金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

変形性膝関節症を理解しよう~立脚初期~

2015-11-16 22:56:19 | 
どうも(^_^)


インフルエンザの予防接種をお尻に打ちました。


なぜか、うちの院長は予防接種をお尻に打ちます。。。


その方が安全で痛みも少ないからだそうです。ここで働くまで知りませんでした(*´Д`)


最初は、恥ずかしかったのですが、、、今では同じ職場の看護師さんの前でも平気でペロンとお尻を出せます。。。


慣れって恐いですね(;´Д`)そのうち前も出し、、、、おっと!、


セクハラ気味の男です。(笑)100%そんなことはしませんから!冗談ですよ~(^^)








さて、また膝OAシリーズです。


今回は、まず足関節の構造から注目して行きたいと思います。


特に後足部に注目です!!!





お題にあるように、立脚初期はこの後足部の踵骨から接地します。




後足部の構造ですが、、、


距腿関節距骨下関節から成り立ちます。



この後足部、実は人口の95%は構造的後足部内反を持っているのです。


構造的後足部外反はまれです。





次に、内果、外果の位置を見てみましょう。






もちろん、内果の方が前方にあり、外果はやや後方にあります。


当たり前ですが、、、(*´Д`)


つまり下腿は構造上、外旋傾向だと言えます。





この、後足部の内反と、下腿の外旋が、、、


立脚初期の後足部の外反と、下腿の内旋によりいい具合になりますね(*^_^*)






この下腿の内旋は、前脛骨筋により制御された内旋であり、大腿は相対的に外旋します。


この大腿の外旋は大殿筋、大内転筋に制御されています。


この時の膝の安定性は、ACLとPCLがねじれ、安定性を保つために働いています。




覚えて起きたいのは足関節のカップリングモーションですよね(^^♪


あと後足部の構造ももう少し覚えて起きたいですね。



距腿関節は回内、回外ともに5度くらいしか傾斜しませんが、、、


距骨下関節は回内へ20度、回外へ10度と、より大きなROMを持っている事も覚えて起きたいですね。


この事からも距骨下関節が重要視されている意味が解るかと思います。



よく、臨床では距骨下関節の動きが悪い人を良く見かけます。


内反、外反出来ているなと思いきや、距腿関節で動いている事が多い様に思います。




膝OAを理解する為にも足関節はとても重要になります。



先程の立脚初期でも、この後足部の外反が何らかの原因で起こらなければ、、、


後足部内反位ののままで、カップリングモーションで下腿は外旋位のまま外側へ力が働きます。


すると、これもラテラルスラストの原因になるのではないかと思います。


つまり、足関節が原因で膝OAが起こる事は大いにあると言う事です。






今回は以上です。



勉強熱心な先生。読んで頂いき有難うございます(*´ω`*)



また次回。




おわり