※akantaさん/写真AC
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選者は中級以上部門は夏井いつき先生、初級者部門は家藤正人先生です・
10月の兼題は【霜】冬(天文)でした。
傍題:霜の花・霜の声・青女(せいぢょ)・大霜・深霜・強霜・朝霜・夜霜(よしも)・霜晴・霜雫・霜解
※俳句歳時記
空気中の水蒸気がそのまま凍り、屋外の建造物や地表などに付着する氷晶。
気温が低く良く晴れた夜に多い。夜が明けると一面に白く輝き、日が高くなるにつれ、溶けて雫となる。
霜の花は降りた霜の美しさを花にたとえたもの。霜の声は心耳でとらえた霜夜の気配。
青女は、霜・雪を降らすという女神で、転じて霜の異称となった。
例句:【ふるさとの声のひとつに霜の声/鷹羽狩行】
妹の句:【コロコロと鎮座の母よ霜日和】(初級者部門/入選)
※写真/Photolibrary
霜日和とは霜が降りたあとの晴天。霜晴れ。《季 冬》※goo辞書
私の句:【草光り宝石のごと朝の霜】(初級者部門/入選)
お題の出たのは10月下旬なので、この句は霜の降った日の想像で詠みました。
今回は「類想」としてピックアップされていました。
多分、霜の降りた景色を「光る」と詠んだことが類想となったのでしょう!
次(12月)の兼題は【蜜柑】(三冬/植物)です。
みかんは類想が多そうな気がするので、気を付けようと思います・・・。