快気分析

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仕組みとアプローチ -  コオロギを食料にする事に反対意見が多い理由を考える

2023-03-03 07:34:09 | 地球温暖化
 コオロギを食料にする事に反対が多いようです。
 理由は多々あるのでしょうが、まず一つは「コオロギ食を反強制みたいな給食で出したりするから」、と言う事が有るかも知れません。
 コオロギ食が平気な人、或いは寧ろ食べてみたい人だっているわけで、ならば小袋に密封された「ふりかけ」とか「自分で追加する調味料」とかで要望者に提供し、後から自分で添加できるように自由選択制にする、とかならもっと反対は減るのか?とも思えます。
 肉が食べられない人、魚が食べられない人だっているわけですから「コオロギの粉末ならまだマシ」と言う人は多少でもいると思えます。
 もう一つの反対理由は、私も思ったのですが、「コオロギの餌となるものは安全なトウモロコシとか大豆など」と言うような話がネットでは出ていますが、だったら「トウモロコシとか大豆など」を人間がそのまま食料にした方が効率がのでは?と言う疑問です。
 例えば魚の養殖では1Kgの養殖魚をつくるのに数Kg~十数Kgの餌が必要な事が多く、大体ですが、食物連鎖が一段多くなるだけで効率が数分の一から十数分の一になってしまう事が多いのは畜産や養殖の常識です。
 それから「鉄分とかその他の栄養がコオロギの方が多い」と言うのなら「それらのミネラルなどは野菜などの植物などで摂れば良い」となるはずです。
 これらの効率や栄養の点でのコオロギのメリットを十分に裏付けられる説明ができるのなら、自由選択と言う前提でコオロギ食をしてみても良いと言う人は増えるかも知れません。
 ただいずれにしても「コオロギ成分を入れてないと言う食材や食品」には「この食べ物にはコオロギから作られたものが入っていない」と言う表示が殆どのものに必要になるかも知れません。表示されずに勝手に添加されるケースを恐れてしまう人が少なくないからです。
 
 


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