大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

議会運営委員会視察2日目、大津市議会へ

2014-10-10 23:08:09 | 議会

なんと朝7時前に、加賀温泉駅スタートな2日目。この時間に身支度して集合では、さすがに朝温泉は叶わず。残念。

午前10時から正午までの予定で、大津市議会の議会改革の取組について視察しました。
大津市議会さんのHPを見ていただくとわかるとおり、どこが見どころ、って全部というくらい取組が進んでいます。

見どころは
専門的知見の活用(大学との協定)議会BCPの策定議会ICT化、、通年議会、政策討論会、法制の見直しなど盛りだくさん。

駆け足の説明だけでも、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 議会基本条例は年明けに上程目指して策定を進めているところとのことで、「まず開かれた議会への取組をやってから」と言ってかたくなに制定に向けた道すじをつけようとしない当方に比し、「やってきたからこそ明文化して固める」と大津市議会さん。
 確かに「条例ありき」ではないが、ありきじゃないことにこだわりすぎて、制定への道筋をつけようとしないままでいるおらが議会には、特別委員会で「いつかは必要」としつこく申し上げておる私であります・・・
 ICT化やワークショップ形式での検討など、先進的な取組が進むにつれて、自力で対応できない一部の議員さんがやたらと「自分でできないから事務局職員でやって」と言う場面がないか、そうすると取組が進む分、事務局が忙しくなるし、それは議員の本分ではないよな、と懸念するところですが、大津市議会さんでは、「議員自身がやること」というのをはっきりと取り決めていて、事務局も泣きつかれても断ることができるようになっているそうです。これ大事。
 自分の関心としては、法制の見直しが好みです。議会基本条例への取組が大府市議会でなかなか進まないことへの提言とあわせて、議会内の法制の見直し・再点検が必要、とも、特別委員会では再三申し上げていました。また、予算決算の審査が常任委員会で分割付託されていることへの問題の指摘も、これまで重ねてしてきている私としては、法務法制・法体系の点検はぜひやりたいこと。

↓賛否表示とボタン。赤外線システムを使うことで、床の配線工事などが不要となったうえ、有事に議場が使えなくなっても場所を移して使うことが可能なのだそうです。


私から大津市議会さんを視察先として提案させていただきました。今年4月にローカルマニフェスト推進地方議員連盟の研修会がここ大津市議会で開催されており、そこに私費参加して、取組内容の先進性、大府市議会でぜひ参考にさせていただきたい内容が多いと実感したことから、私だけが見て聞いて了解するのでなく、同じ大府市議会のみなさんと共有したいと考えたのです。
一行の議員一同がどのように感じ受け止め、大府市議会がもっと歩みを進めることができるか、楽しみです。


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