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仕組みとアプローチ -  イベルメクチンは新型コロナに効くのか? ポイントは中和抗体増加の有無とACE受容体減少の有無

2021-09-24 20:21:51 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 イベルメクチンが果たして新型コロナに効くのかどうか、と言う点については賛否両論と言う状況のようです。
 効果の有無について個人的には特にどちらとも言えないのですが、これまで駆虫薬、疥癬症薬としてかなり前から使われていて、その副作用や服用の許容値などがわかっている為、もし効果があまり望めないとしてもダメで元々と言う考え方で自己責任で服用するのは個人の自由かと思われます。
 実際にネットで割と簡単に購入できる事が多いようです。
 しかし素人が適当に服用するのはやはり危険なので、十分に調べた上で、できれば医者と相談しながらやや許容範囲より少な目で、自己責任で服用すると言う所が落としどころかと思えます。
 ところでこのイベルメクチンですが、どうして新型コロナに効く事が有るのか?と言う点について調べて行くと興味深い事がわかってきました。
 結論から言うと、イベルメクチンが新型コロナに有効化どうかはまだわからないが、有効化どうかを調べる方法は有る、と言う事かと考えています。
 その方法とはズバリ2つ。
 その1つはイベルメクチンを服用した場合に、新型コロナに対する中和抗体がイベルメクチンを服用しない場合に比べてより多く産生されるのか?
 これについての比較試験は割と簡単で、イベルメクチンを服用した後、やや効果が出て来るような時間をとってから今度は新型コロナ用ワクチンを接種する事です。
 これでイベルメクチンを服用した場合と服用しない場合で、どれだけ中和抗体ができるか、でわかると考えています。
 そしてもう1つの方法はACE2受容体に着目した時に気が付きました。
 具体的には「イベルメクチンを服用する前と後(服用後効果が出て来るようにやや時間をとってから)ACE受容体の量を比較すればわかるはず」、と言うものです。
 この観点を考えた理由は「一般に喘息やアトピーなどのアレルギー反応の有る人は新型コロナにかかりにくい」と言う事と、「その1つの理由が(新型コロナウィルスが取り付きやすい)ACE受容体が少ないから」と言う事のようだからです。
 ではイベルメクチンを服用するとACE2受容体が減る可能性が有るのか(実際に有るのかどうかはこれから調べないとわからない)と言う点ですが、実は世界で低緯度の地域では寄生虫がまだまだ蔓延していて、それでイベルメクチンが重宝なものになっているのですが、このイベルメクチンを服用すると喘息は発疹などのアレルギー反応が出るケースが少なくないようなのです。
 喘息やアトピー、アレルギーなどの反応が無かった人にイベルメクチンを投与すると、喘息や発疹などのアレルギー反応が現れる事が少なくない、と言う事のようです。
 つまりこれが免疫特性(つまり抗体や或いはその他)の変化なのか?それともACE受容体の減少なのか?と言う事になるわけで、ならば免疫特性(つまり抗体や或いはその他)の変化やACE受容体の減少あたりから探って行けば良いと言う事になるのかと思っています。
 これらの点はもしかしたら個人差が大きいのかも知れません。
 アレルゲンは人によってそれぞれ異なる事が多いので、これが新型コロナに有効に作用するケースとそうでないケースは当然考えられます。
 もしかすると中和抗体の増加でもACE受容体の減少でもない、別の免疫特性の部分である可能性(例えば他の要素によってよりアレルギー体質になるケースとか)も捨てきれませんが、とりあえず「中和抗体増加の有無、ACE受容体減少の有無」あたりがお手軽な比較検査のテーマかと思えます。
 


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