０時という時間

「０時まで起きていると、お化けにつれていかれちゃうんだよ」

小学校３年くらいの時、こんな怪談がクラスで流行しました。三十代半ばともなれば、休日前の０時なんて宵の口もいいところ。なんだったら今からちょっと自転車飛ばして深夜営業のレストランまで夜食でも食べに行こうかい位のノリノリ気分になってしまいます。そもそも０時まで起きていてお化けにつれていかれるんだったら、夜勤の人は全てこの世から存在しなくなってしまうという話です。

だけど子どもの頃、０時って怖かったなあ。

ふと、夜中に目を覚まして時計を見たら０時台の時間だったときの不安と恐れはいったい何だったんだろう。その時はすかさず部屋の照明をつけたもんです。

そして５年生くらいかな。金縛りに合うことが多くなったのです。思春期や成長期は心身のバランスが不安定になるのでよくある現象らしいのですが、それを知らなかったから心霊現象かと本気で考えていました。こういうことがあったからか、いまだに暗いと眠り辛いんですよ。

今回のブログは０時がテーマなので、０時０分の間にアップしてみました。