金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

腰部脊柱管狭窄症(LSS)~治療~

2015-11-27 22:17:48 | 腰部
どうも(^_^)


この間、患者さんに、、、


「先生はおいくつなんですか?(;^ω^)」


とよくある質問をされたので、、、合コン風に、、


「いくつに見えます?(^^♪」


と、返してみると、、、


「えーっと、、40、、41?42?、、、(*'ω'*)」


「。。。(T_T)マジで!?、、、Σ(゜Д゜)」


10近くも上に見られた、、、さすがに、、落ち込む、、、


イヤ、白衣着てるからね。。。うん、そのせいだ!そうに違いない!!


と、思い込みたい、老けてきた男です(T_T)/~~~笑






さて、またまたLSSシリーズです。


今回はアプローチ法について勉強して行きたいと思います。


前回までで、腰椎の前弯増強が、LSSの症状を増悪させることを勉強しました。





では、治療はどうすればいいのか???


単純に痛いと訴える場所をマッサージしますか???


それだけは、治療家としてやってはいけない事だと私は思います。。。


なぜなら、評価、診断、検査なき治療は、そこらのリラクゼーション専門のお店とやっている事が一緒であるからです!<(`^´)>


しっかりと、治療戦略を考えてアプローチしなければなりません。





シンプルに考えてみましょう!


腰椎の前弯増強で症状が悪化すると考えれば、、、


その腰椎を前弯させる因子を取り除けばいいのではありませんか?(・へ・)


腰椎の前弯とくれば、、、そう!


大腰筋が一番最初に思いつくのではありませんか???





ここをリリースする事により、腰椎の前弯が緩やかになり、脊柱管の圧迫も弱くなり、症状の改善につながっていくのではなかろうか。。。と、考えます。


実際に、私はその様なアプローチを行いますが、症状が改善する患者さんは結構います。


さすがに全ての患者さんに驚くほどの効果をもたらすことは出来ませんが、、、


やってみる価値は十分にあると思います。





更に言うなら、もっと効果を出しやすくするために、


ここでお得意のアナトミートレインの登場です(´艸`*)


大腰筋を含むライン。。。そう!


DFL(ディープフロントライン)です!





大腰筋だけでなく、このライン全体を解放する事が治療効果アップにつながると考えています。


斜角筋や、後脛骨筋は診ておきたい所ですし、アプローチもしやすい所ではないでしょうか。。。




ぜひ、臨床で試してみる事をお勧めします。


痛みを訴える所にばかり目を向けるのではなく、考えて治療する事が大切ですね(=゜ω゜)ノ




今回は以上です。


読んで頂いた勉強熱心な先生。有難うございます(*´ω`*)


また次回。




おわり