快気分析

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仕組みとアプローチ -  何でいきなり「コオロギを食用にする話」になるのか?

2023-02-28 08:31:41 | 地球温暖化
 最近はコオロギを次世代の食用にする話がニュースで多く見られます。
 何でいきなりコオロギ食の話になるのか?
 ネットなどで調べてみると、理由は地球環境の負荷が少ないタンパク源として昆虫食が注目され、その中でも特に食用コオロギが適していると言う事らしいです。
 個人的な見方に過ぎませんが、これについては次のいくつかの理由で疑問と思っています。

1.何もコオロギでなくても地球環境の負荷が少ないタンパク源は他に多々ある。海水や淡水域に生息する甲殻類なども水圏の虫みたいなもので、コオロギ同等かそれ以上に生産性が高くできるものも多いはず。
2.地球では陸よりも水圏の方が面積が遥かに多いのでコオロギのように陸上生物に頼るよりも海や河川湖沼などの水圏の生物に頼る方が総合生産力の点で良い。
3.昆虫類ならイナゴやハチの幼虫など、昔から食べられていたものなら問題無いかもしれないが、コオロギは食用にされて来た歴史が調べても見当たらない為、人間にどれだけ悪影響が有るかがわかっていない。
4.水圏、特に海で獲れるエビ、アミエビ、カニなどの甲殻類の方が美味しいし、加工は茹でるだけとか簡単。なのでこれらを養殖や資源増殖させた方が良い。
5.コオロギのエサとなる植物だってタダでできるものではない。植物が育つには日照も必要でそれだけ面積も必要であり、それだけ農地や森林や住宅宅地などの面積を減らさないとダメ。だったら海洋を利用できる動物プランクトンや甲殻類やその他の水圏の生物の方が人が住んでいないので有利。
6.人それぞれだが、はっきり言ってコオロギは鳴き声が綺麗だし足が有るので食べるのは気分的に抵抗がある。

 大体ですが以上の理由で「何もコオロギに限定する必要などない」と思っています。
 そもそもこうした陸上生物を敢えて選ぶと言う発想は海洋国家や河川湖沼などに恵まれた国家が考える事ではなく、大陸国家の人達が考える事なのではないでしょうか?
 
 


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