記録日記~ステージ4からのがん治療~

父の癌発覚から治療に至る経過を綴っています。
2013年3月よりアービタックスによる治療を行っています。

退院前日。家族集合。

2009年02月01日 23時26分36秒 | 家族

1月31日(土)

水曜、木曜と白血球が再び2000を切り、
隔離になる。
退院は日曜に延期になった。

夕方病院へ行く。
食堂をちらっと見やると、父の顔。
通り過ぎかけて足をもどす。

4人で談笑。
職場の人??
などと思いながらよく見ると、
弟と彼女と母だった。

びっくりな偶然。

引っ越すといった話をすると父はニヤニヤ。
マンション買うと、弟と彼女。

びっくりな偶然。

5人も集まり、そんな話に花が咲く。
久々、にぎやかなひととき。

人が集まると、父の口数は減る。
減るというか、他の人たちが話すから
必然、聞き役になる。

にぎやかさの中で。
それはそれでたわいもなく、
いい時間。

明日、4クールの抗がん剤治療を終えて
父、退院。

抗がん剤治療はこれでおしまい。

本当に、精神強く、父は闘った。
本当に、強かった。

 

退院を明日に控えたそんな中、
母は明日、温泉に行くという話を
弟から聞く。

弟も怒ったらしいが、
その場では「あっそう」と言った私も、
あきれるし、腹立たしい。

母を送る車中、
「信じられない、キャンセルすればいいじゃん。」と、
再び文句を言うが、そうする気はない母。

母を知っているからこそ、
「やっぱり」と思うが、
本当に、「やっぱり」で済ませていいもの?

強い疑問を感じる。

 

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