Takahiko Shirai Blog

記録「白井喬彦」

私が描いたパソコン画(9)

2005-05-17 18:09:38 | 美術・音楽
ギリシャ、サントリーニ島のイオの教会である。

海の色は一色だけのように見えるかもしれないが、実は色の微妙に異なる細かい横線を無数に描き込んである。パソコン画でも細かい筆致で表現をすると、色の深みが増してくることがあるようだ。

640×480ピクセルの大きさにして描いていったら、最後に丸屋根上の十字架を描くとき、ピクセルの限界にぶつかった。そのため、十字架の縦横の白線はほぼ1ピクセルの幅で描いている。

パソコン画では、もし細部まで描く箇所があるなら、「ピクセルの限界」というものがあることに注意を要する。1ピクセルの幅では、陰を付けたりする余地がなくなってしまうからだ。


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ギリシャ・サントリーニ島の教会

私の写真美術館(7)

2005-05-17 15:39:39 | 美術・音楽
いずれも大阪と札幌の超高層ホテルの個室の窓から撮影した。

このような高い位置から俯瞰で撮った写真からは、音が聴こえてこない感じがする。まるで密閉されたカプセルの中にいるような不思議な感触を感じる。


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ユニバーサルシティの日没



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札幌の白い山並み

訳詩鑑賞『ルバイヤート』(3)

2005-05-17 00:28:31 | 文学
Edward Fitzgerald "Rubáiyát of Omar Khayyám"
矢野峰人訳 『四行詩集』から



   第五歌

イラムの園も花と散り

玉の霊杯いづくぞや、

さはれ葡萄に紅玉るび

水際みぎはの園に花ぞ咲く。




       5

Iram indeed is gone with all its Rose,
And Jamshýd's Sev'n-ring'd Cup where no one knows;
But still the Vine her ancient ruby yields,
And still a Garden by the Water blows.



   第六歌

ダヴィデもだせど、うぐひすは

薔薇くれなゐに染めんとて

神代の言葉高らかに

「酒、酒、酒」とうたひ告ぐ。




       6

And David's Lips are lock't; but in divine
High piping Pehleví, with "Wine! Wine! Wine!
Red Wine!"―the Nightingale cries to the Rose
That yellow Cheek of her's to'incarnadine.