南林間6丁目にある農林省大和圃場の移転が明らかになった。
農林省ではこの圃場を平成24年度に茨城県つくば市に移転し、南林間の圃場は売却、その費用を移転にあてるとしている。急激な都市化のすすむ大和市では従前から、広大な土地を市民に還元することを求める声があり、議会でも取り上げられている。しかし農林省からは必要な施設であり、移転するには現在と同等の機能をもつ代替え地の提供が条件とされ、今日に至っている。
2月15日、圃場北側に住む方と共に市に現在の状況を確認したが、この土地は国の資産であると同時に都市に残された貴重な空地で市民の財産でもある。地方自治体が公園などを作る際、国有地などを格安で優先的に取得できる制度がある。早急に大和市での利用計画などつくり、国に働きかける必要がある。