4月13日(水)
先日、職員室の植物を植え替えました。ほとんどが多肉植物(葉が厚い植物)や着生ランです。

これは、ショウジョウバカマです。
今年花が咲くと思っていましたが、葉が出てきました。2つの株になったので、もうそろそろ植え替えの時期になります。

オンシジウムです。洋ランの一種で、半日陰を好みます。職員室では、大きな植物の陰に置くようにしていました。
植え替えをしてから2週間経ちました。

葉のつけ根で膨らんだ部分をバルブと言います。
一度花が咲いたバルブは、二度と花を咲かせることはありません。
よく見ると、バルブの下の方から新しい葉が出てきています。これが去年のバルブから栄養分をもらってこの1年で成長していきます。上手くいくと来年花を咲かせることになります。

コチョウランの葉の付け根から出ているのは新しい若い植物です。
花芽が出てきたときに、元気が出ると思って肥料をあげてしまいました。
それが原因で、花になる予定が若い植物になってしまいました。

これも同じ鉢から出てきました。
おそらく花にはなりません。

花も弱っていて格安になっていたので購入しました。
すぐにプラスチックの鉢から一回り大きな素焼きの鉢に植え替えました。
すると、根元から新しい葉がたくさん出てきました。
これが成長すると、来年の2月頃に花が咲くことになります。

新芽の拡大写真です。斜めに出てきているので、もう少し成長してから針金でまっすぐ固定してあげる予定です。

2年前から管理しているデンドロビウムです。
見た目は葉が茶色になって、今にも枯れそうですね。
しかし、これも、他の洋ランと同じで、一度花が咲いたバルブにはもう花が咲かないのです。
新しく出てきた新芽の栄養になって、3年くらいすると茶色になって枯れていきます。

ところが、今年は植え替えの時にその大切な新芽をうっかり2つも切ってしまったのです。
新芽が出てこないと、来年は花が咲かないので心配をしていたのですが、よく見ると、2つも新芽が出てくれました。
来年が期待できそうです。