大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

傍聴者への議案提供について 一歩前進

2012-02-16 23:12:34 | 議会改革
 大府市議会は、傍聴者の議案資料提供について、少し前進することになりました。
 これまで本会議場傍聴席に1部閲覧用が置かれているだけで、委員会傍聴者には議案は提供されていませんでした。
 委員会での決算審査の際、議員が何を指して質疑応答しているのかわかるように、試験的に委員会傍聴席(7席だけ^^;)に、事業別決算資料を置いたのは先だっての9月議会。傍聴者はあまりなかったのですが、これを試行ではなく本格実施にしようということが決まり、
では予算決算だけでなく、全ての議案を委員会傍聴席に置きましょう→7部用意するなら本会議場でも7部閲覧用を置きましょう
ということがさくっと会派代表者会議でまとまり、会派に持ち帰らなくてもそれでGoしましょう、と全代表者一致で結論しました。
 会派代表者会議は非公開の会議で、こういうことが特別委員会でなく会派間の会議で決まってしまうことに少し思うところはありますが、さっさと公開が進むならそこは実を取ることに。
 公開(正規)会議でこの案件が出てくるのは、来週の議会運営委員会になりますが、異議なしで決行になる見込みです。この3月議会からすぐ対応される予定です。

 しかし、その場で若干議論になったこととして、議案に個人情報が書かれている取り扱いについてでした。
 議員にどこまで個人情報を議案に書いて渡すか、というのは市町村ごとまちまちのようですが、大府市は損害賠償案件は賠償する被害者の住所氏名まで議案に載っていますし、人事案件では諮問される方の住所氏名生年月日経歴が議員に提供されています。
 これらをそのまま傍聴者閲覧用に供するのは個人情報取扱いとしてまずいのではないか、
 として、個人情報の観点から閲覧に供することができない・不向きなものの線引きと取り扱いについてペンディングとなりました。

 その場での議案閲覧はもちろんのことですが、できるなら議員に議案が配布されたら同時に市議会ホームページに掲載して「どんな資料で何を議題に会議をするのか」を事前告知するのが望ましいと、私は考えています。いつかそうなるための第一歩として、ささやかですが閲覧資料の拡大を歓迎しています。

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