浅い凍結した棚に閉じ込められているが、温室効果ガスの影響で夏の海氷が後退すると、この凍土の温度が上昇する。
 研究チームは、500億トン(50ギガトン)のメタンガスが10年間にわたって、北極海の北東ロシア沖200万平方キロを覆う東シベリア海(East Siberian Sea)底から漏れ出していると仮定したモデルを作成した。

「このメタン放出は、地球の平均温度上昇幅が2度を超過する時期を、15年から35年早めることになるだろう」と英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の経営大学院、ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール(Cambridge Judge Business School)のクリス・ホープ(Chris Hope)氏は指摘する。

引用終了

 二酸化炭素については最悪の場合、植物や植物プランクトンなどに吸収させて蓄積させれば何とかなるかも知れませんが、メタンと一酸化二窒素はそう行きません。
 その温室効果は二酸化炭素を1とするとメタンは25、一酸化二窒素は298との事です。
 この冬に北極圏で例年より多く放出されたメタンは一体どれだけなのでしょうか。
 そして北極海沿岸部の土砂や泥炭などが発する一酸化二窒素も例年に比べてどれだけ多かったのでしょうか。
 NASAなどからの情報は未だ確認できていません。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。