大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

「議長選出・委員会委員選出についての申し入れ書」提出

2011-04-27 18:49:40 | 議会改革
「自身の議会での行動をもって議会改革に率先して取り組みます。
他の議員の方々にもはたらきかけます。」
私がこの選挙戦で、街頭演説で繰り返したフレーズの一部分です。
本日午前、申し入れ書を提出しましたので、そのままを転載します。

【転載以下】

大府市議会議長
大府市議会運営委員長  様
会派代表 各位

議長選出・委員会委員選出についての申し入れ書

平成23年4月27日
大府市議会議員 鷹羽 登久子
 

 貴職におかれましては日頃より円滑な議会運営と活性化にご尽力いただき、深く敬意を表するものでございます。
 議員の改選に際し、議会改革に期待する多くの市民の声があること、議会に対する市民の厳しい評価があることを踏まえまして、喫緊である以下の項目について積極的にご検討くださいますようお願い申し上げます。


1.議長選挙に際し、立候補制とし立候補者から所信を表明いただいた後、投票とすること。
これまでの、事前に会派間で調整されたうえで議論なく投票して選出することに対し、市民からは選考過程の不透明感が指摘されている。所信を表明いただいた後に投票することで、議会が市民に説明責任を果たすとともに、所信に賛同した議員の投票による選出は、議員が議長のリーダーシップに協力する体制づくりをすることにも有効である。
2.議会運営委員会の委員選出にあたり、会派に属さない議員がいる場合、任期4年の全期間を通じ、会派所属議員との不公平のないよう取り扱うこと。
 過去4年間を顧みるに、構成員10名の自民クラブに対し4年間で延べ12名(3名×4年)の委員が充てられており、同様に6名の市民クラブは4年間で延べ8名、共産党・公明党は各2名に対し延べ4名。自民クラブは一人1.2回は委員になることができ、2名会派は2回委員になる機会があることになる。議員平等の原則から、会派に属さない議員が4年間で0回であるのは不適切である。
3.議会改革についての特別委員会を設置する場合、全議員を委員とすること。
議会改革は当議会一丸となって取り組むべき命題であり、議会運営の多くの面を見直す以上、当事者である全議員が漏れなく検討過程に参画した上で議論し結論されねばならない。一度に議論する人数が多い、多数が集合することが困難である、などについては、委員会内で部会単位に編成することで課題は解消するものと考える。
やむを得ず会派単位で委員を割り振った場合は、会派に属さない議員は意見聴取の対象から外れ、議論にも参画できない可能性がある。会派に属さない議員に対し、意見を聴取するなど参画する手立てを講じ会派所属議員との不公平のないよう取り扱うこと。

以上

なお、当月末を以って各職が任期を終えられるため、今後の各職にもご理解賜りたく、役職名宛とさせていただいた旨申し添えます。

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