天丼の雄

なんだか天丼が食べたくなったので、自転車を飛ばしてソバ屋さんへ。

天丼にも色々な天丼があります。今日、私が食べた天丼はドデカいエビの天ぷらがドドドドーンと二本乗った奴でした。蓋をしめた状態で来たけど、エビ天の３分の１がはみ出ていましたもん。これはね、天丼にオスとメスがあったとしたら、間違いなくオスですよ。天丼の雄だ。

よくよく天丼を観察してみると、エビ天にかかっているタレはただのタレではない。寒天状のタレを細かく刻んだものをまぶしている。ご飯には液状のタレがかかっていた。うーん、これ『ミスター味っ子』でみた奴だ！

エビ天を囓る。熱い。うれしいことにこのエビ天は厚化粧ではなかった。普通、天丼のエビ天の衣は厚めにしているものですが、このエビ天は薄化粧です。この大きさで薄化粧、すばらしい。

天丼は、丼の底に残ったご飯をエビ天で寄せ集める儀式を以て食べ終わります。満足、満足。たまの天丼もいいなあ。