金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

腰部脊柱管狭窄症(LSS)~鑑別~

2015-11-25 22:37:51 | 腰部
どうも(^_^)


お金の計算をしていると、いつも決まってお金が足りません。。。


一体、何処へ消えているのか、、、


自分の無駄遣いは記憶にない男です(´艸`*)笑


イヤイヤ、無駄遣いというか、私が使うのはほぼ、勉強関連のものばかりで、、、


ただ、欲しくなるとそこに関しては、見境なく使ってしまうんですよね。。。


このままでは、ビール代にも影響が、、、Σ(゜Д゜)


気を付けなければ。。。(・へ・)





さて、LSSシリーズです(^^)


前回はLSSの分類まで勉強しました。


この疾患を診る時のポイントは、、、


私達、セラピストが介入出来るケースか見極める事!


これが、ものすごく大事だと思います(=゜ω゜)ノ




はっきり言って、陰部感覚の異常や、膀胱直腸障害なんかが見られるケースなんかは観血的療法の適応になる事が多いと思います。


治療院で無理にこんなケースを何とかしてやろうと、ずっーと施術してても良くならないでしょう。


これは管轄外として、速やかにドクターへお任せしなければいけませんね。





悔しいですが、徒手療法にも限界はあります。。。


そこを、見極めて対診させる勇気も必要だと考えます。




診断力!!これですね<(`^´)>



ではでは、このLSSに似た、しっかり鑑別しなければいけない疾患を勉強して行きたいと思います。


それは、ズバリ、、、お分かりかもしれませんが、、、


ASO!!下肢の閉塞性動脈硬化症です!!









ASOには、LSSと似たような間欠性跛行が現れます。


この事が誤診を招くことにつながるみたいです。


新人の頃、うちの院長にしつこく言われたのを覚えています(;´Д`)




この二つを鑑別するポイントは、、、


まず、姿勢による症状の変化があるかどうかです。


LSSでは、腰を反らすと痛い、曲げると楽。


しかし、ASOでは姿勢による症状の変化はありません。


ここが一つ、重要なポイントでしょう!!



そして、動脈の拍動です。


ASOでは足背動脈や後脛骨動脈が振れません。


気を付けなければいけないのが、足背動脈は、先天的に欠損している場合があるらしいので、後脛骨動脈の方が確実らしいです。





ついでに、他にもLSSの特徴として、自転車には長く乗っていられる。


あおむけで寝れない。横向きで寝ると楽。


手押し車を押してなら、長く歩けるといった特徴があります。


これも姿勢による変化ですね。






この様な事をしっかり覚えておかねば鑑別は出来ませんね。


特にMRIなどない、治療院では所見を詳しくとり、診断するしかありません。


誤診の無い様にしなければなりませんね('ω')ノ





今回は以上です。


読んで頂いた勉強熱心な先生。有難うございます(*´ω`*)


また次回。





おわり