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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  インドと中国の国境付近でM6.3の地震発生

2017-11-18 12:00:13 | 地震 津波
 先ほどインドと中国の国境付近でM6.3の地震が発生しました。
 このエリアのM5以上の地震を、EMSCで調べると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-11-18 00:32:01.6
2hr 20min ago
29.95 N 94.84 E 10 5.1 EASTERN XIZANG-INDIA BORDER REG.
2017-11-17 22:34:19.4
4hr 17min ago
29.92 N 95.06 E 10 6.3 EASTERN XIZANG-INDIA BORDER REG.

引用終了

 EMSCのデータは2004年の途中からなのですが、今回の2件の記録しか有りません。
 少なくとも最近十数年では初めてと言う事になります。
 やはりユーラシアプレートに力、それも少なくともここ十数年間では無かった力がかかっているのでしょうか。
 そして以前に記事で書いた「ミャンマーの傾向則」のエリアとやや近い面も気になります。
 だからと言って「ミャンマーの傾向則」を拡大解釈して適用すべきなのか?と言うとこれもまた迷います。
 ただ今月に入り韓国で発生した目立つ地震とも合わせるとやはり油断は出来ない、と言う所でしょうか。

仕組みとアプローチ -  ベヨネース列岩での海面変色と八丈島東方沖地震

2017-11-18 00:34:06 | 地震 津波
 先日はベヨネース列岩で海面変色が有ったようです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011227101_20171117.html
伊豆諸島沖の海底火山で海面変色 4か月ぶり確認

11月17日 18:43NHKニュース&スポーツ

伊豆諸島の青ヶ島の南にある海底火山「ベヨネース列岩」で、海面が変色しているのが、今月14日に海上保安庁が行った観測で確認されました。海面の変色が確認されるのは、ことし7月以来4か月ぶりで、海上保安庁は今後も注意深く監視を続けることにしています。

引用終了

 前回の記事は八丈島東方沖の目立つ地震についてだったのですが。このエリアの地震について2016年からの有感地震は、

2017年11月16日 18時43分ごろ 八丈島東方沖    M6.2 最大震度3
2017年11月9日 16時42分ごろ 八丈島東方沖    M6.1 最大震度1
2017年7月22日 18時29分ごろ 八丈島東方沖   M4.5 最大震度1
2017年5月6日 23時23分ごろ 八丈島東方沖    M4.9 最大震度2
2017年4月8日 23時17分ごろ 八丈島東方沖 M4.5 最大震度2

となっていて、今年7月のベヨネース列岩での海面変色同様、ほぼ4ヶ月ぶりという点が似ています。
 ではその前はどうだったのか?と言うと、2017年にベヨネース列岩で海面が変色する前は最後が明神礁全体としても1988年が最後だったので、あまり傾向はわからなくなります。
 少なくともベヨネース列岩での海面変色と八丈島東方沖の地震がコラボしたように見えたのは1989年から後では今年の7月と11月だけとなるわけです。
 またM6以上の地震とコラボしたようなのは今回の11月だけ。
 ただこれをコラボする傾向と見て良いのかと言うと、まだ発生事例があまりにも少なく、傾向として考えるのはまだ早いのかもという所です。偶然と言う事もあるわけですから。
 仮にコラボと言う関係が有るとするならば、原理的には八丈島東方沖でプレート境界面の固着が地震と伴って外れ始めると八丈島東方沖からベヨネース列岩あたりのエリアでプレートか地殻の境界面での相対運動が激しくなり、火山性の活動が活発化してベヨネース列岩での海面変色となる、と言う所でしょうか。