サウダージの難しさの謎

今、私がヴォーカルで参加しているバンド”スローライフ”で、
ポルノグラフィティ、コブクロ、スキマスイッチ等のカバーを
やっているのですが、先日の練習で、前々から感じていた
「サウダージ」の難しさの謎が解けました。

どこが難しいかわかりますか？
(ヴォーカルの話ですが)

サウダージ ポルノグラフィティ, ハルイチ, ak.homma, アキヒト, シラタマ SE カラオケで歌う人は多いけど、 実は難しいんですよね

・早口言葉みたいで舌がまわらない
・全編的にキーが高くしんどい
・歌い終わりの言葉を伸ばしながら音を下げるのに息が続かない
・テンポが速く言葉が多いため、腹筋でリズムキープしないとついて行けない
など、いろいろなポイントがあると思いますが、
やはりこの曲のクライマックスは、最後のサビで転調するところでしょう。
ここが私は最も難しいと思っています。

ここの転調は、実は、演奏よりもヴォーカルだけ先に転調するんです。
＃一応、演奏は転調の準備には入ってますが、、、

小節の切れ目が、「あなたの～」の "あ" と "な" の間なんですね。
で、演奏が転調するのは、"な"からなので、ヴォーカルは演奏の音を
頼りに転調できないんです。つまり、自分の音感を頼りに"あ"の音を
出さないといけないわけです。

なので必然的に、このヴォーカルの"あ"が、転調後の演奏をひっぱっていく
形になるので、音を探しながら弱く発声すると、せっかくの転調で
盛り上がるフレーズなのに、いきなりコケてしまいます。
ですから、自信を持って思い切って"あ"を発声しないといけないのです。
しかし、この"あ"が、中途半端でなかなか採りにくい音なんですよね。

というわけで、毎回この転調の手前になると、ドキドキしながら
歌っています（＾＾； ライブまでには完璧にマスターしたいですね。

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