大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【26年12月議会】賛成討論・大府市災害見舞金支給条例の一部改正について

2015-01-13 20:37:24 | 議会

少し時期が遅れましたが、12月議会の討論の原稿と動画をまとめていなかったので、掲載します。
私は討論に立つとき、原稿が準備してあっても、委員長報告や他の討論者の発言を聞いて、その場でアレンジをしていますが、今回はかなり大きくアレンジして発言しました。
原稿全文をこちらに掲載します。動画では、約1分半ですので、原稿と動画の音声を比べていただくと、その場でどうアレンジしているかがわかると思います。
反対討論された方に対し、判断基準や考え方が全く異なることがわかるように、とアレンジした側面もありますので、お時間のある方は、私の直前に反対討論された方のものを聞いていただくと、よりわかりやすくなるかもしれません。
動画のリンクはこちら。0:27:30あたりからです。→大府市議会インターネット録画中継

【以下 用意していた討論原稿】

災害見舞金支給条例の一部改正について 賛成討論

災害見舞金条例を設けていない自治体もある中で、死亡時20万、床上浸水3万は、県内を比較して低い水準ではなく、そもそも福祉が不十分であるとは全くいえない。
制度を設けている自治体においても、自然災害のみと定める自治体も多く、交通死亡事故を対象としているのは犬山市と当方のみ。

原因者がなく避けようがない自然災害と異なり、交通死亡事故は原因者が必ずあるということと、原因者から被害者への補償が、市税支出でなくても自賠責など他のしくみで可能であることは委員長報告にあったとおりであり、これらの点から交通死亡事故の見舞金は税収出の対象ととする必然性がない、との考えのよる見直し提案は、適正な判断であったと考える。
 もとより当市市民が被害者となる交通死亡事故は件数が非常に少なく、見舞金の支出が経営上の負担となる規模ではないため、この見直し提案は経営合理化が目的でなく、そもそも福祉サービスとして制度が適正かどうかを検証した結果であり、(合理化のために必要な福祉を切り捨てたということには全くあたらない。)

福祉サービスについては、行き過ぎず不足なく、が重要と考える当会派において、この見直しは適切なものであると結して、賛成する。