大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

議会運営委員協議会、この任期のとりまとめと次に取り組み進めたいこと

2014-11-11 17:34:48 | 議会

議会運営委員協議会。
※本日のブログは議会・行政関係者向けになるかも。業界用語のオンパレードで、そこに注釈を省いてあります※

一般質問に一問一答制を導入してから、毎定例会ごとに振り返りを行っていますが、9月議会の後の振り返りで、「常任委員会ごとに年間研究テーマを設けて取り組んでいるが、そのテーマと被る質問をすることについてどうか」との提起があり、本日の協議で取り扱いについて改めて確認しました。
委員会で調査研究して、委員会として何らかの提言をしようとしている時に、その案件について何か意見があるなら、委員会の協議で提起提案し、委員会としての提言に反映するのが望ましいのでは、という側面と、質問内容に制限は極力加えるべきではない、との両方の考え方があります。
委員会の調査研究案件については、その核となる部分は個人質問に取り上げないこと。一方で、研究案件の核の部分をなるべく絞り、「広義に解釈すると」研究内容に「関わる」くらいのことであれば、やたらと制限しない原則で、発言の自由と個々の議員が持つ質問の権利を侵害しないことと最終確認をしました。

また、本会議場における一般質問で、初めて電子黒板をモニターとして使ってみたことを振り返り、電子黒板をその機能をより活かした活用をするために、その機能を活用して分かりやすい見える議会運営をするためにどうしたら良いか、との問題提起を、前回私から会派の意見として出しており、あわせて、どのような機能があるのか議員一同で研修する機会が必要との提案もさせていただいていました。
本日の協議で、全員の賛同をいただき、まずはどんな機能があり使いようがあるのか議員一同研修共有しようということで一致しました。その上で、わかりやすい見える議会運営にどう活かせるかの話し合いを今後していくことになります。

更に、議会内の様々な協議の場や説明を受けたり共有したりの場について、これまで曖昧であった公務との線引きについて、会議の名称と区分を再点検し、招集権者と公開範囲を協議してきた結果を、会議規則を改正し明文化した規程とするための、最終案と議決までのスケジュール案が提示されました。
これは、この任期で議会一同でやってきたことの明文化のひとつで、議会基本条例ではなくとも、大府市議会の取り組みの一定の答えと言えるものにあたります。
12月議会に議会運営委員会として提案することが間に合えば、12月で議決の方向で、早々に案の持ち帰りと反映の日程を決めました。

新年度予算の審査の方法についても、通告制の導入を前の3月議会で試行しており、本格実施に向けて最終調整を迎えています。

この任期は、大府市議会なりの歩みで、いろいろ「議論する議会へ」「黙って賛成するだけが議会じゃない」じわりじわりと確実に進んできたと感じています。
大府市議会の取り組みの手法の是非や、まだまだ市民に見える伝わる段階になっていないことなど評価はいろいろありましょうが、議会改革の定番である、議会基本条例の型とはまた異なるスタイルでの歩みです。
メンバーチェンジの時期が迫る中、こうして積み上げてきたものを、活かし、更に進めるメンバーチェンジとなることを、願ってやみません。

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