音漏れについて。
まず、音楽はアイデンティティだと思う。
その意味ではファッションに似ている感じ?
生き方やその人の内面意識を投影してる、くらい
言っちゃってもいいと思う。
「itunesの中身などはジョハリの窓」ばりに。
※本棚とかも近いもんがあるよね。
※まあウチは本棚ないけど。全部そこらへんに積まれとる。
音楽は、聞いている瞬間の本人の情動以外にも、個人の世界を
とび出し、他人と共感したりすることで楽しかったりもするし、
僕、あたし、こんなシュミです。っていうのもある意味では
れっきとした自己紹介みたいな要素をはらんでいると思う。
「何きいてんの?あー!好っきそー!」みたいな会話もおもろいよね。
さて。
音漏れしちゃう人は、自分の志向を誰かに伝えたい気持ちが
1ミリくらいは必ずあるのだと思う。もし人様に知られたく
ないと思えば密閉型をチョイスするなどの施策はあるのだし。
先日、電車でめっちゃ音漏れてる人がいて、
見かねたおじさんが注意してた。
でも完全にシカトとかしている、
傍目に見たらほんとーにけしからん若者。
ただ、思う。音漏れは、彼らにとって周りの迷惑なんかより大切な
アイデンティティの発露なのだから注意しても根本的には無意味だぞと。
好きな服を着てるだけ、悪いことしてないよ~(ダイアモンド)の世界。
しかし時が経てば、彼らもその「手段」がいかに無意味か気づく。
さらには、音漏れをしないことで、アイデンティティのうち
これまで表面に出さず場所を選んで楽しんできたものも、
悠然と楽しめる喜びを知るだろうし。
僕なんて人にはジャズやってて、なんて言いながら実際ふだん
聴いてんのは・・・あんまり言いたくないです。(※自主規制)
10年前のとか今だにヘビーローテしてたりしますし。
何かまとまりませんが、まあ、そんなことをふと思いましたよ。