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新入生オリエンテーション・・「エタノール銃」

2011年04月04日 | 日記
4月4日(月)

 4月7日(木)の放課後には、新入生向けの部活動紹介が体育館にて行われます。
 各部活の持ち時間は1分間です。
 理科部は、簡単な紹介と「エタノール銃」を実験する予定です。


 これが、エタノール銃です。カメラのフィルムケースと画鋲と電子ライターの着火部分(火花放電により火をつける装置)、たこ糸、ビニルテープで作られています。
 フィルムケースの中にエタノール(アルコール)を2~3滴たらし、フタをしてライターの着火装置で火をつけて爆発させるというものです。その時には、激しくフタが飛んでいきます。
 ただし、今回は体育館で実験を行いますから、フタをすぐに回収できるようにたこ糸でつなげることにしました。


 まずは、このようにキリでフタに穴を開けます。


 フィルムケース本体に凧糸をビニルテープで固定します。


 たこ糸は少し長めにします。


 たこ糸のもう一方をフィルムケースのフタにつないで完成です。


 このように上手くいくかどうかを1つずつ確認します。

 このように準備しておくと、当日あわてなくてもいいと思います。
 今日は、これでお終いです。片付けをして、内田先生とこの3日間の確認をして帰りました。

【感想】一部抜粋

 ・エタノール銃を作るとき、ひもを巻くのが見た目よりも案外難しいものだと感じました。エタノールを駒込ピペットから2
~3滴垂らすのですが、少し緊張したのか、こぼれそうになってしまい、もう少し手際よくできたら良かったと反省しています。また、エタノール銃が上手くできたので、嬉しくなってみんな何回もやっていました。興奮して、周りの安全を見失うところだったのでもっと慎重になるべき点はもっとしっかりするべきだと思いました。[高2]

 ・ごく少量のエタノールなのにとても大きな音がするので、びっくりしたのと同時に爆発とはすごいエネルギーだと思いました。[高2]

手作りモーターその2

2011年04月04日 | 日記
4月4日(月)

 今日もモーター作りに挑戦しました。
全員がうまく回るまで実験を行います。


 今日も自分なりに工夫をしながらコイルを作ります。(乾電池を利用してエナメル線を回します。)


 前回と同様の形の完成品です。


 コイルを作ります。


 乾電池は単1を使用しました。


 いろいろと工夫します。


 最初は手で勢いをつけます。


 相談中です。


 こんな形のコイルも作ってみました。


 実際に回すときのセットです。


 うまく回りました。


 失敗しても何回も作り直します。


 失敗すると、みんなで相談します。


 これもうまく回ったものです。


 とにかく、エナメルをうまくはがした人が成功するようです。


 このように、手回し発電機でもよく回ります。
 今日は、理科部全員が成功しました。

 【考察】

 上手く行かない場合(みんなの意見)
 
 ・エナメル線のエナメルのはがし方が違う。
 ・はがし方が雑な場合
 ・エナメル線を途中で切ってしまった。
 ・モーターの軸になるエナメル線が真っ直ぐになっていない。
 ・クリップが小さいのにコイルの方が大きい。
 ・磁石が弱すぎて、回りにくい。

 以上、参考にして、皆さんも挑戦してみて下さい。
 ただし、小学生の皆さんは必ず大人の人とやって下さい。

 【感想】

 ・クリップモーターを3つ作りました。また、部員の幾つかの作品も操作してみました。すると、コイルの軸の長さは短くても長くても上手くいかないことが分かりました。乾電池の変わりに手回し発電機で発電してモーターを回してみました。その時は、手回し発電機を早く回すとモーターも速く回るので、電力とモーターの回転数は比例していると思いました。
  中学生の時にフレミングの法則を勉強しましたが、コイルを手で触ってみると磁界の力を実感できたので、復習になって良かったです。
 ・土台やコイルを工夫して、何度も作り直して成功したときはとても達成感があって嬉しかったです。
 ・エナメル線をしっかりと削れていないとうまく回らないので初めは失敗ばかりで大変でしたが、上手く回ったときは感動しました。
 ・何回やっても失敗したので、正直ダメだと思いましたが、最終的には完成し、うまく回ったので良かったです。
 ・3回作り直してやっと成功しましたが、嬉しかったです。
 ・私の作ったコイルがすごい勢いで回っていて、回るたびに火花のようなものがバチバチと言っていました。迫力があって楽しかったです。また、実験後のコイルを触ってみるとすごく熱いのでびっくりしました。電気のエネルギーが熱のエネルギーと運動エネルギーに変化したことがよく分かりました。
 ・最初、うまくいかずに、とても大変でしたが、最終的に回ったのでとても良かったです。
 ・何度やっても上手く行かなかったので嫌になったが、最後に激しく回ったときには感動しました。
 ・最初は、コイルが上手に回りませんでしたが、内田先生に少し手伝っていただいたら、激しく回ったので良かったです。

 何でも自分でやってみると、意外に上手く行かないものです。しかし、失敗を繰り返しながら成功したものは、「実験のコツ」として、ずっと印象に残るものだと顧問の内田先生は言っていました。
 皆さんも、モーター作りだけではなく、何事にも「失敗は成功のもと」ということを信じて取り組んでみてはどうでしょうか。

セッケン作りその4

2011年04月04日 | 日記
4月4日(月)

 今日は、4月1日(金)に反応させたセッケンを切りました。


 左が牛脂のセッケンで、右がサラダ油のセッケンです。牛脂の方が硬いのが見てもわかります。
 1ヶ月後、使ってみるのが楽しみです。


 これらもサラダ油ですが、なぜか3つだけ固まりませんでした。
 もう一度かき混ぜて、1日寝かせておこうと思います。


 固まった方のセッケンは、このようにカッターなどで切って、涼しい暗室で寝かせます。

1ヶ月後にはみんなで使ってみたいと思います。

そろそろ満開です

2011年04月04日 | 日記
4月4日(月)

 桜の花がようやく満開(8分咲きくらい)になりました。
 前回からの経過を写真で紹介します。

 3月30日(水)撮影


 同じ日の同じ木の全体です。4割程のつぼみが花になりました。


 同じ枝で4月1日(金)撮影。7割ほどの花が咲きました。


 全体写真です。


 4月3日(日)撮影。かなり花の割合が大きくなっているのがわかります。


 同じ木の枝です。

 4月4日(月)撮影。1日ではなかなか変化が分かりませんが、花の割合は確実に大きくなっています。
 ほぼ8分咲きと言えるでしょう。


 同じ木の枝です。

 明日の4月5日(火)が名古屋経済大学高蔵高等学校・中学校の入学式です。
その日は桜の花も満開になりそうです。