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手作りモーターその2

2011年04月04日 | 日記
4月4日(月)

 今日もモーター作りに挑戦しました。
全員がうまく回るまで実験を行います。


 今日も自分なりに工夫をしながらコイルを作ります。(乾電池を利用してエナメル線を回します。)


 前回と同様の形の完成品です。


 コイルを作ります。


 乾電池は単1を使用しました。


 いろいろと工夫します。


 最初は手で勢いをつけます。


 相談中です。


 こんな形のコイルも作ってみました。


 実際に回すときのセットです。


 うまく回りました。


 失敗しても何回も作り直します。


 失敗すると、みんなで相談します。


 これもうまく回ったものです。


 とにかく、エナメルをうまくはがした人が成功するようです。


 このように、手回し発電機でもよく回ります。
 今日は、理科部全員が成功しました。

 【考察】

 上手く行かない場合(みんなの意見)
 
 ・エナメル線のエナメルのはがし方が違う。
 ・はがし方が雑な場合
 ・エナメル線を途中で切ってしまった。
 ・モーターの軸になるエナメル線が真っ直ぐになっていない。
 ・クリップが小さいのにコイルの方が大きい。
 ・磁石が弱すぎて、回りにくい。

 以上、参考にして、皆さんも挑戦してみて下さい。
 ただし、小学生の皆さんは必ず大人の人とやって下さい。

 【感想】

 ・クリップモーターを3つ作りました。また、部員の幾つかの作品も操作してみました。すると、コイルの軸の長さは短くても長くても上手くいかないことが分かりました。乾電池の変わりに手回し発電機で発電してモーターを回してみました。その時は、手回し発電機を早く回すとモーターも速く回るので、電力とモーターの回転数は比例していると思いました。
  中学生の時にフレミングの法則を勉強しましたが、コイルを手で触ってみると磁界の力を実感できたので、復習になって良かったです。
 ・土台やコイルを工夫して、何度も作り直して成功したときはとても達成感があって嬉しかったです。
 ・エナメル線をしっかりと削れていないとうまく回らないので初めは失敗ばかりで大変でしたが、上手く回ったときは感動しました。
 ・何回やっても失敗したので、正直ダメだと思いましたが、最終的には完成し、うまく回ったので良かったです。
 ・3回作り直してやっと成功しましたが、嬉しかったです。
 ・私の作ったコイルがすごい勢いで回っていて、回るたびに火花のようなものがバチバチと言っていました。迫力があって楽しかったです。また、実験後のコイルを触ってみるとすごく熱いのでびっくりしました。電気のエネルギーが熱のエネルギーと運動エネルギーに変化したことがよく分かりました。
 ・最初、うまくいかずに、とても大変でしたが、最終的に回ったのでとても良かったです。
 ・何度やっても上手く行かなかったので嫌になったが、最後に激しく回ったときには感動しました。
 ・最初は、コイルが上手に回りませんでしたが、内田先生に少し手伝っていただいたら、激しく回ったので良かったです。

 何でも自分でやってみると、意外に上手く行かないものです。しかし、失敗を繰り返しながら成功したものは、「実験のコツ」として、ずっと印象に残るものだと顧問の内田先生は言っていました。
 皆さんも、モーター作りだけではなく、何事にも「失敗は成功のもと」ということを信じて取り組んでみてはどうでしょうか。

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