グッドラック Takecy of Johnny’s

大島優子ちゃん大好きなタケスィブログでつ( ̄ω ̄)ムフ~

関東選抜だからテレ東がやっててもよかった気がするでつ。

2024-01-31 07:10:29 | テレビ番組
今や日本テレビの正月番組における看板コンテンツに成長した箱根駅伝中継でつが、
箱根駅伝を初めてテレビで中継したのはテレビ東京だったでつ。

それも1979年のことだから、さほど古いワケでもないでつ。
というか…
その頃、駅伝見てたかなぁ~

瀬古さんが早稲田で出てた時だなぁ~
その時のテレビ中継は1月3日の午後1時25分から2時10分まで。
箱根駅伝ゴール中継と、新聞のテレビ欄にたった1行で収まる番組タイトル。

こっそりと放送されていたでつ。
要は復路のラスト、大手町でのゴール付近の模様のみが放送されていたでつ。
翌1980年には、正午から午後3時40分まで放送された新春スポーツスペシャルなる、
テニスやゴルフの中継をもミックスさせた番組内にて、同じく復路のみ鶴見付近における中継と、
大手町でのゴールの模様が分割して生中継されているでつ。
以降、テレ東は工夫を凝らしつつ、復路の中継できるコースとゴール地点に厳選した駅伝中継を続けてきたでつ。

そして運命の1987年。
ついに現在と同じく日本テレビが局をあげて、いや読売グループの総力をあげつつ箱根駅伝の中継に乗り出すことになったでつ。
それも復路の厳選した地点だけでなく、往路のスタート地点から箱根山、折り返し地点と、2日間にわたっての生中継を実現させたでつ。
1月2日は朝7時55分から10時30分、続いて正午から午後2時まで。1月3日は朝7時55分から9時30分。
正午から午後2時までという編成。

長い歴史を持つ箱根駅伝でつが、それまでオール中継が実現していなかった理由は、決して人気がなかったからではないでつ。
現在ほど騒がれる目玉コンテンツではなかったにせよ、ラジオではかなり古い時期から某国営放送を中心に放送されていたことからも
人気と関心が高かったことがわかるでつ。

そんなテレビ中継を阻害していた最大の理由は一にも二にも“天下の険”と謳われる箱根山からの電波送信が難しかったことが原因。
テレ東におけるゴール中継からさかのぼること10年前、人類はすでに月面からのアポロ着陸を中継していたはずでつが、
箱根山からの駅伝中継は技術的にも予算的に困難を極めていたでつ。

1987年元日。
一般紙朝刊に大々的に掲載された日本テレビによる番宣広告には初の山岳ロード生中継、いままでほんの一部しか放映されなかった天下の険、
箱根の難所をクリアー。
ランナーの熱い鼓動を伝えますのコピーが躍っているでつ。
箱根駅伝が始まって67年、このときの日本テレビの箱根駅伝に懸けるエネルギーの強さが伝わってくる広告。

なにしろ山岳地帯からの完全中継に向けて700人もの人員を導入。
中継車は14台、テレビカメラは61台、クレーン車は9台を用意するという大陣容。
これが某国営放送によるものだったら、後年、確実に『プロジェクトX』の題材となっていたでつ。

当時の読売新聞記事によると、日テレの技術陣はランナーをとらえる移動中継車からの映像をヘリコプター2機でキャッチし、
駒ヶ岳、二子山の中継所、放送センターを通じて本局へと送信する方法を採用。
それだけでなく天候不順のためヘリが飛ばせないケースをも想定したうえで、鷹巣山などにも中継機材を設置するなど
万全の体制を取っていたでつ。
幸いにして、この日は天候にも恵まれ、ヘリによる中継が見事に成功。

それまでの中継では平坦な都心コースにおける力走しか見ることができなかった視聴者にも、呼吸が乱れ、
ペース配分も困難を極める山岳地帯におけるランナーの激走という箱根駅伝ならではの、もう一つの魅力を伝えることに成功したでつ。

また日本テレビによる中継は全国29ネットで放送されていたため、それまで駅伝に関心を抱く機会すらなかった若き陸上ファンへの大きな訴求ともなり、
全国に散らばるアスリート予備軍たちに、箱根駅伝への憧れを抱かせる効果もあったでつ。
本来は関東学生陸上競技連盟の主催によるローカルな学生駅伝大会である箱根駅伝を、日本テレビは平成期を経てドル箱コンテンツにまで育て上げたでつ。
果敢にもゴールのみという中継に挑み、テレビコンテンツとしての箱根駅伝を発掘したテレビ東京の功績あったでつ。。
その辺は、テレ東ならではのところでつなぁ~

サッカーW杯、女子プロレス、ローラーゲーム、新日本プロレスetc……
スポーツに限らずともエヴァンゲリオン、お笑いマンガ道場、バス旅などなど、テレ東が発掘し、人気が出てきた途端に、
他局へとさらわれてしまったコンテンツは数多いでつ。

まぁ~東京ローカルだから仕方ないとこあるけど、テレ東の功績はデカイけどね。
そいと日テレも大胆なことをやった成果でドル箱を手に入れたでつなぁ~
そいと技術の進歩も箱根駅伝をメジャーにしたでつ。

5時間のスポーツ番組、2日間で10時間で練和の時代も視聴率取れるんだからスポーツのドラマって
筋書きのないドラマなる所以だなぁ~



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