高いのも問題だ

　なんだろう、プライドというのは。
　難しい存在ではありますが。


　数年に一度この手の問題が生じます。
　厄介なのです…これが高い人と仕事をするというのは。

　
　私もプライドは高い方ですが…。
　というより、占い師が太鼓判押すくらい『好き嫌いが激しい』タイプなので（爆）
　癇に障る人とは仕事したくないです…。
　ま、世の中の人大半はそうだとは思いますが、どうかな？

　
　兎に角、自分の今までのスタイルを変えることが絶対に嫌、という方が多いので、

『じゃあこれはどうですか？』
『それがダメならこちらは？』
『それもいやなら、こういう方法がありますが』

と代替案を出さなければならないのが大変面倒くさい（本音）。


　出しても、嫌、というケースが大半なので、最後には決裂間近まで行きます（爆）
　

　私はもう出す手は尽きたぞー。
　私が嫌なら担当者交代だぞー。営業用意はいいかー？
　

　そんな感じで暫く過ごします。
　大半は相手の我儘ですから…我慢も仕事（苦笑）
　

　個人的な見解でいえば、信念とプライドは別物だと思うのです。
　

　信念というのは絶対に譲れないもの。
　そして誰にも侵すことのできない領域だと思います。
　これを持っている人は強い。


　プライドは自信だと思うのです。今まで築いてきた地位のようなもの。
　
　

　どちらも形にはならないもので、精神的なものが大きい。


　プライドの高い私ですが（笑）、自分の目的のためならプライドはとりあえず横に置きます（苦笑）
　目的のためなら手段を択ばない非道なところもあるので…あわわ…。
　そこらへんがやっぱり俗だわー、と己を思うところ（爆）

　
　ほら、頭を下げて済むような問題なら頭を下げるのさ。
　勿論、反社会的とか法的に反する場合はしませんけれど…。

　これぐらいどーでもいーやー、と思う事には、あっさり引く。
　どうでもいいことに拘りすぎて、面倒なことになるくらいなら、ここで妥協もアリかな、と。
　それが社会人としての役割でもあるので。
　ただ、絶対に引いてならんときは引かないけれどね。

　
　でもね…本当にプライドの高い人ってね…逆に柔軟なんですよ。
　懐が広いから、何を言われても平然と泰然としている。
　突き抜けて明るいし。
　本当に、凄い。脱帽。


　それだけ、自分のやってきたことに自信があって、更に努力していて、誰もが認めるような実績がある。
　そこまで行った人を見ていると逆にプライドって…なんだろう、と思います。

　この人たちにはもうそういう次元の問題じゃないんだなーって。
　そんな些末なことに係わっている暇なんてないんだなーって。
　もっと大きなもののためにエネルギーを使う必要があるってわかっているんだなー、と。


　だからそれに拘っている時点で、未熟者なんだな、とつくづく思うのです。
　小物というのか…。


　中々、懐は広くならないわー、と心の狭い私はぶつぶつ…。
　一生無理ぽいけれどね…。
　ふー。


　『この世には遊びに来た』と思うしかないんでしょうねー。寛容になるためには（苦笑）
　そう思わないとやっていけない時点で、ダメだとは思うのですが…ははは…。

　あぁ、難しい…。
　年を取ったからなれるものじゃないとわかっている分だけ、ホント、難しいなぁ、と。


　
　それにしても、プライドでもめる人たちは、何故か皆『火の星座』だったり『火の星』を持っているケースが多いのもまた不思議だ。
　やっぱりタイプ的に『一番、一番！！』と拘るところが強いからかな？


　あとは、私が『水の中の水』ってところと関係あるのかもしれないけれど…。



　火と水じゃ…やっぱり上手くいかないよねー、普通はねー。