「私の書いたパソコン画(4)」で、友人Y.S.が飛騨高山を旅して、その折に撮った「宮川中橋畔の桜」の写真を送ってきてくれたことを書いた。
その写真から、杜牧の7言絶句「江南春」が連想され、そこで私は烟雨に煙る山村の川畔風景をパソコン画にしたのだった。
昨日またその友人Y.S.が、そのときの旅で撮ったという「白川郷全景」と題する写真を送ってきてくれた。写真はまさに桃源郷というのがぴったりを思える美しい風景だったので、私はすっかり食指を動かし、早速パソコン画にしてみることにした。
それではまず、友人Y.S.が撮った「白川郷全景」の写真からご覧いただこう。
画像上をクリックしてください
白川郷全景(撮影; 友人Y.S.)
さて、この写真を元にして、幾つかのパソコン画技法を利用し、油絵というべきか、水彩画というべきか、とにかく人の手で描いた風な絵にしていくわけだが、遠景ばかりのこの写真は、あまりにも箱庭然としてあくまでも細かく、マウスで描くにはどうしても限界がある。極めて難しい素材だった。
そこでマウスを使うのは最小限に止め、もっぱら手を使わない画像処理技法を多用したわけだが、そうするとどうしても元の写真とはあまり違わないない雰囲気の絵になってしまうのだった。
「これでも絵なの? 写真じゃないの?」とおっしゃる向きもあろうかと思うが、そこのところはご勘弁願いたい。
画像上をクリックしてください
白川郷遠望
パソコン画にもかかわらず、上に掲載した作品は写真からそれほど離れていないようにも思われた。そこで、中景部分に点在する家屋を中心に、それらの輪郭線を強調させて描き直してみた。
白川郷遠望
(輪郭線強調版)
その写真から、杜牧の7言絶句「江南春」が連想され、そこで私は烟雨に煙る山村の川畔風景をパソコン画にしたのだった。
昨日またその友人Y.S.が、そのときの旅で撮ったという「白川郷全景」と題する写真を送ってきてくれた。写真はまさに桃源郷というのがぴったりを思える美しい風景だったので、私はすっかり食指を動かし、早速パソコン画にしてみることにした。
それではまず、友人Y.S.が撮った「白川郷全景」の写真からご覧いただこう。
白川郷全景(撮影; 友人Y.S.)
さて、この写真を元にして、幾つかのパソコン画技法を利用し、油絵というべきか、水彩画というべきか、とにかく人の手で描いた風な絵にしていくわけだが、遠景ばかりのこの写真は、あまりにも箱庭然としてあくまでも細かく、マウスで描くにはどうしても限界がある。極めて難しい素材だった。
そこでマウスを使うのは最小限に止め、もっぱら手を使わない画像処理技法を多用したわけだが、そうするとどうしても元の写真とはあまり違わないない雰囲気の絵になってしまうのだった。
「これでも絵なの? 写真じゃないの?」とおっしゃる向きもあろうかと思うが、そこのところはご勘弁願いたい。
白川郷遠望
パソコン画にもかかわらず、上に掲載した作品は写真からそれほど離れていないようにも思われた。そこで、中景部分に点在する家屋を中心に、それらの輪郭線を強調させて描き直してみた。
白川郷遠望
(輪郭線強調版)