ある会社の仕事をしている過程で出くわした一つの発想に若干ハッとした。
総合エンターテインメント企業を標榜する同社の資料によれば、日本における
「遊び」の文化が成熟した時代として、江戸時代をその原点に掲げ、話を進めて
いる一節があった。
それはまあいいのですが、そこで思った。
僕らの時代は、長い歴史の中において、もしかすると江戸時代のオマケみたいな
存在なのかもしれない。特定の意味においてはね。
そう考えると面白い。自分が生きているからたまたま唯一ここだけが社会であり
日本であり世界でもあり、ってのが僕にとって昭和の後期とか平成とかである訳ですが、
300年後の未来には「あー、なんかパッとしない時代よね、あの頃。」ってなもん
かもしれない。歴史の教科書でも、小さい扱いだったりして。
特に、高度成長期以降の日本など、なんだかんだ言ってそんなもんかも。
だから何だ、と言われれば返す言葉も特にないのだが、そんなことをふと思ってさ。
まさか江戸時代のオマケだとは思わなかったけどあながち間違ってないかも、というお話。
そーなりゃみなさんも、ポスト・江戸時代の住人ですぜ。