大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

7月7日(日)のつぶやき

2013-07-08 03:00:39 | 日常

昨晩は会津若松で宿泊。朝ホテルをスタートし、会津若松市一箕町にある大熊町長原仮設住宅の集会所を訪問。交流のひとときを過ごさせていただく。行政経営フォーラムご一行は他に扇町、城北に分かれて訪問のため、昼食会場で全員集合し感想やふりかえりなど共有。少々観光してただいま新幹線での帰路。


行政経営フォーラムご一行は、行政職員、学識者、専門家などで構成されている。その組み合わせで被災自治体職員の肉声ガイドで原発被災地を実際に目で見る、仮設住宅におられる皆さんとリアルに接する、その体験を一緒にしながら、自治システムを考え各々の自分の仕事を考え意見交換する意義は大きい。


仮設住宅訪問は、情報収集のなかで文字でしかなかった原発被災地の方々を、実体のあるものと体験すること、大府の仲間から「忘れてないよ、共にいこうね」と預かったメッセージをつなぐこと、が大きな二つの目的。この経験は、クールヘッドウォームハートにいろいろ考えていく根底に常にあることだろう


民主主義ってどうなんだ、実際のしくみとして機能しているのか。住民自治のあり様ってなんだ。選択の責任ってなんだ。温故ではどうだったんだ。同じ現代の日本で起こっていることとしてどうだ。これで持ち帰るべきことは何だ?目の曇り感性の鈍りはないか?自分の日々のリアルにどうつなぐのか?@大熊

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ご一行の自治体職員は、府や県など広域自治体と、政令市から数万の市などの基礎自治体にいて、皆誰に命じられたでなく自分の能動的な意思で参加し、行程の企画・調整・運営している。自分の持ち場と経験に見聞体験を突き合わせ、それぞれの感性で持ち帰り、実働につないでいく人たち。@大熊訪問


学識者は、大学で教鞭を取れば若い世代に繋がり、行政マンや議員向け講座の講師として、あるいは審議会委員として、多くのアプローチのチャンネルをお持ちの方々。専門家も実働のセクションで多くのチャンネルを持っている。そんな皆さんに混ざり、その場で多くの交換ができた。@大熊町訪問


仮設住宅訪問のひとときは本当に笑顔で過ごさせていただいた。おばちゃんは、美味しいキュウリの漬け物の漬け方を教えてくれた。ちょっと持ってきてあげる!と漬けたのを取りに行ってくれて、しっかり試食もいただいて。進まぬ課題があっても、おじちゃんおばちゃんは笑顔だった。@大熊町訪問


あなたが、永らえてここにいてくれたから、私はここに来ることができた。みなさんにお会いするからと、メッセージを持たせてくれた大府の人がいる。こうして繋がれたことが現実で、それはハッピーなことなんだと心から感じている、と、自分は伝えることができただろうか@長原仮設住宅訪問


交流のひとときが終わり、おじちゃんおばちゃんは笑顔で帰っていってくれた。私たちが帰るタクシーを手を振って見送ってくれた。ある日突然に日々の営みや生業から切り離され、先の見えない事実が知らされない日々にあっても、集い話し笑うのは「人」ならではの美しさ強さなのかもと思ったり@仮設訪問


昨年来、津波の被災地、原発被災地と色々なつてを頼りに拝見しお話をお聞きしてきた。その何もかもが連なるものであり、折々に力を貸してくださった方々に心から感謝申し上げたい。5月の南相馬、今回の大熊町とも、行政職員の方が任意で協力する形で実現している。議員の方からも聞かせていただいた。