高崎市小中養護学校PTA連合会 顧問のブログ

高崎市小中養護学校PTA連合会 2008年度顧問です。2007年度中は会長のブログとしてお世話になりました。

071123 第54回高崎市学校保健大会・・ シンポジウム・・功労者祝賀会

2007-11-23 07:00:50 | Weblog
第54回高崎市学校保健大会及び学校保健大会功労者祝賀会が開催されました。
54年間?続いている??(当初は年2回開催??・・)・・・いずれにしても伝統がある
この保健大会全国の中でも元気あるまた最高の・・と呼び声高い大会と伺っていました。
今では・・・最大のという賛辞がついての外からの評価をいただいている・・・と
冒頭の藤崎 裕高崎市学校保健会会長よりご挨拶の中で報告?がありました。
祝賀会の中でも戸田 優副会長が同じお話を・・・名実共に高崎は先進地域なんだ・・と
改めて感じました。(各地域からの問い合わせや視察等々もあるそうです)

開会式の中で表彰式がありました。その表彰対象は、以下のとおりで・・
①学校保健優良学校・・小学校6校、中学校3校(中学校の3校は、もう数年連続で)
②学校保健功労者・・・この方たちが功労者祝賀会に参加された(各部会から16人)
③よい歯の児童生徒・・代表で小・中学校各3名の児童・生徒が受賞・・(幼保小中)
④善行児童生徒・・・・親切な行いをした行為で4校(小・中各2校、計17名)
・・・人命救助に協力した行為で1校(1名)片岡中学校の生徒でした。
受賞された皆さん・・・本当におめでとうございます。
善行児童生徒には、メダルの授与もありました・・形となって残りましたね・・
その“こころ”をいつまでも忘れずに・・・そして広がりを・・期待します。◎

さて、その後のシンポジウム・・・
各学校の校長先生や関係の教職員の方々・・・PTA会長、関係のPTA役員等々が参加・・・
片岡小PTAは、生活部の部長さん、担当本部役員等でお話を聴きました。(校長先生含む)
テーマは、『子供の健康を考える―運動に視点をあてて―』と題して・・
コーディネーターに藤崎会長自ら・・・シンポジストにさまざまな立場の方が三名・・
本田幸子様(学校代表)、河崎和代様(社会体育代表)、村上晴久(行政代表)の方々で開催。
藤崎会長いわく・・・今日のシンポジウムは考えるきっかけの“場”なんです・・・と
こういった形での開催は初めての試みであるので・・・というご発言が・・・
(祝賀会の席でお話を伺ったところ、お金をかけて講師を呼んで講演それが例年だった・・それはそれで成果も◎・・ただ、今のご時勢・・・そして切羽詰った現実・・・
何より身近なことを・・現実を知る・・だからこういった取り組みしてみたんだ・・・と)

運動・・・(確かに身近で・・お三方も身近な人で・・◎)
運動・・これって・・・確かに以前は改めて協議や考える場面はある意味必要なかった・・・
生きていく中で・・生命や体力の維持?という部分で・・・運動するは前提条件だった。
それを今の世の中では・・運動の大切さという事で改めて焦点を当て考える→必要条件に
PTA・・・あるいは教育委員会で・・提唱していることを思い出しました。
早寝・早起き・朝ごはん・・これこそ・・生きていく中で必要条件そのもの・・
しかし・・・今は・・改めて唱えて・・・推奨?していく時代・・・
何か運動という言葉が、すごい特別なことをする様なイメージにさえ聞こえてしまう・・
何かおかしいですよね・・・

現状・・・
この運動を切り口にした場合は、二極化が進んでいるとの事です。
学校の体育の時間・・他の事業時間との兼ね合いの中で・・確保が(来年度は増える?)朝の全校運動集会も朝読書との格闘で時間が・・・確保が現実的には厳しい(どちらも重要)
休み時間は・・・いわゆる遊ぶ時間・・・が制限?されて・・・外遊びそのものの時間が?
そうなると・・・通常の学校の時間枠では満足に確保ができない・・
結果、スポーツ少年団やその時間枠以外の部分での運動時間の確保→二極化へのステップ。

親にとって厳しい?発言(というか・・なるほどと・・・)
今の親そのものが運動の喜びを理解しているのか?・・ただ単にスポーツをやらせるだけ
結果・・そのスポーツなりの勝ち負けにこだわる、それは本質とは違う方向へ・・
まさに・・現状のまんま・・過度の応援や過度の関わり(違う意味での)・・・これが現実

なので・・・
今の子供たちには、知識や知恵という部分でいわゆる“運動”と身も心もかかわっていく
結果・・運動の大切さや意味を理解した上で成長→自身が将来大人になって役立つと・・
先の長い話でしたが・・・今が大切だという部分の事・・・理解できました。
だから・・今の保護者の方はそういう意味での関心を持って子供たちと接するべきである。

また・・・6歳までの幼児の運動体験が、将来の瞬発能力の形成に関るという話も・・・
運動の好き嫌いは・・・確かにある・・・(データでは80%が好き10~20%が苦手?)
でも・・嫌いな子でも学校でいえば授業の工夫次第で子供は苦手意識がなくなる事が多い
家庭では、外遊びや集団での行動の場面を創出できると・・(これが大きな課題??)

運動不足→肥満のお話・・今は子供たちにとっても深刻な現状(かつては・・さほど)
現実・・・今の大人たち・・・メタボやら・・なんやら・・さまざまな問題を抱えて・・・
大人への教育を諦められて・・子供たちへ・・そうならない様に・・・
今から・・そう今からでも共育・・共に育む・・・それと協育・・協働して・・
生きるという部分での根本の体・・健康感も含めて・・・真剣に関心を持って・・
キーワードは、運動・・運動しましょう!!
(祝賀会・・沢山の皆さん400名?・・お疲れ様でした24日研究集会で・・また)