大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

8月12日 交流会議打ち合わせ

2010-08-13 09:57:48 | 未分類
出張から戻って書類整理や報告書の宿題を横目に、交流会議のための打ち合わせで名古屋へ。
11月に市民と議員の条例づくり交流会議を東海エリアで行うことを企画中ですが、
企画が進み戻りつと言った感じで、交流会議本家(?)、東京の実行委員会から、法政大学の廣瀬教授と事務局の亀井氏が台風で交通機関の乱れる中はるばる名古屋へ。

誰でも企画できる、一般的な視点での企画ではなく、「交流会議」ならではの提言を示すということ。

どのまちでも議会でも行政でも、ある面共通に抱える病巣があり、しかしそれを乗り越える人・まちが出始めている。
病巣が表出し戸惑っている現場、踏み出している現場で、まちと行政と議会を繋ぎながら奮闘している人たち。
そんな現場からの声にフォーカスして、
現場サイドから、議会に、行政に求めるものは何か
議会・行政から何ができるか、議会・行政にいる者は何をせねばならないか。

トップダウンからボトムアップの「自治」へ。(お上がトップで市民まちづくりがボトムという位置づけ自体ダメなんですが、表現の都合上こう示すとする)
エリアごとにさまざまな課題があり、東海エリアならではの事例報告をもとに提言しては。
地方開催は、東京でも講師をそろえればできることをするのではなく、開催地域の民主主義・住民主体の自治への推進力として今後に踏み出す第1歩とすること。

そうした方向での話し合いになりました。
これまで「万人向け」「万人ウケ」に照準が行っていたから、かなりの軌道修正。

私がここしばらくずっと胸中に抱いていた市民自治の課題としてこんなことがある。

改革派首長が現れて、黄門様の印籠をかざして、理想のまちを手に入れることを望み、首長に陳情してお願いを叶えてもらう方式ではまちは進んでいかない。改革派議会が牽引してまちを作るにしても「参加する市民」「口も手も出す市民」が不可欠。
では、改革首長を輩出することも議会改革も後回しでいいのか、市民が成熟するまで待つしかないのか。
市民の学習と経験による成熟 VS 印籠を持つ実行権を持つ首長・議会の改革
この関係を紐解くと、まちが自律するにはどちらも必要なファクターで、相関性がある。あとはどちらが先を行き刺激していくかということ。

事例報告の案として考えてい交渉先は、いずれも「改革派首長」「改革派議会」がリードして数年が経ったところ。その結果意思をもち意思表示を始めた市民の姿から、あぶり出されるものは?
そして、今、新たな取組に悩む市民の現場は、自律した市民自治へ産みの苦しみのさ中にいるのか?

とってもワクワクな方向性の議論ができました。広域で自治体を行脚している廣瀬教授は本当にいろいろな引き出しをお持ちです。


それにしてもこれからいよいよ大変です。9月議会は決算もあるし。9月10月に市民団体イベントもあるし。
とにかくやってしまいましょう。

夕方まで名古屋にいて、一瞬帰宅して夜の部のミーティング。こっちは市民団体9月10月イベントの打ち合わせ。どれも代理がきかないことばかりで、ここしばらくが正念場のようです。




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