記録日記~ステージ4からのがん治療~

父の癌発覚から治療に至る経過を綴っています。
2013年3月よりアービタックスによる治療を行っています。

抗がん剤治療。最後のクールへ向けての入院。

2009年01月07日 23時46分20秒 | 5 抗がん剤治療4クール目

1月7日(水)

今日は、抗がん剤4クール目のための入院の日。

私は仕事が休みで、前日から実家へ。

七草粥を食べて、
父は車のバッテリーを外し、
コーヒーを飲んで、
病院へ。
車で送る。

途中、院内用スリッパを忘れて、
開店を待ち100均に寄る。

受付を済ませ、病棟に上がると、
前回隣のベッドだった、治療仲間のHさんが、
いたずらっぽい表情を浮かべ、父を迎える。

予定では1週間前には退院してるはずが、
副作用からの回復が遅れ、病院で年越し。
明日退院とのこと。

これまで3回の入院は同じ部屋でしたが、
今回は違う部屋でした。
看護師さんたちに、
「またよろしく。」と、
気軽なあいさつを交わしつつ、荷物を棚へ整理する。

隣のベッドの方が、筆記のメッセージを父に見せる。
『夜も「キカイ」使うからうるさいと思います』といった内容。

声帯を摂った方なのでしょう。
痰の吸引のこと。
シャキッとした感じの方で、わざわざ気をつかってくれたよう。
こちらこそ、(同室で)よろしくお願いしますとごあいさつ。

斜め向かいの方は、今日手術。
向かいの方は3クール目で同室だった方。

みんな闘っている。
いろいろなステージがある。

今日は、入院してすぐ、クレアチニン検査が始まったため、
外出して近場で外食はかなわず、
昼はふたりで1階にある食堂へ。

食堂(レストラン)。けっこう中は広かった。
従業員の利用が多い割に高かったけどね。

父は「カツ定食」、私は「山菜スパ」、コーヒー付き。
「いただきます。」

病室に戻って少し休んでいると、
Hさんが顔を出す。

回復に時間がかかったことや、
抗がん剤治療を終えてのDr.の評価。
(治癒じゃなく、緩解のこと)
今後の放射線治療のことや仕事のこと。
それから、有馬記念のこと(笑)。
有馬記念のHさんの予想馬券を
先に退院した父が買いに行っていたようで(笑)

娘の私がほほえましく感じるくらい、ふたりは仲間だ。
そして少年だ。

いいね。笑顔と元気のもと!

 

さて、最後の抗がん剤治療です。

順調に、かつ、いい「効果」がでますように!


 

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