今年は、5月18日(日)「かながわピースフェア、大和平和まつり」が20回目を迎える。そのプレ行事として厚木と岩国、座間、横須賀など米軍再編の動きなども含め「基地住民運動」の連帯と共同でシンポジウムを4月20日に生涯学習センターで開催する。私は厚木基地での運動を報告することとなった。
マッカーサー司令官が厚木基地に下りて以来、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガンへの報復戦争と常にアメリカの情勢を敏感に反映させ、市民に被害を押し付けている。
1938年 (昭和13年) 旧日本海軍が航空基地と定める。
1941年 (昭和16年) 帝都防衛海軍基地として使用が開始される
1945年 (昭和20年) 終戦により連合国(米軍)により接収
1950、51年 朝鮮戦争、米陸軍より米海軍に移管され、米第7艦隊の後方支援基地となる
1954、5年 (昭和29、30年)米軍ジェット戦闘機飛来、騒音と基地の拡張、
1964年 (昭和37年) 上草柳の舘野鉄工所に米軍機墜落 5名が死亡
1971年 (昭和46年) 基地の一部が海上自衛隊に移管され日米共同使用となる。 1972年 (昭和48年) 米空母ミッドウエーの横須賀母港
1976年 (昭和51年) 厚木基地周辺住民爆音訴訟 第1次訴訟 92名
1977年 (昭和53年) 横浜緑区にF4ファンム偵察機が墜落
1980年10月 平和とくらしを守る大和市民連絡会議結成
1981年1月 自衛隊のP-3C配備反対第3日曜日定例デモ始まる
1982年 米軍厚木基地でNLPを強行
1983年 国が厚木基地NLP代替施設の候補地に三宅島を決定
1984年 厚木基地周辺住民爆音訴訟 第2次訴訟 161名
1987年 爆音を裁く市民法廷(大和保健福祉センター)
1989年 1月 硫黄島でのNLP暫定使用に合意(日米合同委員会)
1997年 厚木基地周辺住民爆音訴訟 第3次訴訟 5046名 2000年 9,11 ニューヨークにてテロ事件
2001年9月 アフガニスタンへの報復戦争始まる 厚木基地ではデモンストレイションフライトに加え一月内に2度のNLPが強行され、大和市は米軍との交流を一時中断する。
2002年 厚木基地でのデモンストレーションフライトを廃止
FA18スーパーホーネットが厚木基地飛来、爆音苦情年間最高5583件
2007年 厚木基地周辺住民爆音訴訟 第4次訴訟 6130名