“ママノリア日記

ママノリアの独り言

出会い

2005年09月12日 | アリノママノリアの日々

僕はクレイジーテレビというところで去年の末で辞めて、その後バイトを転々としたあと、ライフデザイナーサービスというところでしばらく働いていた。

ライフデザイナーサービス。すなわち人生設計のサービス。
そこの社長はとても面白い人で、だけど器の大きさを、将来の有望さを感じた。
年は僕と殆ど変わらないが知識は半端ない。性格は僕と似ていた気がする。

社長は良く僕に「物事の本質をみろ」と言った。そして世の中の人が生きて行く為には何が一番大事なことかと言うことをよく僕に問うてきた。

僕は愛情だとか優しさだとか答えたけど社長はいつも首を横に振っていた。

その答えはとりあえず内緒。


社長は女はいらないと言っていた。たとえ、そこに美女がいて色んなサービスをしてくれても、下半身は理性で抑えられると、自信満々で言っていた。この人はホモじゃないかと真剣に思って、一時ビクビクしていたが、社長を見てたらわかった。

仕事以外全く他の興味がないのだ。

ある時、花粉症に悩まされて鼻にティッシュを詰め込んで事務所にいた。鼻からぶら下げたティッシュはそのままでパソコンに打ち込んでいた。

知らない人が見たらへっぽこ社長だ。


このへっぽこ社長が一人で仕事を取ってきて僕らを食わしてくれていた。


色んな事情のもと僕はこの会社を辞めたが最後の日に社長から届いたメールは今でも大事にしている。そこに左記の社長の質問の答えが書いてあった。

この社長とは必ずこの先にどこかで出会う事になると僕は確信しているのだ。