じぃ~じの釣り日誌

渓流釣り、ワカサギ釣りとアウトドアのブログ

震災から10ヶ月

2012-01-14 | 東日本大震災

3・11から10ヶ月、これまで足が向かなかった相馬方面を一回りすることにした。

国道115号線を東に向かい、線量計では大波から、霊山、相双地区に入るまでは2~4μと比較的高いところがある。そこから、相馬に入り市内は原発から40kというのに福島市より低く、何も無かったかの様子でもある。しかし、6号線を越えて松川浦に入ると一変する。

海沿いの家屋、商店街、市場の施設が壊滅状態で、手付かずの廃墟、岸壁には放射能汚染で操業が出来ない中型漁船がズラリと係留されていた。

松川浦大橋から原釜に回ると、火力発電所まで建物の殆どが流されて見渡す限りコンクリートの基礎だけが残る、何とも言いようのない光景が広がる。

相馬港には大型の貨物船が入っていて、昨年暮れに操業を再開した火力発電所の煙突から煙が出ているのを見ると、唯一、明るい復興のノロシのようにも見えた。

新地から県境を越えて山本町に、以前仕事で訪れていた坂元駅はホームだけが残り、そこから海岸の波が見える。亘理町から仙台空港の下を潜り、閑上港まで足をのばして見た。

ガレキの量は、以前より大分少なくなっているが、復興の兆しは感じられなかった。

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