
JR山陽線広島駅から大阪方向に上って行くと瀬野駅があります。
その進行方向の右側には鉾取山・原山などの稜線が見えます。進行方向の左側には、山陽線から少し離れますが呉娑々宇山・長者山の稜線があります。
その稜線の山陽線側に高城山・蓮華寺山の稜線がありますが、この稜線は今までの歩いたことがありません。そこで友だちを誘って出かけました。

それは良いのですが、今日は週末のためかウイークデイよりアクセスが悪くて、歩き始めたのは9時半過ぎ、九州の山に遠征したような気がしました。
山歩きは急登もありましたが、まぁまぁ問題なく高城山に到着。この山頂からの展望は思った以上に素晴らしいものでした。広島湾の海も見えました。


そこからはアップダウンの少ない尾根歩き。展望の良いところも無くてひたすら歩くだけでした。
アクセスが悪かったので想定より少し遅れて蓮華寺山の山頂に着きました。

山頂で少し遅めのランチタイム。
山頂には先着していた数名のグループと、後から登って来た、2年生になる男子を連れた家族連れの2グループだけでした。
昼食のあとその家族連れとしばしの会話。
下山の時その子に声をかけたら、「転ばないでね」と言われてしまいました。あの子の目には、一緒に来ていた自分のジジ様より高齢のタカ長がどのように見えているのでしょうか?
蓮華寺山には仲間たちと登ったことがあります。それも複数回、これから向かう安芸中野駅から登っているのです。

しかし、その尾根道を歩いても記憶がよみがえりません。記憶にあったのは途中の東屋だけでした。
その他のことはまったく思い出されなくて、別のルートを下りているのではないかと不安になり、YAMAPの軌跡で確認することもありました。
何度確認しても間違った方向に下りていません。しかし、たくさんある石仏などもまったく思い出せませんでした。


記憶にある蓮花寺に下りてきましたから、間違いなく歩いたことのあるルートを下りたはずです。
しかし、その時の記憶が、本当に、本当によみがえらないのは、記憶障害になったと言うこと???
そのようなことが心配になる蓮華寺山からの下山でした。

今日の記録です。
安芸中野駅に着いたとき間違いなくタップしたのですが、列車の発車まで2分しかなかったので大急ぎ、そのためタップがあまくなったのでしょうか、列車の中で確認したらスイッチが切れていませんでした。
行く時はそこで20分、ここでも20分と言う待ち時間でしたが、帰りは安芸中野駅に到着した列車を見ながら陸橋を下りると言う、待ち時間ゼロでした。
たまには公共交通を利用した山歩きは良いのですが、アクセスだけは思い通りにならなくて、数字以上に疲れる気がします。