DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

Green Ribbon HEART BEAT LIVEに招待されてきました!

2013年10月19日 | ライブレポート
以前、何気なく応募していたライブイベントに当選し、招待チケットが当たったので、参戦してきました(嬉)

Green Ribbonという移植医療の啓発キャンペーンとMTVがタイアップし、アーティストたちと一緒に、臓器提供の意思表示について考えようというイベントです。

出演アーティストは、CHEMISTRYの堂珍嘉邦、moumoon、BREATHE、片平里奈の4組でした。それぞれ4曲ぐらいしか持ち時間が無かったので、少し物足りない感がありましたが、会場(渋谷AX)が小さいため、ものすごく間近でアーティストを観ることができて、良かったですよ。普通のライブだったらアリーナ席の前列ですからね(^^

私は、moumoon、片平里奈目当てで参加しました。
moumoonはこれまで本ブログで何度も取り上げていますが、『PAIN KILLER』(⇒レビューはコチラ)を出して、いま脂が乗りきっている彼らのライブをずっと観たいと思っていたので、嬉しかったです。

演奏曲は以下の通り。
1.Sunshine Girl
2.Bon Appetit
3.Love is everywhere
4.LOVE before we DIE

moumoonの初期楽曲はヒネリのあるロックだったのでライブでの演奏が想像しやすいんですが、ブレイク以降のエレクトロ主体のナンバーをどう演奏するのか興味津々でしたが(⇒ブレイク以降のレビューはコチラ)、普通のバンド編成でも違和感なく、聴かせてくれました。アレンジ頼みではなく、やはり楽曲そのものがしっかりしてるので、ライブでも映えるんだなと感じました。

そして、最後の曲の前に、1月に新譜『LOVE before we DIE』をリリース予定で、現在レコーディング中ということを教えてくれました。その中の1曲「LOVE before we DIE」を披露してくれましたよ。"死ぬ前に聴きたい音を創る"というコンセプトらしく、今までのmoumoonにない感じのスケール感の大きな力強いロックナンバーでした。

アルバムは全曲新曲らしいので、かなり新鮮で渾身な内容になるんじゃないでしょうか。今から楽しみです。

●Love Before We Die / moumoon

LOVE before we DIE (CD+Blu-ray)
クリエーター情報なし
avex trax


片平里奈は福島出身のシンガーソングライターで、個人的にすごく気になっています。アコギを担いで弾き語るスタイルからもYUIを想像させますが、声や歌い方もYUIと似ている印象を受けました。出演者みんな結構音圧高めで、にぎやかな感じだったのですが、そんな中、デビュー曲「夏の夜」をアコギ一本で弾き語りした度胸、凄いと思いました。歌声も芯があって、少し甘くて、ところどころaiko的な雰囲気も感じました。片平里菜、今後大注目だと思いますよ。

●夏の夜 / 片平里菜

夏の夜
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


BREATHEは三代目J Soul Brothersのボーカルを選出するために開催されたオーディションの決勝に残った2人で結成されたボーカルユニットですが、バックバンドがおらず演奏音源に合わせて歌うだけで、EXILEのようなダンスパフォーマンスも無かったので、なんだかカラオケを聴いているような気分になってしまいました。やっぱりバンドと一緒にパフォーマンスしてもらいたいですね。最後の曲「君が好きで」は気に入りましたよ。

●君が好きで / BREATHE


堂珍は昨年からソロでロックな活動を展開してますが、UKロック感が全面に出ていてダークな雰囲気なので少しとっつきにくい感じですね。でもカッコ良かったですよ。あの路線でいくなら、椎名林檎の東京事変みたいに、しっかりバンド名を決めて、CHEMISTRYとは区別した方が、PRしやすいんではないかなーと思いました。堂珍は曲はカッコイイんですが、トークが??な感じでした。司会から「普段意識してることは?」みたいなことを聞かれてましたが、さんざんトークを引き延ばしたあげく、質問の答えになってない回答をしてて、隣にいた熱狂的堂珍ファンの女の子も「ぬ?」というリアクションをしていたのが面白かったです。自分であれやこれやと話を巡らせていくうちに、何の話だったのかわからなくなってしまうタイプの人なんですかね(^^; 頑張れ~と思ってしまいました。

●handle me right / 堂珍嘉邦


こういったジョイントライブは普段自分からは積極的に観ようとしないアーティストにも触れられることができて、新鮮で好きですね。本イベントに出演した4組は今後もチェックしていきたいなと思いました。

以上、ライブレポートでした!

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